検証で施策を強くする 意思決定のためのPoC活用講座
“なんとなくこの施策”を卒業。勘や経験に頼らず施策の成功率を高める技術を。
新規事業やデジタル施策、「とりあえずこれ」「なんとなくこっちから」のような判断でで始めていませんか?
PoC(Proof Of Concept/概念実証)とは、新しい手法ややりたい施策が複数あるとき、各施策の実現可能性を確かめるために、試作開発に入る前段階で行う検証プロセスです。本当にその施策が実現できるのか、どんな利益が得られるのか、実際に小規模で試すことでリスクを最小限に抑え、根拠のある質の高い意思決定につなげる、つまり、事業や施策を“なんとなく”で進めないための強力な手法です。
この講座では、初めてPoCを行う方も取り組みやすい基本的な考え方から、検証の設計、実行と検証サイクルの回し方、得られた結果をどう読み取り、どのように社内判断や意思決定に活かしていくのかまで、段階的に整理し実践的に学びます。小さな検証から未来の成長を引き出す“判断力と伝える力”を、PoCという武器を通して身につけていきましょう。
この講座で得られるもの
勘や経験に頼らず、施策の根拠を明確にする「検証」の考え方
受講対象
- 新規サービスや施策を任されたが、進め方が曖昧で「このまま進めてよいのか」と不安を抱えるマーケティング担当・事業企画担当
- 提案される新規施策やプロジェクトについて評価や判断の基準がなく、止めるか進めるかで悩むマネジメント層
- 社内でPoCの設計・実行を求められる立場にあるが、何から検証すべきか、どう設計すれば有効かに悩んでいる担当者
このような方に最適な講座です。
![]() scene #1 | 新規施策が思いつきで進み、失敗を繰り返してしまっている |
![]() scene #2 | 過去の成功体験を再現できず、同じ方法に限界を感じている |
![]() scene #3 | 施策の判断材料が足りず、意思決定に迷いがある |
![]() scene #4 | PoCに取り組んでいるが、やり方が我流で正しいか分からない |
![]() scene #5 | 検証結果を社内でどう説明し、次に活かすかが難しい |
講座のポイント
01 感覚に頼らず「検証設計」で意思決定の基盤を作る
新しい施策やサービスを進めるとき、経験や勘を頼りに判断してしまう場面は少なくありません。そうした属人的な判断に陥るリスクを整理し、PoCを通じて“再現可能な成功プロセス”を作る重要性を解説します。失敗事例をもとに、施策が迷走する背景を分析し、なぜ検証の設計が意思決定の土台になるのかを理解します。仮説立案から検証、分析へとつなげる流れを学び、感覚的な判断から根拠に基づく判断へと転換する視点を身につけます。
02 「小さく始めて大きく判断する」検証サイクルの構築
PoCをどのように設計し、実際に回していくかを具体的に解説します。PoCの目的は“動くものを作ること”ではなく、“不安を解消すること”。そのために必要な評価指標の立て方や、目的に沿った検証サイクルの作り方を学びます。1回の検証で終わらせず、想定外に備えて2回のサイクルを設ける考え方、限られたリソースの中で成果を最大化するための検証設計手法を紹介。実際のビジネス企画に落とし込みながら、投資判断や施策の方向性を明確に導くプロセスを習得します。
03 データとレポートで説得力ある意思決定を導く
検証結果をどのようにまとめ、組織の意思決定へとつなげるかを解説します。報告書やレポートを単なる記録ではなく、説得力ある提案資料に変えるための構成・表現のポイントを整理。前提・目的・結果・分析・将来性の5つの要素から、客観的なデータと主観的な気づきを組み合わせる方法を学びます。良い結果だけでなく、想定外の結果を次に活かす「前向きな失敗」の捉え方も取り上げ、施策を“検証で終わらせない”組織の判断力を養います。
講座で学ぶこと
01 PoCの目的と有効性を理解する
PoC(Proof of Concept)の本来の目的は、動くものを作ることではなく、企画やアイデアの「実現可能性への不安を解消すること」です。第1部では、経験や勘で進めた施策が失敗に至る理由を分析し、PoCを通じて課題を早期に発見し、再現可能な成功パターンをつくるための考え方を整理します。企業が新しい取り組みを進める際に、なぜPoCが欠かせないのかを理解し、企画段階から検証を前提にした発想へと切り替えます。
02 検証サイクルを設計し、定量評価を取り入れる
PoCの「設計と実行」を中心に扱います。検証を効果的に行うための評価指標づくり、検証サイクルの設計、目的と範囲の設定、チーム間での共有の仕組みなどを具体的に解説します。特に、技術検証・ニーズ検証・収益性検証といった複数の観点から評価を行い、定量的データをもとに仮説を検証する手法を学びます。小規模な実施から確かな判断へとつなげるための設計力を身につけます。
03 分析とレポーティングを通じた意思決定の強化
検証後の「分析・評価・レポート作成」に焦点を当てます。結果をどのように分析し、関係者に伝えるか、どのデータを根拠に意思決定を導くかを解説。報告書作成の流れ(前提・目的・内容・分析・結論)を整理し、良い結果も悪い結果も次の判断に活かすための考え方を学びます。検証を“施策を強くする資産”として残すスキルを養います。
講師紹介

モンスターラボ
エンジニアリングマネージャー
松下 智弘氏
2006年にSIベンダーにて組込みエンジニアとしてキャリアをスタート。 大規模ハードウェアの制御系プログラム、Linux Kernel/Drvier開発などを担当。 プログラマ→SE→PL→PMとキャリアを重ねた後、 ここ数年はIoT系の新サービスを自ら立ち上げ、販売戦略策定・顧客訪問・ セミナー開催・アーキテクチャ設計などサービスリリースに必要な工程をほぼ全て経験。 モットーは「クライアントのご要望を最適な形で実現する」 参考:保有資格 ・ITストラテジスト ・エンベデッドシステムスペシャリスト ・システムアーキテクト ・JDLA Deep Learning for GENERAL
カリキュラム
時間 | 講義内容 |
|---|---|
第1部 | なぜPoCが必要なのか
|
第2部 | PoCの設計と実行
|
第3部 | 検証から導く意思決定
|
お申し込み
- 1名単位でのご受講は「1名受講」
- 部門や全社でまとめて受講される場合は「オンデマンド研修」
- 体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。
料金プラン
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講座概要
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※同一IDでの複数人視聴・上映などは禁止されています。
※本講義には質疑応答はありません。
※受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。
※お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。
※教室・オンラインライブ講座は、個人申込の場合、受講料について開講前のご入金を原則とさせていただいております。
※オンデマンド講座は、お申し込み後すぐに受講案内メールをお送りしており、メール受信後、ご視聴いただけます。 そのため、視聴の有無に関わらず、お申し込み後のキャンセルは一切、承っておりません。
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