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いつでも視聴できる「オンデマンド配信」
お金と時間、体力にゆとりがある40代以上に向けた最新のアプローチ方法を学ぶ
「少子高齢社会」は2000年から言われ続けていますが、60歳以上の年間消費支出は100兆円を超えており、まさに日本経済を下支えする世代と言えます。一方で、2020年には「成人の80%が40代以上」になるとの試算もあり、働き盛りである40代・50代の消費行動もマーケターとして意識しなければならない動向です。健康寿命が延びているとはいえ、体力に衰えが出る高齢者とは違い40代・50代の消費者は体力も旺盛です。また近年では「働き方改革」の影響で、夕方以降の過ごし方が見直されており、これまでには無かった余暇時間の消費に注目が集まっています。
成人の80%が40代以上の時代に、大人の購買心を揺さぶるアプローチ方法を習得する。
お金・時間・体力に余裕が生まれる世代の消費者インサイトを学ぶ
余暇の増加によって、40代・50代の働き盛りの人たちが、これまでは忙しくてゆっくりと楽しめなかったコンテンツに触れる機会が生まれます。企業では、従来の商品よりも高品質・高価格の商品を投入したり、ノスタルジーを刺激するような商品開発を行うことで、これらの世代の消費を取り込もうとしています。世論を見る限り、今後ますます余暇時間の充実が図られることはあっても、減少することは考えにくいでしょう。そこで宣伝会議では、これからの消費を作る世代へのマーケティング活動について学ぶ「新しい大人消費市場を知るための分析講座」を開催いたします。
団塊世代の子供として、都会で生まれ育った数が多いのが特徴です。受験戦争やバブル崩壊とそれに伴う就職氷河期を経験し、不運の世代とも言われます。キャリアアップに熱心で、プロフェッショナル思考が強いのも特徴です。
バブル世代や新人類と呼ばれた世代を含み、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」を経験し新しいモノやコトに敏感です。いつまでもジーンズが似合うよう、若々しくありたいと思い、従来の50代と違うのは自分とその周りだけと思いがちです。
今の70代はお見合い結婚が多いですが、今の60代からは恋愛結婚が主流です。男の長髪やロック、ミニスカートを取り入れたりと、今に繋がる若者文化を創出してきた世代です。60代と70代とでは価値観に霹靂があります。
若手マーケターの持つ「シニア」のイメージはどの様な姿でしょうか。余生を静かに過ごすことを考えているようなイメージを持っているのであれば、実態と少し遠いかもしれません。60代~80代を「シニア」と一括りにしても、そこには親子ほどの年齢差があり、マーケティング施策を考案する上で、「シニア」という言葉が持つイメージがミスリードを誘引する事があります。特に担当者が30代などのメーカーでは、親世代の消費者が、どのような行動原理に基づいているのか、想像することも難しいかもしれません。講義では「シニア」を整理したうえで、そこへ向かう40代からの世代に対して、どのようなアプローチが可能か考えます。
良くも悪くも、これからの日本において大勢を占めるのは40代以上の世代になります。趣味嗜好が固定化してくる「シニア」とも異なりまだまだ新しい事に取り組む40代~60代がこれからの文化を創ると言っても過言ではありません。最近では「大人のための〇〇」の様な商品も増えてきましたが、単純な世代人口の多さだけでなく、シニアへ突入する前の40代~60代に対して、新たな商品・サービスに触れる機会を作ることは、これらの世代がこれから長い間、商品を愛用する可能性を高め、コンテンツの発展に重要な役割を果たします。柔軟な発想を持つ若者だけでなく、同じものを長く嗜む世代がこれからの文化を形作っていきます。
今の60代は若い頃に、現代の文化を創り始めた世代です。大学紛争以降の入学で、ガリ勉よりもポップカルチャーに明るい方がコミュニティで人気者となり、新たなファッションを楽しみ、自由恋愛の下で結婚を行ってきた世代です。このように、各世代の育ってきた時代を知ることは、世代特有の精神性を知る上で手掛かりとなります。一方で現在、働き方改革などで個人の余暇時間が増えている40代~50代などは、新たな趣味や習い事を始める事で、リタイア後にも通じるプライベートの充実を図ろうとするなど、現代の社会状況を知ることも重要です。育った時代と今の時代を掛け合わせる事で、マーケターとしての引き出しが増え、この世代の攻略法を身に付けます。
