MICE強化と東京五輪が契機、地域資源をいかに「コンテンツ化」できるか

公開日:2014年5月19日

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各地に埋もれている伝統や技術こそ、日本を訪れる外国人にとって魅力あるコンテンツになりうる。

「MICE事業部」を立ち上げ

安倍政権が成長戦略の一つに掲げる「MICE(マイス)」。MICEとは、「Meeting」「Incentive」「Convention/Conference」「Exhibition」の頭文字を組み合わせた造語であり、日本で開催する国際会議や見本市などを積極的に誘致する動きが加速している。

観光庁では昨年6月、東京都や横浜市、京都市、神戸市、福岡市を「グローバルMICE戦略都市」と位置付けた。さらに2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定したことで、各自治体では従来からある観光振興策を見直す動きも出てきた。

このような流れを受け、広告会社でも固有のノウハウを活かして自治体を支援する取り組みが広がっている。オリコムでは2013年4月に「MICE事業部」を新設、地域資源の見直しや掘り起こしの支援をスタートさせた。

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