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大正製薬 髙橋伊津美マーケティング本部長が語る宣伝戦略「情報の格差が、商品価値をつくる時代」

大正製薬 上席執行役員 マーケティング本部長 髙橋伊津美氏

ニッチから入る戦略

高齢社会において、人々の健康や美容への意識は一層の高まりを見せている。医薬品分野では、近年の規制緩和によって自由競争が始まり、市場は激化の一途をたどる。30年のマーケティング・キャリアを持つ大正製薬の髙橋氏は、「変化の続く社会環境下で、マーケティングの質も商売の質も変わってきている」ことを肌で感じている。

「新しい顧客層を獲得したい時に、従来の広告コミュニケーションだけでは難しい状況になりました。株主に経営状況を報告したり、「リポビタンD」のようなロングセラーブランドを買い続けてくれる方に最新の情報と安心を提供するには、テレビや新聞のマス広告が有効だと思いますが、特徴のある、こだわりの商品を出していく際には、フラットな情報では太刀打ちできません。

例えば、トクホ(特定保健用食品)商品についても ...

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