「分断」を越え、「成果」に直結する。
全社で売上に貢献するための、これからのマーケティングマネージャーにも求められる新常識。従来の「営業主導モデル」はすでに限界を迎え、今、顧客との関係構築はマーケティング、インサイドセールス、カスタマーサクセスなど複数の部門による分業体制へと急速に進化しています。
しかし、部門ごとに異なるKPIやツール、オペレーションによって生じるデータの分断やプロセスの非連携が、パイプラインの機会損失や非効率な投資を招き、成果を出しにくい組織構造になっている企業も少なくありません。
こうした課題に対するアプローチとして、米国を中心に注目されているのがRevOps(レベニューオペレーション)です。マーケティング・営業・カスタマーサクセスなど、顧客接点を担う全ての部門を一つの収益チームとして再設計し、データ・KPI・業務プロセスを横断的に統合管理することで、顧客体験と収益性を両立するオペレーション体制を実現します。
本講座では、マーケティング部門のマネージャーリーダー層を中心に、全社視点で収益に貢献する仕組みづくり=RevOpsの実践スキルを体系的に身につけます。
講師は、「レベニューオペレーション(RevOps)の教科書 部門間のデータ連携を図り収益を最大化する米国発の新常識」の著者 川上エリカ氏、丸井達郎氏。戦略からテクノロジー、パイプラインマネジメントに至るまで、現場で実践できる視点と手法を学び、収益成長に導くキーパーソンになるためのスキルを身につけます。
この講座で得られるもの
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受講対象
- マーケティング部門のマネージャー/部長/責任者
- 営業部門のマネージャー/営業企画担当者
- インサイドセールス部門の責任者・立ち上げ担当者
- カスタマーサクセス部門のマネージャー
- 経営企画・営業企画・事業企画など、部門横断プロジェクトに関与する方など
このような方に最適な講座です。
![]() scene #1 | マーケティングの成果が営業・CSにうまく連携されず、分断を感じている |
![]() scene #2 | 部署ごとにKPIがバラバラで、組織としての意思決定が曖昧になっていると感じる |
![]() scene #3 | MAやSFAなどのツールを入れたが、うまく活用できていない |
![]() scene #4 | 営業現場の感覚や属人性に依存した売上予測から抜け出せていない |
![]() scene #5 | 「施策単位」での評価ばかりで、全体の収益貢献が見えにくい |
![]() scene #6 | 経営から「もっと成果につながるマーケを」と求められているが、限界を感じている |
講座のポイント
01 GTM戦略×RevOpsテクノロジーで、売上成長の“再現性”を手に入れる。
組織のサイロ化を打破し、データドリブンな意思決定を実現する
複雑化する顧客接点と購買プロセス。属人的な判断やサイロ化したツール運用では、もはや成長を支えられません。本講座では、RevOpsという枠組みを用いて、GTM戦略の再設計から業務プロセス、テクノロジーアーキテクチャの最適化までを体系的に習得。今あるデータ・組織・ツールを活かしながら、“全社で成果を生む仕組み”を実務で運用できる力が身につきます。
02 “売上に直結するマーケティング”。部門の壁を超えた収益マネジメントで収益最大化のために横串を刺すキーパーソンへ
部門の壁を超え、売上成長を加速する次世代の収益マネジメント
本講座は、売上に貢献する組織への進化を目指すマーケティング・営業・CS部門などのマネージャー層のための実践講座です。RevOpsという新しい考え方を軸に、分断されたプロセスとKPIを統合し、再現性ある収益成長の基盤を構築。戦略からオペレーション、テクノロジーまでを横断的に学び、チームを成果に導く“実行力あるキーパーソンになるための力を身につけます。
講座で学ぶこと
01 RevOpsの基本概念を理解し、
なぜ今RevOpsが必要とされているのかを把握する
「営業」「マーケティング」「インサイドセールス」「カスタマーサクセス」——それぞれが独立したままでは、企業全体の収益活動は頭打ちになる時代に入りました
今、世界の先進企業が注目しているのがレベニューオペレーション(RevOps)という新たな考え方。部門横断で収益活動を統合し、データとプロセスで一貫した顧客体験と収益性の両立を目指します。本講座では、RevOpsの定義や背景に加え、従来の組織モデルでは解決が難しいKPIの分断、顧客データのサイロ化などの課題が、なぜRevOps導入によって解決されるのかを豊富な実例を交えて学びます。
02 RevOpsの基盤となるGTM戦略を設計する視点と、それを支えるテクノロジーの役割を理解する
テクノロジー活用の前に考える必要があるのは「どう売るか」という全体戦略。GTM戦略の再構築が、RevOpsの出発点です
RevOpsは単なるデータ統合の話ではありません。まず必要なのは、マーケティング・営業・CSの分断された「GTMモーション」を再設計し、組織全体で共有すべき収益プロセスを明確にすることです。本講座では、GTM戦略の再構築がなぜ多くの米国企業で優先されたのかを解説し、その上で、CRM、MA、BI、AIなどのテクノロジーがいかに収益活動の質とスピードを変えるかを学びます。
03 マーケティングプロセスの標準化により、営業と一貫した収益プロセスを構築する
キャンペーンの成果は、もはやマーケティング部門だけで担えるものではありません
収益最大化のためには、マーケティングから営業への「引き渡し」ではなく、「連携」が求められます。本講座では、リード/アカウント/商談という単位でプロセスを整備し、営業と一貫したパイプラインを構築するための視点を解説します。グローバル企業で採用が進むマーケティングプロセスの標準化や、スコアリング、シグナルの活用、キャンペーンの収益効果可視化の実例をもとに、戦略的なマーケティングマネジメントの構築法を学びます。
04 営業パイプラインの健全性を保ちつつ、フォーキャスト精度を高める運用体制を理解する
営業担当の「勘と経験」に頼った予測から脱却し、誰もが納得できる売上予測を立てる
受注確度の判断を属人的にするのではなく、データとプロセスに基づいた営業パイプライン運用を目指すのがRevOpsの基本姿勢です。本講座では、カバレッジやコンバージョンなどのKPI設計、ヘルススコアの活用、案件ステージの標準化などを学びながら、ボトムアップとトップダウンの両面から精度の高いフォーキャストを実現する体制づくりを解説します。会議体の整備やAIを活用した予測モデルなど、実践的な手法も取り上げます。
