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米国マーケターが目指す、パーソナライゼーションの実現

公開日:2014年5月20日

  • Brandon K.Hill

Adobe(以下、アドビ)は米国・ユタ州ソルトレイクシティにて3月25日~27日の3日間にわたり、グローバルなデジタルマーケティングのカンファレンスである「Adobe Digital Marketing Summit2014」を開催。世界33カ国、約1100の企業から約5500名が参加した。本カンファレンスは「The Reinvention of Marketing(マーケティングの再創造)」をテーマに掲げた、基調講演からスタートした。登壇したBrad Rencher氏(Adobe SVP and GM, Digital Marketing)は「マーケターは今、テクノロジーを活用し、自身の仕事をReinvention(再創造)しようとしている。マーケティングに、求められているのは現在の環境に合わせ、その機能・役割をゼロから見直し、再創造するほどの発想の転換」と話した。具体的には「企業内の部門やそこで導入されているツール別、あるいはカスタマーが接するチャネル別にばらばらに存在し、パッチワーク状態になっているマーケティング機能を統合することが必要だ」という。

統合する上で、ハブとなるのがデータの存在だ。各部門が個別に保管、あるいは取得したチャネル別に、ばらばらになっているカスタマーのデータを統合することが、サイロ化した社内体制でパッチワーク状態になっているマーケティングの機能を統合し、Reinventionを遂げるポイントになる。

つまりは物理的に組織の壁を取り払えなくとも、まずはバーチャル空間でオンライン上の接点から得られるすべてのカスタマーのデータを集約してしまい、そこにアクセスすれば誰もがデータを使えるような状況をつくってしまう。それをきっかけに社内の組織体制やシステムも、徐々に変えていくというアプローチだ。

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