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映像制作会社 ディレクター
メディアが多様化している中で、マスコミュニケーション以外のやり方も増えてきたとはいえ、より多くの方に「広く告げる」ために、CMの力は未だ不可欠なものです。Web・スマホやOOH・イベントなどを活用するキャンペーンでも、主軸はやはりCMで、そのコンテンツを他のメディアに展開するというケースも多くあります。つまりCMのメッセージが強ければ強いほど、世の中を動かす広告になり得ます。
昨今では、オンライン動画の活用が盛んで、スマホ一つあれば、誰でも簡単に動画の制作も、発信もできる時代になっています。しかし、これまで15秒・30秒という制約の中でしのぎを削ってきたクリエイターには、世の中を動かすプランニングとディレクションの本物の技術が備わっています。コピーライティングの発想を軸にしたCMのプランニング力と、それを魅力的に見せていくためのディレクション力の2軸で、人々が話題にし、マネし、時にはバズるCMが実現するのです。
そこでコピーライター養成講座を60年にわたり実施している宣伝会議では、コピーを主軸にしたCMプランニングの手法と技術を学ぶ、CMプランニング講座を開講します。CMプラナーを目指す人や現役のコピーライター、ディレクターはもちろん、オンラインでのムービーを作る人、映像を軸とした企画・演出に携わる人、コピーライター養成講座の修了生や広告キャンペーンを学びたい人まで。コピーを核としたCMプランニングの基礎とこれからのオンライン動画を含めたCM・映像クリエイティブの考え方を、一流の現役クリエイターが教えます。
CMディレクター。1959年福岡県生まれ大阪育ちの江戸っ子。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。'83演出デビュー。デジタルを駆使した娯楽性の高いCMで受賞多数。日清食品カップヌードル「hungry?」('93カンヌグランプリ)、サントリー「燃焼系アミノ式」、「伊右衛門」、資生堂「新しい私になって」、 AirPAY「オダギリジョーシリーズ」、AirWORK「松本人志と山田孝之」などを演出。また後進の育成にも注力しており、武蔵野美術大学客員教授(視覚伝達デザイン学科・デザイン情報学科)、金沢工業大学客員教授(メディア情報学科)をつとめる。劇場用映画「ウルトラマンゼアス」('96)「矢島美容室」('10)監督。
「24時間タタカエマスカ」の三共リゲインは、めまぐるしく変わるカット、広角やオプチカル処理を多用した画面で一世を風靡し、自ら作詞したCMソング『勇気のしるし』も大ヒットした。見るものを刺激し続けるその独自の映像表現は、CM映像の流れを変えたと評されている。 【主な仕事】「ペプシマン」シリーズ、マンダム「GATSBY」、資生堂「TSUBAKI」、「indeed」シリーズほか。福山雅治、サザンオールスターズ、SMAP、AKB48、ももいろクローバーZ等のMVも監督。
早稲田大学政経学部卒業後、博報堂入社。プロモーション局を経て、クリエイティブ局へ。2016年6月博報堂退社。BORDER inc.を設立。2008年クリエイター・オブ・ザ・イヤー審査委員特別賞、TCC賞、ACC賞他多数受賞。 主な仕事に、リクルートSUUMO、日野自動車ヒノノニトン、リポビタン木村拓哉、JT「スーシャルディスタンス」大悟、なんぼや関ジャニ∞、アイシティ「eyecity市」、転職サイトGreen「テンテングリグリ」、ソフトバンク「ギガ国」、ZOZOTOWN本田翼、ぷっちょKing&Prince、LIXIL本木雅弘、PS4山田孝之、など。
2007年電通入社。最近の主な仕事に、ドコモ「先生シリーズ」、カップヌードル「HUNGRY DAYSアオハルかよ」、ギャツビー「叫べ」、グリコ「じゃんけんグリコ2020」、ポカリスエット「ガチダンス」、マルコメ「世界初かわいい味噌汁」など。 2017年に、クリエイター・オブ・ザ・イヤーを史上最年少で受賞。カンヌ国際クリエイティブフェスティバル ヤングカンヌ「フィルム部門」で日本人初のメダリスト。その他、ACC賞、ADC賞、TCC賞、TCC新人賞、ギャラクシー賞、ADSTARSグランプリなど受賞多数。
「クリエイティブディレクションとは、 アイデアのスケールを広げることだ」 博報堂入社後、TBWA\ HAKUHODOへ。メディアとソーシャルインサイトを掛け算したコミュニケーションを武器に、映像からアクティベーションまで統合的に手がける。DJとしての一面を持ち多くのプロジェクトで楽曲プロデュースも行う。主な受賞歴に、カンヌライオンズゴールド、アドフェストグランプリ等。2017年クリエイターオブザイヤー メダリスト。
