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もう「グンマー」なんて言わせない。群馬県の逆襲PR始まる

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(右から)群馬県の大澤正明知事、3月にスタートした県のプロモーション「群馬探検隊」の隊長を務める、俳優で探検家の「藤岡弘、」さん、県のマスコット「ぐんまちゃん」。3月4日に都内で開かれたイベントの様子から。

    群馬県

  • 人口:約198万人
  • 面積:約6362k㎡
  • イベント:高崎まつり(高崎市)、八木節まつり(桐生市)、世界一こいのぼりの里まつり(館林市)
  • 名所・名物:尾瀬、富岡製糸場、上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)、温泉(草津、伊香保など)、水沢うどん、こんにゃく

「地域ブランド」最下位の衝撃

群馬県は未開の地であり、「グンマー」と呼ばれる人々がいる─。数年前からインターネット上で、こんな「うわさ」が囁かれている。「グンマー」というキーワードで検索すると、その特徴を解説する写真なども多数掲載されているが、もちろんこれは都市伝説の域を出ないフィクションである。第三者からすれば笑い話で済むかもしれないが、当事者である群馬県民の心中は決して穏やかではないという。

そんな状況を見かねた群馬県の「ぐんまイメージアップ推進室」では3月、県のプロモーションとして「群馬探検隊」をスタートさせ、俳優で探検家として知られる「藤岡弘、」さんをキャラクターに起用。探検を通じて、知られざる群馬の秘密を解き明かしてもらうのが狙いだ。その様子は劇画風の漫画で再現され、特設サイトで配信されている。

ここまで聞くと、他の自治体でも見られる“自虐ネタ”と思われるかもしれない。ところが県の悩みはもっと根深いところにあった。ぐんまイメージアップ推進室の佐藤武夫室長によれば、最もダメージを受けたのが2008年の地域ブランド力ランキング(日経リサーチ)の結果だった。

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