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人の心を動かす広告コミュニケーションと、心理学は非常に近しい領域です。一方で、"学問"は実務には直接役立たないと、後回しになりがちでもあります。しかし実際には、成果を出すマーケター・プランナーほど、人の心を動かす術を熟知し、アイデア出しやプレゼンに活用しています。本講座では、企画や提案の現場への落とし込み方まで含め、実践できる心理学の理論とその活用法について学びます。
研究し尽くされた人の心の理論をおさえて
施策と掛け合わせる
心理学の研究の歴史は長く、何十年も前の法則が塗り替えられることなく現在でも使われています。この心理学の普遍性に具体的なシーンを掛け合わせることで、より深いユーザーのインサイトを見つけることができます。本講座では、説得に使えるターゲットの心を動かす根拠と、戦略への組み込み方を学びます。
AIDMAやAISASなど、マーケティングで語られる購買行動の心理的プロセスがあります。最終的な購入や共有という行動までの間で何が一つひとつの行動を起こさせるのか。本講座では、そのポイントを掴んだ上で実務に応用していくためのノウハウを学びます。
無意識に使っていたあの手法には、明確な裏付けがあった
多くの企業が使っている広告コミュニケーションの手法・表現には、実は心理学が深く関係しています。コミュニケーションを考える際に、そのコミュニケーションがどのように人の心に働きかけているのかを知っておくことで、一つの手法から他の施策へ応用が可能です。人の心の動き方は、心理学の知見を通して見えてきます。また、広告やマーケティングに経験豊富な上司や提案先は、どこかで見たことのある企画では簡単に納得しません。そういった方ほどアカデミックな内容に関心を寄せています。本講座では、人の心を動かし、行動を起こさせるプロとして、知っておくべき人の心理のメカニズムをおさえます
知識を企画に。壁を感じるこのステップを乗り越えるには?
心理学を実務で活用することに難しさを感じ、本を読んだけれどうまく生かせていない…と感じる方も多くいます。その理由として考えられるのが、心理学の法則そのものから企画を考えるにはプロセスが明確でないということです。そこで本講座は、単なる知識吸収で終わらず、考え方を学び、実際の施策に落とし込めるカリキュラムを実施します。
1960年神奈川県生まれ。東京大学工学部卒業。サントリー(株)でワイン・プラント設計に従事し、発明協会賞を受賞。87年に電通に転職。メディアビジネスの調査研究やコンサルティング、消費者心理分析に従事する傍らで筑波大学大学院客員准教授も兼任。2013年3月に電通を退職し独立、現在は四元マーケティング研究室代表を務める。 主たる専門領域である消費心理・動向分析では日本の第一人者としてその分析には定評があり、このテーマでの講演多数。また地域ブランド開発も手がけ、多くの県や市町村の委員会などにも積極的に参加、ワークショップファシリテーションも行う。
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時間 | 講義内容 |
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第1部 | 認知・購買行動に影響する心理の分析 ・人の心と購買行動 ・思わず買ってしまいたくなる心理を作る ・マーケティング手法に潜む心理学 ・心理学が実現する自分ごと化(マーケティングのゴール) |
第2部 | 心理学で広告コミュニケーションを最適化する(1) ・最新脳科学を広告コミュニケーションに生かす ・ストーリーテリングで自分ごと化を促すインサイトを発見する ・インサイトを踏まえたキーメッセージ開発ワークショップ |
第3部 | 心理学で広告コミュニケーションを最適化する(2) ・広告に触れる際のユーザーの心理 ・Web上の行動で心理が出やすい理由 ・心理を上手くついたストラテジックの立て方 ・心理学を踏まえた導線づくり ・心理学を踏まえたクリエイティブ |
受講形態 | 東京会場(南青山)開催&オンライン(ZOOM)開催 | |
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開講日 | 2025年3月17日(月) | |
講義時間 | 10:00~17:20 | |
定 員 | 30名 ※東京会場(南青山) | |
講義回数 | 1日集中 | |
受講のご案内 | ※オンライン配信でご受講の皆様へ | |
受講料金 | 1名受講 | 59,000円(税込 64,900円) |
割引チケットについて | ※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約7割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 | |
受講対象 | 企業の宣伝部、マーケティング部、販促担当の方 | |
資料・パンフレット | ||
注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 |