自治体職員のためのデザイン基礎と広報物制作講座
「課長の好み」「前年踏襲」から脱し、説明のできるデザイン知識を身に付ける
広報物のデザインは「課内で長年使われてきたものを踏襲」「委託先が提出したものを広報課へ回している」というパターンがあります。しかし時には「伝えるべき情報が伝わっていない」「添削をする広報課の負担が減らない」という課題があります。そこで、伝わる広報物制作を実現するためのレイアウト・カラー・情報選択などの最低限のデザイン基礎ノウハウをお伝えします。
この講座で得られるもの
「課長の好み」ではなく、なぜこのデザインなのかの説明が出来る
レイアウトの4大法則を理解して内製・業務委託ができる
外部委託先からの提案デザインの善し悪しを判断できるようになる
この広報物が担うべき「目的」をデザインに落とし込める
このような方に最適な講座です
![]() scene #1 | 広報・広聴に異動したばかりなのに主管課の制作物をチェックしないといけない |
![]() scene #2 | 新しい市長が広報に力を入れる方針なので広報物の効果測定を見直さないといけない |
![]() scene #3 | 初開催のイベントパンフレットを作らないとならず、参考になるデザイン素材が庁内に少ない |
![]() scene #4 | 委託先からのデザイン案がイケていない気がするが、どう改善指示をすべきか分からない |
![]() scene #5 | SDGs ロゴの使い方がルール浸透しておらず、利用がリスクになる気がしている |
![]() scene #6 | Webサイトの情報を紙の制作物に落とし込んでいるので、ごちゃっとした印象になってしまう |
広報物デザインを前任者から引き継いだだけで
どこをどうやって変えればいいのか分からない方へ
講義のポイント
Point1: 「課長の好み」ではなく、なぜこのデザインなのかの説明が出来る
決裁者や担当者の主観に頼ったデザインの判断は、現場の混乱を生みます。またノウハウが属人化するために、異動のたびに着任部門のルールを知ることから始めなければなりません。「〇〇だから××のデザインが必要」と明示できれば、デザインに関する悩みは半減します。
Point2: レイアウトの4大法則を理解して内製・業務委託ができる
デザインの基礎を押さえるために、レイアウトの原理原則を知ることが重要です。盛り込むべき情報と配置箇所を整理することで、初めてのデザインでも制作手順に迷う事がありません。内製・外注問わず、レイアウトの法則を身に付けることは作業時間を格段に短縮します。
Point3: 外部委託先からの提案デザインの善し悪しを判断できるようになる
委託先が提出したデザインに違和感を覚えるものの、何が引っかかるのか分からなかった経験はないでしょうか?提出されたデザイン案のどこが良くて、何が悪いかを言語化する能力を身に付けることで、感覚に頼った無駄なやり取りを防ぎます。
現場で実践する力を習得する!
今すぐ申し込む講座で学ぶこと
01 情報を伝えるために必要なスキルを整理する
専門的な訓練を受けずに情報を伝えようとすると、読み手に見向きもされない広報物になってしまいます。伝わる広報物の構成要素はいくつかありますが、今回はその中でも「レイアウト」「色彩」「タイポグラフィ」を中心に身に付けます。このデザイン基礎を知っているだけでも、世の制作物の見方が変わります。

02 情報整理の仕方を身に付ける
行政が発信する情報は、原則として全ての市民を対象としたものが多いです。しかし、その中でも「あるエリアの住民」「ある年齢層の方」「ある資格を有する人」など、情報を伝えるべきターゲットが存在するはずです。本講座では、ターゲットの考え方と、そこに対してどのように情報を伝えると良いか、情報整理の方法をお伝えします。

03 チーム内・委託先へのオリエンテーション方法が分かる
自ら企画・制作する時は基礎知識さえ身についていれば、思い通りのデザインに近づけることができます。しかし、他のチームメンバーや委託先業者が作業を行う場合は、最初のオリエンテーションで抜け漏れがあると、違ったデザインに仕上がったり、途中で細かいやり取りが何度も発生してしまいます。講座では自分以外が作業するシーンも想定し、作業者を迷わせないデザイン・オリエンテーションの方法についてもお伝えします。

講師紹介

株式会社ニューアート
アート・ディレクター/グラフィック・デザイナー
塩澤 弘幸氏
多摩美術大学グラフィック・デザイン科 卒業。高島屋ハウスエージェンシー、日本IBM ハウスエージェンシー、広告代理店等を経て独立。アートディレクターとして広告、ブランディングに関わるほか、デザイン教育、デザインコンサルタントにも力を入れる。 東京デザイン専門学校講師、東京デザインプレックス研究所講師、東洋美術学校講師 共著『要点で学ぶ、ロゴの法則150』(BNN)執筆および監修、日本産業広告賞受賞
カリキュラム
時間 | 講義内容 |
|---|---|
第1部 | 【デザイン基礎知識】 前提としての広報とデザインの定義 目的によってデザインは変わる ブランディングを意識する 情報はどう伝えるか レイアウト基礎 色彩基礎 タイポグラフィ基礎 文字と色の設定で読みやすく 【ディレクションのための知識と判断基準】 ディレクションスタイル オリエンテーションが重要 デザインを批評する習慣 好みで仕事をしない デザインは言語化できる 正しいデザイナーへの指示出し デザインはチームワーク 【デザイン実践編】 メディアによる色域の違い 光の三原色・色の三原色 デザインの手順を理解しよう 目的の確認と情報整理 トーン&マナーの確認 レイアウトの手順 フォーマットの考え方 ロゴマークに関する知識 禁止事項例 |
理解の手順
守るべき基礎知識をインプットするだけで変化が生まれる。
広報物のデザインは「課内で長年使われてきたものを踏襲」「委託先が提出したものを広報課へ回している」というパターンがあります。しかし時には「伝えるべき情報が伝わっていない」「添削をする広報課の負担が減らない」という課題があります。そこで、伝わる広報物制作を実現するためのレイアウト・カラー・情報選択などの最低限のデザイン基礎ノウハウをお伝えします。
受講対象 | 企業および団体の人事、採用担当者の方 | |
|---|---|---|
お申し込み
- 1名単位でのご受講は「1名受講」
- 部門や全社でまとめて受講される場合は「オンデマンド研修」
- 体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。
料金プラン
1名単位でのご受講におすすめ
講座概要
宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信。
お申込日から14日間視聴可能。
視聴期間内であれば、ご自身の自由なタイミングで視聴できます。
宣伝会議オンラインにログイン後、マイページの「オンライン講座を見る」に進むとご視聴いただけます。
レジュメなどの講義資料は、動画視聴画面からPDF形式でダウンロード可能です。
受講には、実際に視聴される方のマイページ登録が必要です。申込者とは別の方が視聴する場合は、個別にお申し込みください。
※同一IDでの複数人視聴・上映などは禁止されています。
※本講義には質疑応答はありません。
※受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。
※お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。
※教室・オンラインライブ講座は、個人申込の場合、受講料について開講前のご入金を原則とさせていただいております。
※オンデマンド講座は、お申し込み後すぐに受講案内メールをお送りしており、メール受信後、ご視聴いただけます。 そのため、視聴の有無に関わらず、お申し込み後のキャンセルは一切、承っておりません。
詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。
人数無制限・年間割引プランもございます
部門研修を計画するチケットを利用する
この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。
法人割引窓口の設定方法はこちら
この講座をシェア
この講座を見た人はこんな講座も見ています
- EC_CUBE_URL: https://www.sendenkaigi.com/product/add_to_cart/






