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低迷するガム市場を活性化 モンデリーズ・ジャパンのコミュニケーション戦略

公開日:2015年6月15日

交通広告182種類を全国で展開(下左右)。ユニークなコミュニケーションで市場活性化を狙う。

ガムにしかできないことは何か

10年にわたり低迷が続いていると言われるガム市場。「クロレッツ」「ストライド」「リカルデント」といった主力ブランドを抱えるモンデリーズ・ジャパンは、昨年より市場全体の活性化に向けた施策を展開し、新しい商品価値の訴求に取り組んでいる。

ガム市場が低迷している最大の要因について、同社 カテゴリーマネージャーの徳末智江氏は「消費者にガムを噛むことの魅力が伝わっていない」と話す。同社が自主調査を行ったところ、ガムを買わない理由として挙がったのは「製品へのニーズがない」「思い浮かばない」「ワクワクしない」といった声。半面、「リフレッシュ」というワードが、ガムを食べる最大の理由として挙げられていた。

しかし、リフレッシュを訴求ポイントにする商品は、コンビニエンスストアのカウンターで買えるコーヒーやエナジードリンク類、タブレット菓子など、ガムに限らず多くある。リフレッシュする方法が多様化する中で、どうすればガムを選んでもらえるかが課題だったという。

そこで、ガムの最大のニーズであるリフレッシュに改めて立ち返り、ガムならではの魅力を実感できる機会づくりのためにスタートしたのが、「キレちゃう前にガム!」キャンペーンだ。5月11日より交通広告の掲出やプレゼントキャンペーン …

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