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成城学園創立100周年迫る、大学広報は「攻め」のフェーズへ

公開日:2014年5月27日

自校に優秀な学生を招き入れるため、卒業生からの支援を増やすため...。大学はいかに情報を発信し、ブランド価値を高めていくべきか。

宝島社のレシピ本『syunkon カフェごはん』とのコラボレーションで、4月から学内の食堂で同書のメニューを提供。期間は7月まで。4月2日にはメディアを招いての試食会が行われ、新聞会の学生が取材を受ける側の立場を経験した。

メディアを誘致する初の試み

成城大学(東京・世田谷)のキャンパス内にある学生食堂で4月2日、新聞社や地元のケーブルテレビ、ネットメディアなど10媒体を集めた試食会が開かれた。この日の目玉となったのは、人気の料理ブロガー・山本ゆりさんによるレシピ本『syunkon(シュンコン) カフェごはん』シリーズ(宝島社)に登場するメニューの数々。「ハッシュドポーク」「焼肉ドリア」「とりねぎ塩焼き」「りんごのパウンドケーキ」など、2カ所の学食で4月から通常のメニューに加えて週替わりで提供している。

同書はシリーズ4冊累計で280万部を突破しており、節約しながら手軽に作ることができるレシピを紹介している。生活の基盤となる食の大切さを学生に伝えるとともに、若い読者の開拓をにらむ宝島社のニーズと合致し実現に至った。

「試食会では日ごろ、大学新聞の取材活動に携わっている新聞会の学生に参加してもらい“取材を受ける”という体験の場を提供しました」と説明するのは企画広報課の山田泰史課長。山田課長によれば、今回の企画は「攻めの広報」という方針を掲げた成城大としては新たな試みとなる。「自ら仕掛けてメディアを誘致する活動は初のこと。これにより、学生が自分たちの大学を誇らしく思い、話題を広げるきっかけになれば」。

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