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YouTuberにInstagramer SNS時代のクリエイターと企業の関係

公開日:2015年10月19日

YouTuberやInstagrammerに代表される“セミプロ”“アマチュア”クリエイターの活躍がますます目立つようになってきた昨今。一般ユーザーに対して多大な影響力を持つ彼らの黎明期から現在に至るまでの流れや、彼らと協業することで企業にもたらされるメリットを解説する。

図 ダニエル・ウェリントン×Instagrammer

Instagrammerの保井氏(アカウント名:_tuck4)の投稿

一般ユーザーに多大な影響力を持つ“アマチュア”クリエイターが登場した背景には、「誰でも情報の発信者になれる」という「情報発信の民主化」が考えられる。初めに、情報発信がどのようにして生まれたのか振り返るところから始めたい。

情報発信の民主化

インターネットが生活者に普及する以前の情報発信は、テレビ・新聞・ラジオなど、限られた人・組織に与えられた特権であった。しかし、1990年代にはPCを中心とした端末が普及し、インターネット時代の幕開けとともに、情報発信の土台が形成されていく。

総務省によれば、1997年の日本のインターネット利用の人口比率は約9%だが、2002年には約57%を突破している。さらに2003年から2004年には国内でアメーバ、ライブドアなどの「ブログ」や「mixi」の登場によって、生活者の情報発信活動が徐々に活発化し、翌年の2005年には「食べログ」などをはじめとするCGM(Consumer Generated Media)が次々と誕生した。

この頃になると、芸能人や有識者以外でも、多くの読者やPVを持つブロガーが登場し始める。企業側も、彼らを「インターネット上で影響力のあるユーザー=インフルエンサー」として、自社の新サービスの発表会に招待したり、キャンペーンに参加してもらい、ブログ記事で取り上げてもらうなど、インフルエンサーを起用したマーケティング施策が流行した。

さらに、アメリカでは2005年にYouTubeが生まれ …

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