BtoB企業のためのメールマーケティング実践講座のアイキャッチ画像BtoB企業のためのメールマーケティング実践講座のアイキャッチ画像

BtoB企業のためのメールマーケティング実践講座

“送るだけ”で終わらない、成果につながる設計へ。

BtoB企業では「一度接点を持っただけ」では、商談や受注にはつながりません。営業が追いきれない見込み顧客にアプローチしたり、導入検討中の企業と継続的な関係を築いたりするうえで、メールはやはり重要なチャネルです。
本講座では、配信の目的設計からコンテンツ作成、配信タイミング、シナリオ設計、効果測定・改善までを具体的に解説。運用上よくある失敗例も紹介しながら、すぐに現場で活かせるノウハウを身につけます。実践力と改善視点を備えた担当者を目指す方に最適な内容です。

この講座で得られるもの

BtoB企業におけるメール配信の目的や役割を理解できる

ツール選定・法規対応・迷惑メール対策の基本がわかる

成果を出すためのリスト管理とコンテンツ作成手法が身につく

シナリオ設計やMA活用、営業との連携など実践的な運用力が養える

配信結果をもとにした改善方法と指標の読み方が学べる

受講対象

  • BtoB企業でメールマーケティングを担当している方
  • 営業支援やリード獲得をミッションに持つマーケティング担当者
  • メールの改善に取り組んでいるが成果が出ずに悩んでいる方

このような方に最適な講座です。

scene #1

成果が出ないままメール配信を続けている

scene #2

ツールを活用して効率化したいが選び方や設定がよく分からない

scene #3

配信後の改善アクションや評価指標の設定が曖昧なままでうまく効果を測定できていない

scene #4

成果につながるセグメントやシナリオ設計がうまくできない

scene #5

営業と連携できず、マーケ施策が孤立してしまっている

カリキュラム

時間

講義内容

第1部
60分

メールマーケティングの基本と全体像

  • メールマーケティングの目的と役割
  • なぜメルマガなのか
  • 特定電子メール法について
  • メール配信ツールの選び方
  • 迷惑メール対策

第2部
60分

目標設定から作り方

  • 指標の解説
  • 成果の公式と目標設定
  • 質の高いリストの作り方
  • コンテンツの作り方

第3部
60分

タイミングとエンゲージメント

  • 反応を最大化させる配信タイミング
  • 適切な配信頻度について
  • エンゲージメントの高め方
  • シナリオ設計
  • 無反応者のリエンゲージメントについて
  • 営業との連携

第4部
60分

結果の確認と改善アクション

  • 配信結果の確認と短期アクション
  • 中期の改善アクション
  • 迷惑メール判定の確認
  • Postmaster Toolsの使い方
  • 稼働対効果の計算
  • 生成AIの使用と今後について

講座で学ぶこと

01 BtoB企業のためのメールマーケティングの役割と基本設計を理解する

メールマーケティングを単なる販促手段ではなく、「顧客との関係性を維持し、想起される存在になるための仕組み」として再定義します。
BtoBビジネスにおけるメールの本質的な役割を理解し、リード獲得(ジェネレーション)・育成(ナーチャリング)・選別(クオリフィケーション)といった一連のデマンドジェネレーションにおいて、メールがどのように機能するかを体系的に学びます。特に、開封率15%・閲覧7秒という現実を前提に、「ナーチャリングではなく想起のための施策」としての位置づけを深く掘り下げ、CRM上の顧客との“Keep in Touch”を通じて、長期的な信頼関係を築く戦略設計の考え方を身につけます。

02 成果を出すためのリスト・指標・コンテンツ設計を学ぶ

成果を左右する5つの主要指標(不達率・開封率・クリック率・反応率・購読解除率)について、その定義と読み解き方、改善の方向性を詳細に学びます。単に数値を追うのではなく、「どの指標をどのように組み合わせて見ると成果につながるのか」を理解し、自社のKPI設計に応用できる実践的な思考法を習得します。
また、「成果=配信成功数×クリック率×LP CVR×配信頻度」という基本式をもとに、自社のデータを用いて成果を予測するシミュレーション手法や、目標との差分を特定して改善施策を立案する方法も紹介。メール施策の成果を「感覚」ではなく「数値」と「構造」で説明できるマーケターとしての分析力を養います。

