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60年続くタオルの専門商社、「日用品のブランド化」に挑む。

公開日:2014年1月09日

1942年に創業したタオルの専門商社・日繊商工(大阪市)では2011年から、日本の生産者によるタオルをブランド化する新プロジェクトに取り組んでいる。2013年3月には、大阪・泉州の工場で製造された第一弾商品を発売した。

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大阪・泉州の「竹利タオル」工場での製造工程。ウェブサイトやリーフレットでブランドストーリーを伝えるとともに、生産者の顔が見えるようトレーサビリティーを公開している。赤いタグに刻まれた「ルルルワークス」のロゴは、パイルがループしている様を捉えている。

「ブランディングデザイン」との出会いが転機になった

2013年3月、日繊商工が発売したタオル「FUTAE GAUZE&PILE(フタエ ガーゼ&パイル)」は、同社のブランドマネージャー・奥村和広さんを中心に社内横断で企画されたブランドだ。2011年からスタートしたブランディングプロジェクトの第一弾商品にあたるもので、プロジェクト名は「ℓℓℓworks(ルルルワークス)」。「コエドビール」「ひかり味噌」などの仕事で知られる、エイトブランディングデザイン・西澤明洋さんがデザインを手掛けている。

奥村さんによれば「これまで社内にマーケティングという概念がなく、マーケティング部門も存在していなかった」という同社。その中でなぜ、「ブランドマネージャー」というポジションに就くことになったのだろうか。ちなみに、奥村さんにはもう一つの肩書があり、営業部門のチーフマネージャーなども務めている。

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