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資生堂のブランド戦略 “By”から“With”へ企業姿勢を転換

「女性の美の追求」という広大なカテゴリーの中で選ばれ続けるため、マーケティング改革に踏み切った資生堂。それぞれの個性を際立たせ、ブランド力の強化を目指す同社は、各ブランドの価値をどのように捉え、追求しているのか。そのキーワードとして挙げるのが、“By”から“With”への企業姿勢だ。

注力ブランドの一つ、メーキャップブランド「マキアージュ」のポスター。2015年春夏のプロモーションでは水原希子さんを起用している。

モデル:水原希子/モデルカメラマン:Raf Stahelin/商品カメラマン:児玉晴希

魚谷社長体制による改革 社内体制も変革

資生堂では、魚谷雅彦社長体制による改革が始まっている。2015年度からの中長期戦略のスタートに合わせ、28ブランドを統廃合し、主力ブランドに投資を集中することが発表されたほか、300億円以上をかけた研究開発拠点が、2018年末目途に横浜市に新設されることも明らかになった。

今年4月より、社内の体制も変革した。プレミアムな価格帯でデパートや化粧品専門店などの販売チャネルを中心とし、美容部員によるカウンセリングを行うブランド群、ドラッグストアやGMSなどの販売チャネルを中心としてセルフ販売・カウンセリングとの両方の形態を持つブランド群、低価格帯でセルフ型のチャネルが中心のブランド群の3つに区分し、商品開発から販売までを一気通貫でマネジメントする仕組みへと変革を行った …

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