マーケティング×テクノロジーの未来のカタチを考える

公開日:2015年12月08日

  • パブマティック 前川洋輔

企業のマーケティング活動においてテクノロジーが介在する余地は大きく広がっている。最新のソフトウェアをはじめとするあらゆるテクノロジーを駆使することで広がるマーケティングの可能性とは。

マーケティングや広告施策上の困りごとや課題(複数回答)
引用:NTTコム リサーチ 「 マーケティング・オートメーション」に関する調査結果(2015 年2月)一部編集
http://research.nttcoms.com/database/data/001951/

改めて考えるマーケティングの本質

テクノロジーの進化は、これまでもマーケティング施策の変革に寄与してきましたが、世の中のあらゆるものがデジタル化していく今日、マーケティング、とりわけ宣伝・広告といったコミュニケーション手法は新たな局面に入ったと言えるでしょう。

しかし、BI(ビジネスインテリジェンス)が進化し、マーケティングオートメーションやDMP、コンテンツマネージメントシステム(CMS)などの高度なテクノロジーが世の中を席巻しても、かのコトラーが定義した「マーケティングとは、製品と価値を生み出して他者と交換することによって、個人や団体が必要なものや欲しいものを手に入れるために利用する社会上・経営上のプロセス」という本質に変化はありません。

マーケティングの未来を想像するときこそ、実はコトラーの定義が最も重要なポイントではないでしょうか。顧客データなどを一元管理・分析し、マーケティング活動の最適化を実現するMAやDMPも …

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