講座について
紙とデジタルに共通するスケジュールマネジメント力や課題を最大限解決するためのプロデュース力など経験が浅くてもスムーズな進行を実践する力を身につける講座です。
開講の背景
広告営業は、ただ広告の「枠を売る」ことが仕事ではありません。むしろ、受注してからがスタートです。制作進行において、営業はクライアントとデザイナーの間に立ってコミュニケーションをとります。ここで営業はただ双方の要望をそのまま伝えるのではなく、よりよいクリエイティブにするために、お互いが納得する言語に変換して伝える必要があります。また、調整力、スケジュール管理力、プロジェクトを推進する力などさまざまなコミュニケーション能力が求められています。
学ぶポイント
01 制作進行における基礎をおさえる

クリエイティブ制作には社内外のさまざまな人が関わります。そのため、ただスケジュール管理をするだけではスムーズな進行ができているとは言えません。「クリエイティブがイメージ通りに上がってこない」「きちんと先方とコミュニケーションを取っていたはずなのに、校了間際でひっくり返されてしまった」といった、コミュニケーションによるトラブルが起こってしまうこともあります。このようなことが起きないようにするためには、段取りを整理することとキーパーソンをきちんと把握することが非常に重要です。講義では、営業がチームのメンバーを巻き込んでプロジェクトを推し進めるためのスキルを学びます。
02 課題を最大限解決するためのプロデュース力を身につける

営業は、クライアントとクリエイティブチームの間に立ち、隙間を埋めていく言わば「橋渡し役」です。クライアントワークだからと言ってクライアントの言っていることをそのまま右から左へクリエイティブに伝えるだけではよい広告にはならず、またクリエイティブチームの言うことをオウム返しするだけでもクライアントには伝わりません。講義では、「またこの人にお願いしたい」と思ってもらえるようになるための社内外への適切なフォローのスキルを身につけます。

継続的に成果を上げる広告営業パーソンは、クライアントの課題を解決するような、よりよいクリエイティブをつくることができるクリエイティブ・プロデューサーと言えます。単なる進行管理ではなく、クライアントとクリエイティブチームの両者が感じている「本音」をうまく捉えたり、それをふまえた最適なアイデアを提案することが求められているのです。また、よりよい広告をつくるということは自身のモチベーションアップにもつながり、結果的に売り上げ目標達成にも大きく寄与することができます。講義では、コミュニケーションでアウトプットのクオリティを上げるためのクリエイティブ・プロデュース力を身につけます。
受講対象
・広告会社、印刷会社、媒体社、SP会社、Web関連会社などの営業・営業推進・制作部門の方。
カリキュラム
時間 | 講義内容 |
13:00-15:00 | 紙とWebに共通する進行管理のポイント |
15:20-17:20 | クライアントの課題を最大限解決するための |
講師紹介

DOTS TOKYO
代表 プロジェクトマネジャー
島野 麻里氏
ウエディングプランナーから、販促広報を担当する企画部へ異動。その後、プロジェクトマネジャー(PM)としてコスメブランドのワールドキャンペーン、ファッションブランド広告プロモーション、リブランディングなど、クリエイティブ業界で経験を積み、ブランドマーケティングマネージャーとしてメーカー側へ。その後、組織運営までサポートするPMとして独立。クライアント側、クリエイティブ側、その両方の経験から「関わる全ての人の力を最大限活かす」ことを目指し、コミュニケーションを重視したPMとして活動中。

カゼプロ
クリエイティブ・プロデューサー
神田 亮 氏
2000年、東急エージェンシー入社。営業、ストラテジックプランナー、コミュニケーションデザイナーとして、化粧品ブランドをはじめ、様々な業種の広告プランニング、プロデュースを担当し、11年kazeproへ参画。戦略から仕組みづくり、アウトプットまでをトータルで企画・実施する、新しい広告営業の在り方を掲げ、CMやグラフィック広告から、テレビ番組やショップ開発まで、横断したクリエイティブをプロデュースする。最近の仕事に、ワコール、PEACH JOHN、NHK紅白歌合戦、アイシティなど。
お申込み
受講形式には、「オンデマンド」「ライブ」「教室」の3種類がございます。
こちらの形式で直近の開催予定はありません。 他の開催形式もご確認ください。
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