デジタルマーケティングリーダーのための全社横断プロジェクト統括実践講座のアイキャッチ画像デジタルマーケティングリーダーのための全社横断プロジェクト統括実践講座のアイキャッチ画像

エンジニア頼みのDXから、現場主導のDXへ。外注に依存しない判断力と推進力で、プロジェクトの中心に立つ。

DX推進を任されたはずが、部門間の利害調整に追われ、成果が見えない──。「結局、誰が責任を持つのか」「なぜ人が動かないのか」そんな悩みを抱えるリーダーに必要なのは、戦略と現場をつなぎ、全社を動かす“統括力”です。本講座では、複数部門・外部支援会社を横断するプロジェクトを、構造的に整理し、人を動かし、価値として定着させるための実践的アプローチを学びます。DXを「進める」立場から、「実現する」リーダーへ。混沌とした現場を整理し、確実に成果へ導くための思考とスキルを体系的に身につけます。

講座のポイント

01 全社を動かすプロジェクト構造の理解と設計

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DXプロジェクトが停滞する最大の要因は、「構造の複雑さ」と「役割の曖昧さ」です。
この講義では、PMBOK第7版をベースに、全社横断プロジェクトの構造的特徴(多部門連携・ステークホルダーの多様化・意思決定の遅延)を分解し、成功するための統括設計を明示します。
「なぜ止まるのか」を構造的に理解することで、あらゆるプロジェクトに再現性を持たせる“マネジメントの骨格”を作ることができます。

02 専門家を動かす“巻き込み設計”と信頼構築法

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専門知識の多いメンバーを動かすには、命令でも説明でもなく、「納得と共感」を軸にした関わり方が鍵になります。
本講義では、プロ人材の心理構造を踏まえ、共感・挑戦・納得を引き出すための動機設計を具体的に解説。
サーバントリーダーシップの実践例を通じて、相手の強みを活かしながら、チームを“自律的に動く集団”へと変革する方法を学びます。

03 “成果”から“価値”へ。持続的な成功を生む仕組み化

プロジェクトの目的は納期遵守ではなく、価値の実現です。
本講義では、「アウトプット(成果物)」から「アウトカム(効果)」、さらに「ベネフィット(恩恵)」へと視点を広げる“ベネフィットマネジメント”を体系的に習得。
短期成果主義に陥らず、継続的に成果を出し続けるための評価設計と定着プロセスを、国内外のPMO事例とともに学びます。

講座で学ぶこと

1.DX推進を阻む「構造的課題」を特定し、再設計する方法

全社横断プロジェクトの失敗は、偶然ではなく構造的要因から生まれます。部門間の利害対立、情報の非対称性、責任の分散などを“構造図”として見える化し、課題の根因を特定。PMBOKの原則をもとに、戦略的ゴールと現場のアクションをつなぐ体制を再設計する手法を学びます。プロジェクトの全体像を俯瞰し、「止まらない仕組み」を自ら描けるリーダーへと進化します。

2.専門家をまとめる“人間関係マネジメント”の実践知

DX推進では、リーダーより専門知識を持つメンバーを束ねる力が求められます。本講義では、プロ人材が動かない理由(無関心・受け身・抵抗)を心理的に理解し、彼らが自ら動く環境を設計。サーバントリーダーシップの3原則「傾聴・共感・育成」をベースに、信頼関係の構築・動機づけ・承認の循環を生み出すマネジメントを実践的に学びます。

3.成果を価値へと転換する“ベネフィットリアライゼーション”

完成で終わらせないプロジェクト運営を実現するために、成果を「価値」に変えるプロセスを学びます。アウトプット→アウトカム→ベネフィットの三層構造で、成果が業務改善・顧客満足・経営価値へとつながる仕組みを設計。移行期・定着期までを含むマネジメントフローを理解し、プロジェクトを“終わらせる”ではなく“成果を根づかせる”ための手法を体得します。

受講対象

  • デジタルマーケティング部門のリーダー
  • 全社横断プロジェクトを担当する部門長、グループマネージャー、またはプロジェクトリーダー
  • プロジェクト推進に関する知識とスキルを強化し、課題特定から計画立案、実行までを実務で活用したい方

