生成AIは、いま「ブランドの自社サイト」に顧客を送っている
生成AIの普及により、生活者の商品探索は「検索して比較する」だけでなく、「AIに聞き、候補を絞り、選ぶ」時代へ移行しています。
米国では生成AI経由の小売流入が前年比693%増、AI経由客の購入率は非AI流入を42%上回っています。しかもAIが送客する先はモールではなく、ブランド自社サイトです。
そこで重要になるのが、AIに商品やブランドの価値を正しく理解してもらうための情報設計です。本講座では、自社ECに求められるAIO(AI最適化)の考え方から、商品情報のコンテキスト設計、AIが語るストーリーを意識した情報発信まで、現役実務家の知見をもとに解説。AI時代のEC戦略を具体的な施策へ落とし込む視点を身につけます。
米国市場で観測されている4つの事実。生成AI経由の流入は、量が伸びているだけではありません。
データ | 項目 | 詳細 |
693% | 生成AI経由の小売流入増加率 | 2025年ホリデー期(11-12月)の前年同月比。 |
+42% | AI経由客の購入転換率 | 2026年3月時点で非AI流入を42%上回り過去最高を更新。 |
約2/3 | AIがブランド自社サイトを引用する割合 | 米国のショッピング系AI回答391,000件の分析。 |
68% | 「返品する可能性が低い」と回答 | AIの支援を受けて購入した消費者の68%が回答。 |
出典:Adobe Digital Insights「Quarterly AI Traffic Report」2026年1月(消費者調査 n=1,000+)/ Adobe Analytics / LLM Pulse 2026年7月。いずれも米国市場のデータ。
この講座で得られるもの
モール依存度を下げる「AI経由直販」という流入設計の考え方
米国先行情報で捉える、AI経由客の量・質・利益率の実像
SEOとAIOの違いを、社内説明できる粒度で整理した戦略視点
AIに正しく伝わる商品情報設計(コンテキスト設計)の考え方
「AIが自社商品をどう語るか」から逆算する情報発信の視点
自社ECのAIO対応を、どこから・どの順番で着手するかの判断軸
受講対象
● AI時代のEC・事業戦略を検討する経営層、事業責任者
● モール依存からの脱却・直販比率の向上を課題とする通販事業責任者
● 自社ECの運営・改善を担うEC担当者、責任者
● EC・CRM・デジタルマーケティングの担当者
● 商品情報やコンテンツ制作を担う商品・販促担当者
● ブランド戦略・コミュニケーションを担う担当者
このような方に最適な講座です。
![]() scene #1 | モールの手数料と価格競争に、利益を削られていると感じている方 |
![]() scene #2 | 自社ECの直販比率を上げたいが、有効な打ち手を見いだせていない方 |
![]() scene #3 | SEOの次に取り組むべき施策を整理したいEC担当 |
![]() scene #4 | AIに商品価値を正しく理解させる方法を知りたい方 |
![]() scene #5 | 海外先行事例をもとに、自社のEC戦略を経営視点でアップデートしたい方 |
講座のポイント
POINT 1|「モールの棚」から「AIの推薦」へ。流入構造の変化を捉える
検索の時代、自社ECの集客は「モールに出店して棚を借りる」か「検索広告を買い続ける」かの二択に近いものでした。しかしAIが生活者に代わって情報を収集・整理し、商品を比較・推薦する環境では、参照されるのは棚ではなく一次情報の出どころです。この構造変化が自社ECの収益にとって何を意味するのかを、まず整理します。
POINT 2|海外先行データで、「AI経由客は利益率が高い」を実証的に理解する
AI経由の流入は、量が伸びているだけではありません。購入転換率は非AI流入を42%上回り、直帰率は33%低く、訪問あたり収益は前年比254%増。さらにAIの支援を受けて購入した消費者の68%が「返品する可能性が低い」と回答しています。NRF・CES・Shoptalk等の国内外カンファレンスで最新事例を追い続けてきた講師が、米国の実データをもとに、この流入がなぜ利益率に効くのかを解説します。
POINT 3|AIに引用される側になるための情報設計と、着手の順番
では、どうすればAIに選ばれるのか。商品名・スペック・説明文を掲載するだけでは、AIは商品の本当の価値を理解できません。「誰の、どのような課題を解決するのか」「どのような場面で選ばれるのか」といったコンテキストまで含めた情報設計が必要です。加えて構造化データ、FAQ、一次情報の整備といった実装レベルの打ち手まで、何から着手すべきかを整理して持ち帰ります。
講座で学ぶこと
01 生成AIが変える「検索と購買」の新常識
生成AIの普及が、生活者の商品探索・比較・意思決定にどのような変化をもたらすのかを理解します。従来の検索エンジンでは「検索結果で見つけてもらう」ことが大きなテーマでした。一方、AIが生活者に代わって情報を収集・整理し、商品を説明・比較・推薦する環境では、「AIが自社や商品をどう理解しているか」という新たな視点が必要になります。SEOとAIOの違いや関係性を整理しながら、自社ECが今から備えるべき変化を体系的に捉えます。
02 AIに正しく理解される「コンテキスト設計」