03 エンゲージメントを高める配信設計とシナリオ運用を実践的に学ぶ

顧客の関心や行動に応じて、最適なタイミング・頻度・内容でメールを届ける「エンゲージメント設計」を体系的に学びます。曜日・時間帯ごとの開封傾向分析や、件名・プリヘッダー・差出人名の工夫による開封率改善、配信頻度の最適化など、理論と実例を通して反応を最大化する技術を解説します。
また、セグメント配信や差し込み配信(パーソナライズ)、MAツールを活用したシナリオメール設計など、1to1コミュニケーションを実現する仕組みも実践的に学びます。メール施策を単発の送信で終わらせず、CRMや営業活動と連動させて継続的なエンゲージメントを創出することで、「メールが成果を生み出す仕組み」を自社で再現できるスキルを身につけます。

04 質の高いリストと成果を出すコンテンツの設計法を身につける

メールマーケティングの成果は「リストの質 × コンテンツ × タイミング」で決まります。本講座ではこの中でも特に基盤となる「リストの質」と「コンテンツ設計」に焦点を当て、登録導線の最適化、ダブルオプトインの導入、無反応者の隔離やWin-backメールによる再活性化など、リストマネジメントの実践ノウハウを学びます。
さらに、BtoBにおける「マーケティングメール」と「セールスメール」の違いを整理し、開封からクリックまでの“7秒”を意識したレイアウト設計や、CTA(行動喚起)の位置・文言・色彩設計など、クリック率を高めるためのコンテンツ構成を実践的に学びます。1メール1コンテンツの原則やローテーション配信など、日々の配信改善に即使える具体的なノウハウが得られます。

講師紹介

安藤 健作 氏

合同会社エスプーマ

代表

安藤 健作 氏

早稲田大学卒業後、株式会社丸井を経て、2006年に株式会社ラクスに入社。同社にてCS組織の立ち上げを行ったのち、マーケティングマネージャへ。 その後、2016年よりメールマーケティングサービス「配配メール」の事業責任者となる。その後、株式会社WACUL 執行役員CMOを経て、2024年より合同会社エスプーマ代表。 メールマーケティングのエバンジェリストとして活動し、講演実績多数。 2022年「現場のプロが教える!BtoBマーケティングの基礎知識」(マイナビ出版/共著)、2024年「メールマーケティングの教科書 誰でも成果を生み出せるメルマガの定石」(翔泳社)出版。

お申し込み

  • 1名単位でのご受講は「1名受講」
  • 部門や全社でまとめて受講される場合は「オンデマンド研修」
  • 体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。

料金プラン

1名単位でのご受講におすすめ

1名受講 オンデマンド講座おすすめ
1名から受講できる
お申込み日から14日間視聴可能
受講料
54,000
(税込 59,400円)

講座概要

受講形態

宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信。
お申込日から14日間視聴可能。
視聴期間内であれば、ご自身の自由なタイミングで視聴できます。

受講方法

宣伝会議オンラインにログイン後、マイページの「オンライン講座を見る」に進むとご視聴いただけます。

講義資料

レジュメなどの講義資料は、動画視聴画面からPDF形式でダウンロード可能です。

視聴に関するご注意

受講には、実際に視聴される方のマイページ登録が必要です。申込者とは別の方が視聴する場合は、個別にお申し込みください。
※同一IDでの複数人視聴・上映などは禁止されています。
※本講義には質疑応答はありません。

※受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。
※お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。
※教室・オンラインライブ講座は、個人申込の場合、受講料について開講前のご入金を原則とさせていただいております。
※オンデマンド講座は、お申し込み後すぐに受講案内メールをお送りしており、メール受信後、ご視聴いただけます。 そのため、視聴の有無に関わらず、お申し込み後のキャンセルは一切、承っておりません。
詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。

人数無制限・年間割引プランもございます

部門研修を計画する

チケットを利用する

この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。
法人割引窓口の設定方法はこちら

教育講座トップにもどる

この講座をシェア

この講座を見た人はこんな講座も見ています

  • EC_CUBE_URL: https://www.sendenkaigi.com/product/add_to_cart/