成果につながる「意思決定」を行っていくための
マーケティングリサーチ基礎講座
定量・定性、ネット・リアルを立体的に活用する、マーケターのためのリサーチ基本スキルを学ぶ
課題を解決するデータを集められるリサーチを正しく行うには、マーケティングリサーチについて基本から学ぶ必要があります。その土台があることで、忙しく予算がない中でも、その状況に応じた最適なリサーチを考えることができます。そこで、宣伝会議では、全てのマーケターが押さえておくべき、正しくリサーチをするうえでのポイントを学ぶ 「マーケティングリサーチ基礎講座」を開催いたします。
この講座で得られるもの
なんとなく行っていたリサーチの基礎知識が身につく
定量調査と定性調査の使い分け/組み合わせ方がわかる
定量調査の企画立案/調査票作成を理解し、落とし穴を回避できる
集計のコツを理解し、「結果が普通過ぎる・・・」を回避できる
定性調査で有意義な結果を得るためのチェックポイントがわかる
リサーチ会社にリサーチ依頼するとき、何を伝えるべきかがわかる
このような方に最適な講座です
![]() scene #1 | 適切な仮説の設定を行えるようになりたい… |
![]() scene #2 | 調べたいことに対して最適な手法が分からず、ついつい手慣れたことをやってしまう… |
![]() scene #3 | 新商品のアイデアを聞いても使える回答が得られない |
![]() scene #4 | 分析結果が当たり前すぎて、その後のアクションに活かせない |
![]() scene #5 | リサーチをせよと言われて実行するものの、結果が出た後に、もっと欲しかった項目が発覚する… |
![]() scene #6 | 外部に発注したいが、どのように依頼して進めていけばよいのか分からない… |
理解の手順
次の行動を示せる、実務に生きるデータの集め方を身につける
「莫大な時間を費やしたのに、すでに知っていることの再確認になってしまった」——マーケティングリサーチでは、そんな事態に陥ってしまうことが少なくありません。次の一手に役立つデータを集められるかどうかが、リサーチ成功の鍵を握ります。そこで本講座では、マーケティングリサーチで失敗しないためのコツを掴むことを目指します。
まず、リサーチの基本や本質を学んだ上で、限られた時間や予算の中でも精度を高めるための原則を理解していきます。そして、定量調査と定性調査の使い分けや組み合わせ方 、定量調査の企画立案、調査票作成を理解し、落とし穴を回避できるようになります。そのうえで集計のポイントを押さえることで、「結果が普通すぎて活かせない…」という状況を避けられるようになります。定性調査においては、有意義な結果を得るための設計や進め方、対象者選定やインタビューの視点など、実践的なチェックポイントを学びます。さらに、リサーチ会社に調査を依頼する際に必要な情報共有のコツや、パートナーとして活用するためのポイントも整理することで、より効果的で実践的なリサーチが可能になります。
この講義を通して、より実務に即したテクニカルなリサーチスキルを手に入れましょう。
講義のポイント
Point1: 意思決定に直結する「問い」を立てる
曖昧なリサーチは、当たり障りのない結果しか生みません。本講座では、リサーチの成否を左右する「調査企画の立案」に焦点を当てます。マーケティング課題とリサーチ課題を明確に切り分け、「現状足りない情報」を特定することで、具体的なアクションに結びつく「良い仮説」を導き出します。勘や経験に頼るのではなく、データに基づいた意思決定を可能にするための「問い」の立て方を習得します。
Point2: 目的と仮説から導く最適なリサーチ設計
リサーチは、その目的と仮説によって最適な手法が異なります。本講座では、結果を「数字」で表現する定量調査と、「言葉」で表現する定性調査の使い分け、さらにはそれらを組み合わせる方法を具体例を交えて解説します。調査対象者の選定、サンプルサイズの決定、そして回答者の視点に立った質問文と選択肢の作成まで、リサーチの質を高めるための実践的な設計スキルを磨きます。
Point3: データから「意味」を読み解き、次の一手を生み出す
集計されたデータはただの数字の羅列ではありません。そこからビジネスにおける「意味」を読み解き、具体的な行動に繋げることが真のデータ分析です。本講座では、全体集計からクロス集計、さらには多変量解析まで、データを多角的に分析する手法を習得します。また、数値の背後にある顧客の「ニーズ」や「想い」を深く洞察し、ヒット商品や効果的なプロモーションへと繋がる「次の一手」を生み出すための思考法を養います。
講座で学ぶこと
01 マーケティングにおけるリサーチの本質を理解し、戦略的に活用する視点を持つ
