データガバナンス策定実践講座のアイキャッチ画像データガバナンス策定実践講座のアイキャッチ画像

【予約受付中!11月28日~配信開始予定】

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ルールなきデータを信じられますか?データ活用のための共通言語を身につける。

社内の各部門で異なるルールのままデータが扱われていないでしょうか。品質のばらつきや信頼性の欠如は、意思決定を迷わせ、DX推進のスピードを確実に鈍らせます。最も重要なことは「ただデータを持つこと」ではなく「全社で同じルールに基づいて活用すること」。本講座では、データガバナンスの基本から実務への落とし込みまでを体系的に学び、自社に最適な体制設計を実現する道筋を示します。

講座のポイント

01 マーケティングとデータガバナンスの関係を理解する

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デジタルマーケティングの発展を背景に、データガバナンスが果たす役割を学びます。マスから「個客」へと進化したマーケティングの中で、データの品質や統合がどのように顧客体験の一貫性や成果を左右するかを、成功・失敗の実例とともに紹介。DMBOKを基に、データガバナンスの定義・目的・構成要素を整理し、「データを資産として管理する」ための基礎を固めます。

02 データ構造とアーキテクチャを整理する

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顧客データや行動履歴を統合し、部門横断で活用するためのデータ構造設計を学びます。小売業の失敗事例をもとに、データが“見た目だけ統合されている”状態のリスクを確認し、識別子やデータモデルの正しい設計の重要性を理解します。さらに、最新の「データメッシュ」「データファブリック」といった概念も解説し、企業が取るべきアーキテクチャ戦略を考えます。

03 品質を高めるデータマネジメントを身につける

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データ品質を“管理・改善できるもの”として扱う視点を学びます。ISO/IEC 25012に基づく15の品質評価項目(正確性・完全性・一貫性など)を理解し、入力・集計・統合の各工程で品質を確保する方法を体系化。さらに、品質改善プロセスの設計手法や、IT任せではなく現場主導で進めるべき理由を具体的に解説します。

04 AI時代のデータ活用とガバナンスの倫理を考える

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AI活用が進む中で欠かせない「信頼されるデータ管理」の在り方を学びます。メタデータの定義やデータカタログの意義を確認し、AI-readyなデータの条件を整理。加えて、データ倫理・透明性・説明責任の観点から、どこまで自動化を許容するかという判断軸を提示します。最終的に、組織のデータ成熟度を高めるためのリーダーシップの要件を示します。

講座で学ぶこと

01 データガバナンスの基本構造とデジタルマーケティングへの応用

データガバナンスとは何か、その目的・仕組み・構成要素をDMBOKのフレームワークを用いて体系的に学びます。顧客接点をオムニチャネルで統合するために必要な「品質」「責任」「ルール」「ポリシー」の整理を行い、バラバラな部門間データを「信頼できるひとつの基準」に整える考え方を身につけます。電子機器メーカーA社の成功事例などを通して、ガバナンス整備がKPIや成果改善につながる具体像を掴みます。

 

02 データ統合とアーキテクチャ設計の考え方

顧客データを複数システムから集約する際の設計原則を理解します。住所や氏名の表記ゆれ、重複、識別子の不整合などがどのように業務リスクを生むのかを失敗事例から学び、「どのデータを信じるか」を定義することの重要性を実感します。さらに、物理統合・仮想統合・識別子独立化など3つの統合方式の比較や、分散管理と一元管理のバランスを取る「データメッシュ」「データファブリック」の特徴も紹介します。


03 データ品質の測定・改善・維持の手法

ISO/IEC 25012(JIS X 25012)の国際基準をもとに、品質を定量的に測るための視点を学びます。データの仕様確認から欠損値・重複・誤表記の検出、データクレンジングの実施、メタデータによる追跡管理まで、品質を保つための手順を段階的に解説。特に、ビジネス部門とIT部門が連携して品質を担保する「協働体制」の必要性を強調し、現場で実践できる品質マネジメントの基本を習得します。