講師紹介

エンハンプ株式会社 兼 ゼロワングロース株式会社
代表取締役 兼 取締役CRO
川上エリカ氏
株式会社マルケト(現アドビ株式会社)でインサイドセールス部・ゼネラルビジネス営業部を統括し、企業の営業組織改革・プロセス改善・マーケティングオートメーションによるデジタルシフト、スタートアップにおけるテクノロジーを活用した組織構築を支援。株式会社みずほ銀行、株式会社リクルート及び外資系IT企業での10年超の法人営業経験、トップセールス・最優秀社員として国内外において多数の表彰実績を持つセールスモデル実践経験、マネジメントとしての事業成長牽引の経験を持つ。2022年エンハンプ株式会社を設立し代表取締役に就任、2022年11月にゼロワングロース株式会社取締役に就任。著書に『レベニューオペレーション(RevOps)の教科書 部門間のデータ連携を図り収益を最大化する米国発の新常識』(MarkeZine BOOKS)がある。

ゼロワングロース株式会社
代表取締役
丸井達郎氏
株式会社マルケト(現アドビ株式会社)にてグローバルでわずか6名しかいない重要顧客を支援する戦略コンサルティングチームに所属し、グローバルで活用される再現性の高い戦術設計フレームワークで、多くの顧客企業のデジタル変革を成功に導く。GTM戦略の立案から、マーケティング・セールスのテクノロジーまで幅広い知識を有す。自身もマーケターとして、企業の成長に大きく貢献した経験を持つ。テクノロジースタートアップ企業の海外進出も従事した後、2021年ゼロワングロース創業。仏INSEADにてCGM(Certificate in Global Management)プログラム修了。 著書に「数字指向」のマーケティング データに踊らされないための数字の読み方・使い方(MarkeZine BOOKS)とマーケティングオペレーション(MOps)の教科書 専門チームでマーケターの生産性を上げる米国発の新常識」(MarkeZine BOOKS)、レベニューオペレーション(RevOps)の教科書 部門間のデータ連携を図り収益を最大化する米国発の新常識(MarkeZine BOOKS)がある。株式会社マルケト(現アドビ株式会社)にてグローバルでわずか6名しかいない重要顧客を支援する戦略コンサルティングチームに所属し、グローバルで活用される再現性の高い戦術設計フレームワークで、多くの顧客企業のデジタル変革を成功に導く。GTM戦略の立案から、マーケティング・セールスのテクノロジーまで幅広い知識を有す。自身もマーケターとして、企業の成長に大きく貢献した経験を持つ。テクノロジースタートアップ企業の海外進出も従事した後、2021年ゼロワングロース創業。仏INSEADにてCGM(Certificate in Global Management)プログラム修了。 著書に「数字指向」のマーケティング データに踊らされないための数字の読み方・使い方(MarkeZine BOOKS)とマーケティングオペレーション(MOps)の教科書 専門チームでマーケターの生産性を上げる米国発の新常識」(MarkeZine BOOKS)、レベニューオペレーション(RevOps)の教科書 部門間のデータ連携を図り収益を最大化する米国発の新常識(MarkeZine BOOKS)がある。
本講座の講師2名による書籍『レベニューオペレーション(RevOps)の教科書 | ![]() |
カリキュラム
時間 | 講義内容 |
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第1部 | RevOpsの概要 〜収益最大化のための新しい組織モデル〜
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第2部 | RevOps設計図としてのGTM戦略とテクノロジー活用
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第3部 | RevOpsとマーケティングマネジメント
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第4部 | パイプラインマネジメントと予測精度の向上
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講座概要・パンフレット
受講形態 | 【予約受付中!8/27(水)~配信開始予定】 お申込み日から60日間視聴可能。 視聴期間内であれば、ご自身の自由なタイミングで視聴できます。 |
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受講料金 | 20,000円(税込 22,000円) |
550,000円(税込 605,000円) | |
受講のご案内 | 受講にあたっての全ての連絡事項は原則、開講前にお送りするinfo-educ@sendenkaigi.co.jpからのメールをご確認ください 本講義は、オンライン配信講義となりますご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での視聴・社内上映などは固くお断りしております。 【受講上のご案内】 ・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。該当期間内に宣伝会議マイページの「オンライン講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。 ・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。 ・本講義には質疑応答はございません。 【レジュメについて】 講義資料はご視聴頂くマイページからPDF形式でダウンロードしていただきます。 |
オンデマンド研修について |
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よくある質問
注意事項・禁止事項
- 受講は受講者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。尚、同一の講座を別々の方に受講いただくことは禁止としております。また、同一講座の受講中において、参加者の途中変更はできません。
- お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。
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