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インターネット会社
いつでも視聴できる「オンデマンド配信」
「発注者の論理」と「広告・制作会社の論理」
の両方を押さえ、業種・業態に
左右されない成果を出すセオリーを学ぶ
オリエンテーションは広告主企業にとって、広告会社・制作会社に対して広告のターゲットや目的、予算を伝える最初の場です。ここで必要なのは、情報を分かりやすく、的確に伝えることです。それによって、共通のゴールを設定でき、目的を達成する広告宣伝活動に繋がります。しかし、多くの企業が行うオリエンテーションのノウハウが確立されていないために、出てきたアウトプットが「思っていたのと違う・・・」となり、成果が出ないどころか、時間をお金も余計に発生し、さらにトラブルに発展するケースがあります。そこで宣伝会議では、オリエンテーションの場に立つ全ての人に向けて、必要となるスキルとノウハウを集中的にお伝えする「オリエンテーション基礎講座」を開講します。
前任のやり方を引き継いできた社内では、誰も答えを知らない。
癖がつく前に成果の出るオリエンの型を知る。
成果が如実に変わる「広告開発」のフレームワークを
ベースに、オリエンを理解し、再設計する力を身に付ける。
オリエンテーションのブレは、結局、制作物にブレとなり何倍にもなってダメージとして返ってきます。このブレを正すことは、前任者からの引継ぎの経験だけでは出来ません。また「広告開発」の理解が不足したまま実行されたオリエンは、用意すべき情報や固めるべき訴求がない状態で走っている片輪走行のようなものです。必要なのは広告制作に携わる全ての人が身に付けておくべき「広告開発」の理解と、クリエイティブ側の力を幾重にも引き出す「オリエンづくりの型」の2つです。
オリエンテーションが失敗すると「商品で伝えたい魅力と離れすぎ・・・」や「予算もオーバーしている」「クリエイティブ的な面白さのみに終始」など、目的と関係のない案が出てきてしまいます。しかしこの状況はオリエンテーションの質の改善で状況を大きく前進させるっことが可能です。そのためにも、発注側と制作側のミスがどこで発生するかを理解することが重要です。
真に機能する広告を生み出すためには、広告主側が定義しなければならない項目が数多く存在します。それを行わず広告主側の願望や直面している課題を伝えることはオリエンテーションではありません。そこで本講義では、広告主側が定めるべき領域と項目、そしてその深さまでを伝えていきます。
オリエン後に実施されるプレゼンテーションは、ただ出てきた案に対して感想を言う場ではありません。その場で言わなければならないことや、プレゼン後に広告主側がやらなければならないことがあります。この発言や行動の差が、その後、成功確率の高い企画を生み続けるのかそうでないのかを分かつ要因になります。
オリエンテーションはTVCMのような予算の大きいものから、販促ツールのような小物まで様々な場面で行われています。会議などではオリエンシートを用意しても、打合せベースでは準備に限界があります。本講座ではマーケティング目標との一貫性を持たせたコミュニケーション戦略を策定し、実際の広告キャンペーンに落とし込むノウハウを講義します。
広告会社にはそれぞれカラーがあるため、オリエンそのままの内容で案を出してきたり、くせ玉を投げてきたりと、広告会社によって方向性がブレがちです。方向性を定めるためには、「何を伝えるべきか」「どう伝えるべきか」を理解した上で、商品・サービスのブランド価値向上に結ぶ付けるコミュニケーション戦略が重要です。そこで本講座では「キーメッセージ」開発プロセスを学び、ブレのないクリエイティブを導き出すスキルを身に付けます。オリエンテーションにおいて担当者を最も悩ませる、ターゲットを動かす軸となる広告メッセージを導き出す方法を学びます。
広告予算を最も費やすのがメディアですが、広告会社としては、メディアに注力した企画を考えることが当たり前になっています。そこでいかに広告会社・制作会社任せにせず、コミュニケーションエラーをなくしていくが重要となります。
オリエンテーションを実行する担当者が把握すべきは、それを制作する広告・制作会社の出来に「賭ける」のではなく、どうすれば「能力を引き出すことができるのか」その方法です。しかし一般には制約条件のみを伝えれば、目的条件にあった制作物ができると考えれており、引き出し方についてはほとんど知られていません。そこで本講座ではクリエイティブの能力を最大限引き出すための4つのポイントを解説します。
広告会社側(リクルート、TUGBOAT)のクリエイティブと、広告主側(グリコ)のブランド構築の両方の経験を生かして、デジタルを活用した顧客体験(CX)を手掛けカンヌライオンズなど受賞多数。 2015年より5年連続シリコンバレーを、2018年より5年連続CESを、また深圳、イスラエル、米中のテックジャイアント本社にも足を運び最新のデジタルテクノロジーを視察。得られた知見をマーケティング、Eコマース、コンテンツプロデュースに活用。シンガポールにてASEANのECビジネスを3年で20倍以上拡大させる。2012年より日本のポッキーの、2016年より全世界のポッキーの広告を統括。宣伝会議「オリエンテーション基礎講座」講師。著書に『宣伝担当者バイブル』(宣伝会議)、『「売り方」のオンラインシフト』(翔泳社)。
