「言葉」に対する理解をマーケティング領域で活かす

公開日:2015年1月07日

“高回転率”のリサーチを目指す

ワープロソフトに始まり、デジタルテクノロジーの変化に対応した、「言葉」に関わる技術を世に送り出してきたジャストシステム。同社では、自社のノウハウが活かせる領域として2011年からマーケティング支援ビジネスにも参入している。

ネットリサーチサービス「Fastask(ファストアスク)」に始まり、2014年にはターゲティング・リーチ・メディアとなるアンケート・マガジン「Answerz(アンサーズ)」のサービス提供も開始した。同社、事業企画部・シニアマネージャーの石川英輝氏は「リサーチも言葉を扱うビジネスなので、当社ならではの資産が活かせると考えた」と話す。

「Fastask」は「Fast」と「Ask」を組み合わせた造語。「ネットリサーチは従来のリサーチに比べれば、手軽で低コストではあるが、それでもまだ活用の障壁はあると感じた。そこで、より裾野広く日常の中で、手軽に活用していただくことを目指し、ジャストシステムの専門リサーチャーが調査票の作法やロジックをチェックするサポート体制も整えた」と言う。

リサーチサービスを始めたジャストシステムは、ある気付きを得る。それは「リサーチの場を使って、モニターの人を対象にプロモーションがしたい」という企業のニーズだ。

そこで開発されたのが「Answerz」だ。「Answerz」では、企業の伝えたいことをアンケートという形態に落とし込み …

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