『マーケターのためのIPコーポレイトライセンスビジネス戦略』実践講座 アイキャッチ『マーケターのためのIPコーポレイトライセンスビジネス戦略』実践講座 アイキャッチ
書籍『ライセンスビジネスの戦略と実務 第4版: キャラクター&ブランド活用マネジメント』
(草間文彦/白桃書房)

IPライセンス戦略を「契約×ブランド価値創造」で実践的に学ぶ!

ブランド認知と収益を同時に最大化する実務

この講座で得られるもの

  • IPライセンス戦略の設計力
  • ブランド価値を高めるパートナー選定
  • 契約実務の具体的な知識
  • 海外展開時のローカライズ実務
  • プロモーション連動の実行計画

このような方に最適な講座です。

scene #1

IP活用の全体像が見えない

scene #2

パートナー選定の判断が難しい

scene #3

海外展開時の実務が不安

scene #4

契約・リスク管理の知識が不足

理解の手順

マーケターが押さえるべきIPライセンス戦略と実務を段階整理

ブランド・キャラクター・知財を活用したライセンス戦略を、マーケティング視点と法務実務の両面から整理。パートナー選定、チャネル戦略、プロモーション施策との連動を含めた「ブランド価値最大化」のための設計方法を学びます。さらに海外展開時のローカライズ対応、現地契約交渉などグローバル対応の実務ポイントまで解説。法務担当だけでなく、マーケター必須の知識を提供します。

受講対象

  • マーケター、法務、知財、ライセンス担当者

講座のポイント

01 ブランド認知とライセンス戦略

ライセンスは単なる収益化手段ではなく、ブランド価値の増幅装置でもあります。認知拡大・ターゲットリーチ・チャネル戦略におけるIP活用の設計手法を解説。マーケティング施策全体との統合的なライセンス活用設計を学びます。

02 パートナー選定とチャネル戦略設計

適切なライセンシー(製造・販売・流通パートナー)をどう選定するかが、ブランド成功のカギを握ります。ブランドイメージ維持、商品品質管理、プロモーション展開との整合を含めた、パートナー選定の実践ポイントを解説します。

03 海外展開時のローカライズ戦略

グローバル市場に展開する際の現地適合策を具体的に解説。文化・商習慣に合わせたローカライズ、現地パートナーとの連携、現地プロモーションとライセンス契約条件の最適化まで、マーケター視点で押さえるべき実務を整理します。

講座で学ぶこと

01 IP活用のマーケティング戦略設計

ライセンスビジネスをマーケティング施策全体にどう組み込むかを整理。ブランド認知向上、プロモーション連動、ターゲット市場の拡大を狙うIP活用設計を学びます。マーケターがライセンス事業に関与する際の基本戦略を体系化します。


02 契約実務とパートナー交渉力

契約書作成に必要な基本知識から、実務交渉で押さえるべき注意点を習得。ライセンス条項、ロイヤリティ設計、権利帰属、ブランド毀損回避条項まで、マーケターが交渉現場で活躍できるための契約知識を整理します。


03 海外ローカライズ・現地プロモ対応

海外進出時に生じる文化・商習慣の違いを踏まえたローカライズ戦略を解説。現地プロモーション連動、販促計画との整合、現地パートナー選定と契約調整まで、実務で必要なポイントを具体的に紹介します。

講師紹介

草間文彦

草間文彦

コンサルティングファームブランドッグ代表、リーバイス、ワーナー・ブラザースなど外資系企業を経て独立。元東京理科大学大学院イノベーション研究科教授、知財とライセンスの研究室を持ち修士指導にあたる。米国NPO法人 LIMA(国際ライセンシング協会)日本支部を仲間と立ち上げ、マネージング・ディレクターを10年間務める。現在同会(ライセンシング・インターナショナルに改名)会員。コカ・コーラ、ハインツ、日産自動車など欧米、日本の大手企業ブランド、スポーツブランド等のライセンスビジネスを多く手がける。著書に「ライセンスビジネスの戦略と実務」(白桃書房、15)、「実践ライセンスビジネスマネジメント」(日本経済新聞出版社,09)など。趣味はオペラ、NPO法人日本ヴェルディ協会理事

カリキュラム

時間

講義内容

第1部

ライセンスビジネスの全体像と事業目的の明確化
・現代ライセンスビジネスの誕生 – 1955年になにがあったのか?