このような方に最適な講座です。

scene #1

部門横断のプロジェクトをリードする立場にある

scene #2

プロジェクトを内製化したいがマネジメントスキルがない

scene #3

関係する社員の協力を得られずリーダーシップ不足を感じている

scene #4

現場の意見をどうまとめ、合意形成を進めるか悩んでいる

scene #5

組織横断的な課題解決方法がわからない

scene #6

成果が出にくいプロジェクトを改善したい

講師紹介

西原 真仁 氏

PMI日本支部 PMO研究会

西原 真仁 氏

2009年よりPMI日本支部PMO研究会にて、国内外のPMOの実態について調査・研究を行い、情報発信を行っている。 ここ数年は、エンタープライズAgileの領域とPMOとの関係性について調査・研究に取り組んでいる。 本業は、都内のIT企業にてセキュリティコンサルタントとして活動中。 またITシステムの企画・構築・運用のプロジェクトマネジャーやPMOマネジャーとして多数の実績を有している。

カリキュラム

時間

講義内容

第1部

全社横断プロジェクトは何故上手くいかないのか?

  • 全社横断プロジェクトの特徴と失敗の構造
  • PMBOK®第7版に学ぶ「価値志向」アプローチ
  • PMOの役割と“翻訳機能”

第2部

プロジェクトにプロ人材を巻き込むコツ

  • プロ人材が動く環境とは
  • サーバント・リーダーシップの実践
  • PMOが果たすべき支援機能

第3部

全社横断プロジェクト成功の鍵とは?

  • プロジェクト成功の再定義
  • PMO Flywheelモデルの理解と活用
  • 実践事例研究
  • 総まとめ

理解の手順

全社横断プロジェクト成功のための課題特定から実行までの思考法
本講座では、全社横断プロジェクトにおいて直面しがちな課題を正しく特定する方法を学び、組織間で協力しながらプロジェクトを進行させるためのマネジメント手法を習得します。具体的なアクションプランやKPI設計の方法に加え、専門的なメンバーを動かすためのリーダーシップやファシリテーション技術を習得し、プロジェクトを成功に導く力を身につけます。ーズの喚起が必要な層への認知なのか、正しく理解する必要があります。また、日々新しいテクノロジーが開発され、クライアントが最新動向の情報を掴んでいる中、クライアント視点の提案力も不可欠になっています。

講座概要

受講形態

宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信

お申込み日から14日間視聴可能。
視聴期間内であれば、ご自身の自由なタイミングで視聴できます。

受講料金

1名受講

54,000円(税込 59,400円)
申込金5,000円(税込 5,500円)含む

オンデマンド研修

550,000円(税込 605,000円)
例)100名受講で1名5,500円

受講のご案内

【実施上の注意】
本講義は、オンライン配信講義となりますご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での視聴・社内上映などは固くお断りしております。

【受講上のご案内】
・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。該当期間内に宣伝会議マイページの「オンライン講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。
・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。
・本講義には質疑応答はございません。

【レジュメについて】
講義資料はご視聴頂くマイページからPDF形式でダウンロードしていただきます。

注意事項

受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。
お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。
教室・オンラインライブ講座は、個人申込の場合、受講料について開講前のご入金を原則とさせていただいております。 オンデマンド講座は、お申し込み後すぐに受講案内メールをお送りしており、メール受信後、ご視聴いただけます。 そのため、視聴の有無に関わらず、お申し込み後のキャンセルは一切、承っておりません。 詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。

オンデマンド研修について

  • (受講手順)申込後、全受講者の視聴開始まで、最短で3営業日ほど要します。申込後に、事務局から別途、視聴開始日や受講者を指定するためのご案内をお送りします。
  • (視聴開始日)視聴開始日は、数日~数カ月先の指定も可能です。受講者への事前連絡も想定し、余裕をもった申込みをお勧めします。
  • (視聴期間)視聴期間は14日間で、延長キャンペーン対象外です。
  • 対象は、同一の企業・団体の従業員の方です。親会社・子会社・関連会社の従業員の方は対象外となります。
    ※お申込み画面で「ご自身が受講する」「ご自身以外が受講する」の選択肢が出てきます。ここでは「ご自身が受講する」を選択してください。ご自身以外の複数名で受講可能です。

年間割引プランの設定方法

割引チケットについて

法人割引窓口の設定方法

※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。

  • 1名単位でのご受講は「1名受講」
  • 部門や全社でまとめて受講される場合は「オンデマンド研修」
  • 体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。
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