20年間にわたり日用品・医療機器のマーケティング職(ブランド、デジタル&CRM、広報)を歴任。 ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社コンシューマー カンパニーで「バンドエイド」、 同社ビジョンケアカンパニー にて「アキュビュー」を担当。 その後、日本ヒルズ・コルゲート 株式会社にてマーケティング本部を統括。2018年に大王製紙株式会社に入社。2021年12月より現職。
1981年生まれ。2007年電通入社。情報システム局、営業局を経て30歳から現職。 花王アタックゼロ「#洗濯愛してる会」、UQ「三姉妹」「UQUEEN」、日清カップヌードル、日清焼そばU.F.O.、 湖池屋「プライドポテト」、Spotify、みずほ銀行ジャンボ宝くじなどを担当。 TCCゴールド、ACCゴールドなど受賞。
インターネット会社
大学
小売業
流通小売り業
消費財メーカー
化粧品メーカー
カリキュラム | |
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時間 | 講義内容 |
第1部 | 導入 オリエンテーションの考え方 ・オリエンが抱えている課題 ・オリエンテーションとは何か? ・ギャップが生まれるメカニズム ・広告主にとってのオリエンテーション |
第1部 | 理論 オリエンで伝えるべきポイントの作り方(広告オリエンの型) ・広告の立ち位置 ・マーケティングと広告は異なる ・広告実施までのフローと広告の立ち位置 ・広告開発(クリエイティブディベロップメント)の型 ・差別化とは何か ・広告開発のフレームワーク |
第1部 | オリエンの実践 ・オリエンシートに必要な情報 ・戦術のきっかけとしてあらかじめ伝えるべき情報 ・その他事前に伝えること ・広告会社の種類と選び方 ー広告会社の種類 ー選び方 ー依頼する仕事の種類、依頼するクリエイティブの種類、予算 ーコンペと指名発注 ーコンペの実施方法 |
第1部 | プレゼンテーション ・プレゼンテーションの目的 ・プレゼンの場で広告主が絶対にやらなければならない3つのこと ・プレゼン後に広告主がやらなければならない2つのこと ・プレゼンテーションの評価 |
第2部 | 「型」が生み出す「人を動かす」キャンペーン ・「アテント」キャンペーンが生まれた背景 ・ブリーフ「5つの鉄則」 ・ブランディング「2つの鉄則」 |
第3部 | クリエイティブの力の引き出し方 ・クリエイティブにとってのオリエンとは何か? ・クリエイティブに伝えるべき「4つ」のこと ・オリエンからプレゼンまでの間に行っていること ~「量」の精査・「質」の精査~ ・プレゼンをどう聞いてほしいのか ・フレームを刷新した事例(アタック/ UQ / Spotify)解説 |
概要 | ||
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受講形態 | 宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信 視聴期間内であれば、ご自身の自由なタイミングで視聴できます。 | |
受講のご案内 | 【実施上の注意】 | |
受講料金 | 1名受講 | 59,000円(税込64,900円) |
100名まで | 550,000円(税込 605,000円) | |
オンデマンド研修について | ・(受講手順)申込後、全受講者の視聴開始まで、最短で3営業日ほど要します。申込後に、事務局から別途、視聴開始日や受講者を指定するためのご案内をお送りします。 ・(視聴開始日)視聴開始日は、数日~数カ月先の指定も可能です。受講者への事前連絡も想定し、余裕をもった申込みをお勧めします。 ・(視聴期間)視聴期間は14日間で、延長キャンペーン対象外です。 ・対象は、同一の企業・団体の従業員の方です。親会社・子会社・関連会社の従業員の方は対象外となります。 | |
割引チケットについて | ※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 | |
受講対象 | 若者を動かしたいマーケティング、ブランドマネージャー、販促などの担当者、これらの企業に提案を行う広告関連会社 | |
注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 |
・1名単位でのご受講は「1名受講」
・部門や全社でまとめて受講される場合は「オンデマンド研修」
・体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。