04 AI時代におけるデータ倫理と組織成熟度の高め方

AIの予測・自動判断を支える「データの信頼性」と「使い方の是非」を考えます。メタデータ管理による透明性の確保、AI-readyデータの条件整理、そして倫理的な意思決定を支える人間中心のデータ文化の形成をテーマに扱います。さらに、Data Maturity Modelを用いて、組織のデータ活用レベルを段階的に可視化し、自社が「信頼できるデータ」を扱える成熟組織へ進化するための方向性を提示します。

受講対象

  • データを活用した業務にあたるマーケター・営業担当者
  • 企業の DX推進担当者
  • IT戦略・データマネジメントの担当者
  • データ基盤構築やデータ品質管理の担当者

このような方に最適な講座です。

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信頼できるデータをもとに、自信を持って意思決定できるようになりたい

scene #2

バラバラな部門のデータを整理し、全社で同じ基準で活用できるようにしたい

scene #3

AIや分析が本当に成果につながる“使えるデータ基盤”を整えたい

scene #4

属人化したデータ管理から脱却し、誰もが安心して使える状態に変えたい

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株式会社NTTデータバリュー・エンジニア
海老原 吉晶氏
広報・マーケティング部長

プロフィール

大手電気メーカーにてデータ統合、マーケティングオートメーションなどに従事の後、2021年より現職。滋賀大学データサイエンス学部客員研究員。2011年より(社)日本データマネジメント・コンソーシアム(JDMC)、(社)日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)にてデータマネジメントの調査・研究を行う。共著に『経営のためのデータマネジメント入門』(中央経済社)、『データ経営が日本を変える!』(JUAS)、『データマネジメントの実態と動向調査2025』(インプレス)がある。

カリキュラム

時間

講義内容

第1部

デジタルマーケティングとデータガバナンスの基本

  • デジタルマーケティングの変遷とデータの役割
  • 成功・失敗事例から学ぶデータ品質の重要性
  • DMBOKによるガバナンスの枠組み
  • データ管理におけるリスクと対策

第2部

データ構造と統合設計の考え方

  • パーソナライズ/オムニチャネルのデータ基盤
  • 顧客データ統合と識別子設計
  • データメッシュ/ファブリックの整理と特徴
  • データアーキテクチャ設計の基本原則

第3部

データ品質を測定・改善するための基準と方法

  • データ品質の定義と国際標準
  • 品質評価・改善のプロセス
  • データの整備・監査・クレンジングの進め方
  • ビジネス部門が品質管理を担う仕組み

第4部

AI時代のデータ活用とガバナンス

  • メタデータとデータカタログの意義
  • AI-readyなデータとその条件
  • データ倫理と説明責任
  • 組織のデータ成熟度を高めるポイント

講座概要・パンフレット

受講形態

【予約受付中!11月28日~配信開始予定】

予約期間中のお申込みで、視聴期間30日へ拡大キャンペーン実施中!

宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信

お申込み日から14日間視聴可能。
視聴期間内であれば、ご自身の自由なタイミングで視聴できます。

受講料金

1名受講

54,000円(税込 59,400円)
申込金5,000円(税込 5,500円)含む

オンデマンド研修

550,000円(税込 605,000円)
例)100名受講で1名5,500円

定員

受講のご案内

【実施上の注意】
本講義は、オンライン配信講義となりますご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での視聴・社内上映などは固くお断りしております。

【受講上のご案内】
・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。該当期間内に宣伝会議マイページの「オンライン講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。
・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。
・本講義には質疑応答はございません。

【レジュメについて】
講義資料はご視聴頂くマイページからPDF形式でダウンロードしていただきます。

注意事項

受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。
お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。
教室・オンラインライブ講座は、個人申込の場合、受講料について開講前のご入金を原則とさせていただいております。 オンデマンド講座は、お申し込み後すぐに受講案内メールをお送りしており、メール受信後、ご視聴いただけます。 そのため、視聴の有無に関わらず、お申し込み後のキャンセルは一切、承っておりません。 詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。

割引チケットについて

法人割引窓口の設定方法

※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。

  • 1名単位でのご受講は「1名受講」
  • 部門や全社でまとめて受講される場合は「オンデマンド研修」
  • 体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。
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