AIに商品を正しく理解してもらうには、断片的な商品スペックだけでなく、その商品が持つ意味や背景を伝える情報設計が重要です。誰に向けた商品なのか、どんな課題を解決するのか、どのような利用シーンがあるのか、競合商品とは何が違うのか。こうした文脈=コンテキストをどのように設計し、自社ECの商品ページやコンテンツに反映するべきかを学びます。「人にとって分かりやすい」だけでなく、「AIにも解釈されやすい」情報発信へアップデートするための視点を獲得します。
03 「AIが自社商品をどう語るか」から逆算するAIO
AI時代には、企業が発信した文章がそのまま生活者に届くとは限りません。AIが複数の情報を解釈し、独自に商品やブランドのストーリーを組み立てて生活者へ提示する可能性があります。そこで、「AIにどのようなブランド・商品として理解されたいか」から逆算して情報を整備する考え方を学びます。商品ページ単体ではなく、ブランド情報、FAQ、利用シーン、比較情報なども含め、自社が発信する情報の一貫性を点検。AIOを一過性のテクニックではなく、これからのECに必要な情報戦略として捉えます。
講師紹介

合同会社db-lab
伴 大二郎
Lazuli株式会社 Chief Evangelist 小売業界(ヴィクトリア、ゼビオ)においてデータ活用・CRM戦略を軸に、顧客体験(CX)設計、会員/ロイヤルティ、PDCA構築などの戦略立案からサービス開発まで幅広く従事。 2011年にオプト入社後、マーケティングマネジメント部門やOMO関連組織の立ち上げを推進し、デジタルマーケティング領域のコンサルティング組織を統括。 2021年より株式会社ヤプリの専門役員として、企業の顧客接点強化とアプリCRMの活用推進に取り組む。あわせて合同会社db-labを設立し代表CEOとして、データドリブンマーケティング/CRMのアドバイザリー、顧客戦略設計、施策ロードマップ策定、現場運用の定着支援を行う。 また株式会社顧客時間のChief CX Strategistとして、顧客視点の戦略設計と実装支援に携わる。 2026年1月よりLazuli株式会社 Chief Evangelistとして参画。長年データ活用の現場で課題になりやすい「商品データ」の整備・強化を起点に、顧客体験の向上における支援・発信を強化している。 国内外カンファレンス(NRF、CES、Shoptalk、VivaTech等)での最新事例をもとに、企業の意思決定層向けに戦略的示唆と実装論へ落とし込む活動を10年以上継続。著書に『モバイル時代のCRM-スマホで顧客コミュニケーションはどう変わったか?』(Shoeisha Digital First)がある。

株式会社デジタルレシピ
AIマーケティングディレクター
長尾直都
2017年2月ベクトル入社後、累計50社以上のマーケティング・PR支援を実行。 2020年グループのアンティル社で部長に就任し、プランニング、コンサルティングを行う。同年、イントレプレナー育成制度ベクトルプレナーに選出され、子会社の設立に参画。 新規事業開発を担当。デジタルレシピ参画後は、AIを活用したマーケティングプロジェクトを複数担当。
カリキュラム
時間 | 講義内容 |
|---|---|
第1部 | 生成AI時代に、AIに正しく伝わる商品情報を自社ECでどう設計するか
|
第2部 | 明日から始める!具体的なAIO対策の打ち手
|
最後に | 終了後アンケートにご回答いただくと無料で 貴社サイトのAIO診断を実施! |
講座概要・お申し込みはこちら
料金プラン
1名単位でのご受講
受講形態 | オンライン配信 9月17日(木) 13:00~14:30 実施の1営業日前にメールにてzoomのURLをご案内させていただきます。 |
|---|---|
受講料金 | 無料 |
受講のご案内 | 【実施上の注意】 本講義は、オンライン講義となります。ご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での視聴・社内上映などは固くお断りしております。 【受講上のご案内】 ・講義はzoomでご視聴いただきます。 受講にあたっての全ての連絡事項は原則、開講前にお送りするkouzahonbu@sendenkaigi.co.jpからのメールをご確認ください |
注意事項・禁止事項
- 受講は受講者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。尚、同一の講座を別々の方に受講いただくことは禁止としております。また、同一講座の受講中において、参加者の途中変更はできません。
- お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。
- 万一、受講前に受講予定の方の参加ができなくなってしまった場合は、事務局までお問合せください。
- 受講者として申込・登録されていない方の受講は一切お断りしております。別の方がご受講された場合、人数分の金額をご請求します。
- 一旦納入された申込金・受講料は、受講前・受講途中にかかわらず、いかなる理由であっても払い戻しや次期への振り替えはできません。
- 天候不順によるアクシデントや講師の都合、受講者数が一定数を下回った場合等、諸事情により直前に開講日程が変更・中止、開講形式がオンデマンド形式に変更、となる場合がございます。
- 弊社と発注者は互いに暴力団、及びその他の反社会的勢力に該当しないことを表明・確約します。万が一、上記に反していることが判明した場合には、直ちに無条件で本契約を解除します。
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