「アサヒ生ビール マルエフ」 パッケージからのブランドディレクション。「au三太郎シリーズ」や「Indeed」などの企画、アート・ディレクション。農林中央金庫のV.I、TVCMなど。情報整理よりも実態を伴ったプロダクトや市場やユーザーの現場に価値を生む広告づくり。 受賞[D&AD/NY ADC/日経広告賞/広告電通賞/毎日広告デザイン賞/日本パッケージデザイン大賞] また、国内外での展示、「ストリート・デストロイヤー」(Eテレ)企画・制作・出演、著書「やっつけメーキング」(美術出版社)など、美術家としての活動でも知られている。
1973年、神奈川県生まれ。商社のアパレル担当、外資系ファンドのコンプライアンスを経験した後、ライター業を開始。ビューティやファッション関連本など様々な媒体に携わる。実用書編集部員を経て、2016年宝島社入社。 ファッション、インテリア、家事、健康など様々なムック本を制作。2017年12月より『素敵なあの人』の前身となる季刊ファッションムック『素敵なあの人の大人服』を手掛ける。2019年『素敵なあの人』月刊化にあたり、創刊編集長に就任。
1980年東京大学教養学部卒、オックスフォード大学経営学修士。日産自動車にて人事部門、欧州日産(アムステルダム)などを経て、1999年よりフライシュマン・ヒラード・ジャパン株式会社にてシニアバイスプレジデント/パートナー。 人事、企業変革、社内コミュニケーション、リーダーシップ開発および、レピュテーションマネジメントなどに関するコンサルティングに従事。2006年より多摩大学大学院教授を兼務し、研究科長などを歴任。「Management by Belief (MBB:思いのマネジメント)」を一橋大学 野中郁次郎名誉教授、一條和生教授と提唱している。還暦を機に2017年ライフシフト創業し、ライフシフト大学を開校。「思いのマネジメント」「イノベーターシップ」(東洋経済新報社)など著書多数。
通販
食品 マーケティング
製薬 商品企画
カリキュラム | |
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時間 | 講義内容 |
第1部 | 人口構造と生活者の劇的な変化 ・人口構造の変化 ・50/60代の生活者自体が変わる(シニアと呼ばれても) ・団塊世代とそれ以降世代が変える ・おカネと生活者の使い方が変わる(金時持ち) ・人間関係が変わる 生活に求めるものが変わる(ファミリー卒業) ・健康も変わる(健康不安から健康管理へ) ・食も変わる9(粗食高齢者から肉食エルダーへ) |
第2部 | 人生100年時代、60代市場に向けた『素敵なあの人』の仕掛け方 ・雑誌概要と読者データ、ペルソナ ・60代に響くコンテンツの作り方 ・大人市場への向き合い方 ・企画の失敗事例と注意点 ※2021年撮影時の内容となります。 |
第3部 | 学び直し市場から見るアクティブシニア男性の理解と訴求の仕方 ・シニア層がたどってきた社会背景 ・シニアの社会意識と消費行動 ・学び直しへの意欲と消費行動 ・アクティブシニアへの訴求のポイント |
概要 | ||
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受講形態 | 宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信 | |
受講のご案内 | 【実施上の注意】 | |
受講料金 | 1名受講 | 59,000円(税込64,900円) |
100名まで | 550,000円(税込 605,000円) | |
オンデマンド研修について | ・(受講手順)申込後、全受講者の視聴開始まで、最短で3営業日ほど要します。申込後に、事務局から別途、視聴開始日や受講者を指定するためのご案内をお送りします。 ・(視聴開始日)視聴開始日は、数日~数カ月先の指定も可能です。受講者への事前連絡も想定し、余裕をもった申込みをお勧めします。 ・(視聴期間)視聴期間は14日間で、延長キャンペーン対象外です。 ・対象は、同一の企業・団体の従業員の方です。親会社・子会社・関連会社の従業員の方は対象外となります。 | |
割引チケットについて | ※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 | |
受講対象 | 40代から60代の消費者を狙う企業の商品企画部、マーケティング部、販売促進部の担当者 | |
注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 |
・1名単位でのご受講は「1名受講」
・部門や全社でまとめて受講される場合は「オンデマンド研修」
・体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。