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各ブランドの戦略――「せっけんハミガキ」「リポビタン」

公開日:2015年8月12日

商品開発からコミュニケーション戦略まで幅広く手掛けるブランドマネージャー。今号では、新規ブランドからロングセラーブランドまで、有力企業25社のブランド担当者にアンケートを実施した。彼らが現在注目しているメディアや消費トレンドを知ることで今後のブランド戦略のあり方を探る。

せっけんハミガキ
シャボン玉石けん

商品を自分ゴトに思ってもらえるよう安全性を訴求

1.担当の商品・ブランドが、ヒットにつながったマーケティングのコンセプト、および注目している広告メディア・マーケティング手法

マーケティングコンセプト

せっけんハミガキは、新聞やテレビCMなどの広告を開始して以降4年間、毎年2桁成長をしている商品です。発泡剤に合成界面活性剤ではなく無添加石けんを使用する事で、泡立ちすぎず丁寧にブラッシングができ、刺激が少ないので歯磨き後に味覚が変わりません。この特長を自分ゴトだと思ってもらうため、歯磨き粉を食品に例え、毎日口に入れるものとして安全性を訴求しています。お子さんをお持ちのご家族などに好評です。

注目のメディア・手法

新聞広告やCMを継続して行い、歯科医師会や育児系イベントでのサンプリングや、Facebookなどで地道に口コミを広げています。新規顧客獲得のために、数量限定でサンリオキャラクターの「キキ&ララ」とコラボしたパッケージを過去3回実施しています。姉妹品として、天然塩で歯周病を予防する「薬用せっけんハミガキ」を昨年発売。歯周病予防を求めるシニア層が中心となり …

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