CM、WEB動画からTVドラマの企画制作など映像を中心としたコミュニケーション開発を手掛ける。クリエイター・オブ・ザ・イヤー、ACCフィルム部門グランプリ、NY Festival2020最高賞/Filmグランプリ、SPIKES ASIA Film/Film craft部門グランプリ、 TCC賞、ACC小田桐昭賞、ギャラクシー賞、東京ドラマアウォード優秀賞など受賞。主な仕事にjms連続10秒ドラマ「愛の停止線」、SmartHR「社員に、いい。」、TVer「NOW ON TVer」、テレビ東京ドラマ「きのう何食べた?」企画監修、マンダム「LUCIDO」など。
京都府生まれ。1987年電通入社。シニアクリエーティブディレクターを経て、2009年クリエーティブエージェンシー ワトソン・クリックを設立。JAAAクリエイター・オブ・ザ・イヤー、TCCグランプリ、TCC部門賞、TCC最高新人賞、 ACCグランプリ・ACC金賞・ベスト企画賞、 広告電通賞部門賞、日刊アドグランプリ、佐治敬三賞、ほか受賞多数。また、SMAP LIVEジャンクション曲『チョモランマの唄』や、関ジャニ∞の女子ユニット、キャンジャニ∞がCDリリースした『Candy My Love』の作詞・作曲も手がける。
1986年山口県出身。2009年博報堂入社。2023年HAKUHODO CABINの立ち上げに参加。最近の主な仕事に、日清ラ王「天使の兄弟」、日清「これ絶対うまいやつ!」、日清「カレーメシ」、FCNT arrows「割れない刑事」、オープンハウス「地底人現る!」 「座敷童子」「夢見る小学生」、日本郵便「手紙の部屋」、サントリー「ノンアルでワインの休日」、東京ガス「電気代にうる星やつら」など。ACC賞、TCC賞、TCC新人賞、ギャラクシー賞、2020年クリエイター・オブ・ザ・イヤーメダリストなど受賞。
映像制作会社 ディレクター
映像制作会社 企画
広告会社 コピーライター/プランナー
ゲーム制作会社 クリエイティブ職
時間 | 講義内容 |
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第1回 | CMを考えるとは何か CMプランナーとしての基本的な考え方、仕事の内容、仕事の進め方、またCM企画と表現への落とし込み方の基礎を学びます。 |
第2回 | CMプランニング力の鍛え方 広告キャンペーン全体の中で、CMをどう使うのか。CMのメディア特性を考え、コミュニケーションデザイン発想のもと、企画を生み出す術を学びます。 |
第3回 | コピーライティングとCM CMに登場する言葉はキャッチ、タグライン、ナレーション、セリフなど様々存在します。この講義ではコピーの基礎とCMで活きるコピーワークを学びます。 |
第4回 | WebでハネるCM企画 15秒や30秒の基本的なテレビCMだけでなく、Webで展開することを想定したCM企画の考え方を学びます。テレビ文脈とネット文脈での伝わり方、メディア環境、表現方法の違いを学びます。 |
第5回 | オリエンの噛み砕き方とプレゼンの仕方 クリエイターはクライアントのオリエンテーションへどう臨むべきか、また、それをどう理解してプレゼンに繋げていくかを学びます。また、課題講評を踏まえ、伝えたいことが伝わる企画構成法を学びます。 |
第6回 | CMプランニング力の鍛え方(2) CM企画をブラッシュアップし、より良い企画に仕上げていく考え方を身につけます。CM企画を多角的に見ることで新しい発見や足りない部分を補っていく企画力を養っていきます。 |
第7回 | 最終課題 ディレクターに「演出したい!」と思わせる企画をプレゼンせよ CMディレクターに演出をしてもらう想定で、ある商材を基にしたCM企画を考え、プレゼンしていただきます。数々の名作CMを手がけてきた日本を代表するCMディレクターによる講評を受け、コンテがどのように具体的表現に繋がるのかを体感いただきます。 |
開講日 | 2024年08月31日(土) | |
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講義時間 | 13:00~15:00 | |
定 員 | 20名 | |
講義回数 | 全7回 | |
受講料金 | 1名受講 | 90,900円(税込 99,990円) |
補足 | 【スケジュールについて】 | |
受講対象 | ・経験、未経験問わずCMや映像のプランニングを通して企画力を身に付けたい方 | |
注意事項 | ・受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 |