マーケティングリサーチは、単なる情報収集の手段ではなく、課題を可視化し、意思決定を支えるための戦略的プロセスです。本講座では、マーケティング活動全体の中でリサーチが果たす役割を再確認し、定量・定性、ネット・リアルといった多様な手法を目的に応じてどう使い分けるか、その判断軸と考え方を学びます。仮説のない調査に陥らないために、調査の出発点として何を設計すべきかを明確にし、「調査が形骸化してしまう」状態から脱却する土台を築きます。
02 調査設計から実施までのプロセスを体系的に理解し、失敗しない調査を実現する
調査の成否の大半は、企画・設計段階で決まります。本講座では、課題設定から仮説立案、対象者・サンプル設計、設問・選択肢の作成、調査モードの選定まで、実務に必要な調査設計の知識を網羅的に整理します。特に、調査票作成においては、回答しやすく・分析しやすい設計を行うための注意点や工夫を具体的に解説。マーケティングの現場で起こりがちな「集めたが使えないデータ」の原因を理解し、回避するための技術を身につけます。
03 調査結果の分析・解釈から示唆を導き、施策に活かす力を身につける
集めたデータをどのように読み解き、次のアクションにつなげるか。本講座では、集計やクロス集計といった基本的な分析手法に加え、観察結果から「So What?」と問いを立て、示唆を導き出す思考のポイントを解説します。分析そのものの技術だけでなく、グラフや図表を用いた可視化、自由回答の処理、多変量解析の基礎といった幅広い内容を扱い、分析を“意味のある示唆”に変える実務視点を養います。また、リサーチ会社との連携の仕方についても取り上げ、調査の外部パートナーとの関係構築における留意点も学びます。
講師紹介
カリキュラム
カリキュラム | |
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時間 | 講義内容 |
第1部 | マーケティングリサーチの全体像と企画立案の基本 ・マーケティングリサーチの重要性 ・3Cから見たマーケティングの成功法則 ・目的に合わせたリサーチ方法 ・定量調査の「企画立案」を理解する ・定量調査の成否の7~8割は「企画立案」までで決まる ・リサーチの成功確率を高めるポイント ・仮説のないリサーチは失敗する ・【演習】調査企画を作成してみよう |
第2部 | 調査票作成からデータ収集までの実践設計 ・「調査目的」から「設問」に落とし込むプロセス ・質問項目・選択肢の作成ルールとNG例 ・回答者視点で設問の順序や表記を工夫する ・調査項目の整理・絞り込みとMECEの考え方 ・設問の意図が伝わる選択肢の作り方 ・定量調査の「集計」を理解する |
第3部 | 分析とインサイト抽出の思考法 ・データ分析の解釈スキルを高める「頭の使い方」 ・数値をグラフやデータバーで可視化する ・数値の背後にある「ニーズ・想い」を読み取る ・アンケートでよく使う分析手法 |
第4部 | 定性調査とリサーチパートナー活用のポイント ・定性調査のポイントを理解する ・インタビューの価値を上げる工夫 ・リサーチ会社との付き合い方 ・リサーチ会社の選定ポイント ・ヒット商品が生まれるパターン |
概要・パンフレット
概要 | ||
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受講形態 | 宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信 視聴期間内であれば、ご自身の自由なタイミングで視聴できます。 | |
受講のご案内 | 【実施上の注意】 | |
受講料金 | 1名受講 | 59,000円(税込64,900円) |
100名まで | 550,000円(税込 605,000円) | |
オンデマンド研修について | ・(受講手順)申込後、全受講者の視聴開始まで、最短で3営業日ほど要します。申込後に、事務局から別途、視聴開始日や受講者を指定するためのご案内をお送りします。 ・(視聴開始日)視聴開始日は、数日~数カ月先の指定も可能です。受講者への事前連絡も想定し、余裕をもった申込みをお勧めします。 ・(視聴期間)視聴期間は14日間で、延長キャンペーン対象外です。 ・対象は、同一の企業・団体の従業員の方です。親会社・子会社・関連会社の従業員の方は対象外となります。 | |
割引チケットについて | ※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 | |
注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 |
チケットを利用する
・1名単位でのご受講は「1名受講」
・部門や全社でまとめて受講される場合は「オンデマンド研修」
・体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。
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