・世界と日本の現状と相違 - 市場規模、プロパティ、日米の市場の特徴

コーポレイトライセンスとは何か? - ライセンスできるIPはミッション(目的)、収益構造

・ライセンス展開の戦略的意義 – ブランドの世界観を広げる、プロパティの変遷と歴史

・企業キャラクターの役割、メリット、成功例 - 企業のスポークスマンとして

・実際の成功・失敗事例から学ぶ運用ポイント

・日本のコーポレイトライセンスの特徴 – ブランド名、商品名、キャラクター中心

第2部

ライセンスビジネスによるブランド価値向上
・IPの存在の確認 - 無方式主義と登録主義

・著作権の商品権化 – 疑似著作権 

ブランド価値判定 – ライセンスで成功しているパワーブランド、ブランドトランスファー

・流通グレードの維持 - 独禁法の壁とDTRのメリット

・プロモーション施策との連動 – 共同販促、ポップアップストア

第3部

ライセンス契約の設計と管理
・ライセンサーの立場 – なぜ、「圧倒的に強い」のか?

・契約に盛り込むべき主要条項 - 権利範囲、地域、期間、ロイヤリティ、品質管理、監査権等

・契約とその交渉 - 陥りやすい死角。公平な契約書は無い

・監修・品質保証体制の構築と実務フロー – 申請、監修、承認、品質/安全/労働基準

・製造物責任(PL 法)とブランド毀損リスク対策- グローバル基準で対応、不良在庫を無くすには?

第4部

パートナー選定とガイドライン
・パートナー選定 – パートナーは誰?、ターゲット市場へのリーチ、ブランド認知拡大の観点からの選定基準

・エージェントのメリットとデメリット : ノウハウの蓄積利用、コミッション

・ライセンス商品用ガイドラインの重要性 – コンプライアンスの共有 -

・海外展開時の戦略– 大規模展示会の活用、ローカルエージェントの使用

第5部

社内外へのブランド浸透と運用体制
・ライセンスマネージャーの役割とスキル - ライセンスのプロフェッショナルとして 

・他部門・パートナーとの連携 -目的と戦略を共有する

・外部コンサルティング、弁護士の活用 - 違った見方の確保

第6部

ライセンスビジネスの成果測定
・ミッションに貢献できたか? - マーケティングKPI

・まとめ

付録

ライセンス契約書雛形

講座概要

受講形態

【予約受付中!8月~9月にかけて配信開始予定】

予約期間中のお申込みで、視聴期間30日へ拡大キャンペーン実施中!

宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信

お申込み日から14日間視聴可能。

視聴期間内であれば、ご自身の自由なタイミングで視聴できます。

受講料金

20,000円(税込 22,000円)
申込金5,000円(税込 5,500円)含む

550,000円(税込 605,000円)
例)100名受講で1名5,500円

受講のご案内

【実施上の注意】

本講義は、オンライン配信講義となりますご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での視聴・社内上映などは固くお断りしております。

【受講上のご案内】

・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。該当期間内に宣伝会議マイページの「オンライン講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。

・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。

・本講義には質疑応答はございません。

【レジュメについて】

講義資料はご視聴頂くマイページからPDF形式でダウンロードしていただきます。

注意事項

受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。
お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。
教室・オンラインライブ講座は、個人申込の場合、受講料について開講前のご入金を原則とさせていただいております。 オンデマンド講座は、お申し込み後すぐに受講案内メールをお送りしており、メール受信後、ご視聴いただけます。 そのため、視聴の有無に関わらず、お申し込み後のキャンセルは一切、承っておりません。 詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。

オンデマンド研修について

  • (受講手順)申込後、全受講者の視聴開始まで、最短で3営業日ほど要します。申込後に、事務局から別途、視聴開始日や受講者を指定するためのご案内をお送りします。
  • (視聴開始日)視聴開始日は、数日~数カ月先の指定も可能です。受講者への事前連絡も想定し、余裕をもった申込みをお勧めします。
  • (視聴期間)視聴期間は14日間で、延長キャンペーン対象外です。
  • 対象は、同一の企業・団体の従業員の方です。親会社・子会社・関連会社の従業員の方は対象外となります。
    ※お申込み画面で「ご自身が受講する」「ご自身以外が受講する」の選択肢が出てきます。ここでは「ご自身が受講する」を選択してください。ご自身以外の複数名で受講可能です。

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※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。

  • 1名単位でのご受講は「1名受講」
  • 部門や全社でまとめて受講される場合は「オンデマンド研修」
  • 体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。
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