エクスペリエンスプロデューサーが書いたイベントの教科書 「体験」の「カタチ」をつくる超実践的思考法
中島 康博
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エクスペリエンスプロデューサーが書いたイベントの教科書 「体験」の「カタチ」をつくる超実践的思考法
中島 康博
「イベント」プロデュースから「感動体験」のプロデュースへ
「体験のカタチをつくるプロ」として、30年以上にわたって現場の第一線を走る著者が書き下ろした「イベントの教科書」。本書では、近年注目されている「エクスペリエンスプロデューサー」という仕事における思考法と技術、そのプロセスを初めて紹介します。
「感動体験(心を動かす体験)」の「総合演出家」であり、「感動体験施策(感動体験を提供する活動)」の「プロジェクトマネージャー」でもあるエクスペリエンスプロデューサー。この2つの視点を兼ね備えることで、従来のイベントにとどまらない体験や経験を来場者に提供することが可能になります。
イベント制作の各プロセスにおいて、エクスペリエンスプロデューサーがどのように考え、どのような技術を使って制作、進行しているのか。基礎、応用、実践と3つのパートで具体的に紹介します。
目次
はじめに
第一部 基礎編
エクスペリエンスプロデューサー=総合演出家+プロジェクトマネージャー / 「エクスペリエンス」とは何か?/「コンセプト」とは何か?/「ストーリー」とは何か?/「総合演出」とは何か?/「プロジェクトマネジメント」とは何か?
第二部 応用編
第1章 企画段階
1 総合演出の視点
「ストーリー」と「世界観(=時間×空間)」をつくる/「ストーリー」をつくる/「世界観(=時間×空間)」をつくる
2 プロジェクトマネジメントの視点
「会議体」と「全体スケジュール」をつくる/「会議体」をつくる/「全体スケジュール」をつくる
第2章 制作段階
1 総合演出の視点
「構成台本」「運営マニュアル」「実施設計図」をつくる/「構成台本」をつくる/「運営マニュアル」をつくる/「実施設計図」をつくる
2 プロジェクトマネジメントの視点
「情報」と「予算」を管理する/「情報」を管理する/「予算」を管理する
第3章 運営段階
1 総合演出の視点
「運営」とは何か?/事前準備/現場ディレクション
2 プロジェクトマネジメントの視点
計数管理/成果指標
第三部 実践編
第1章 エクスペリエンスプロデューサーの技術
1 オリエンテーション
クライアントを知る/チェックリストをつくる/出席者を観察する
2 企画準備
「写経」をする/ターゲット(=参加予定者)を知る/SWOTを知る
3 ヒアリング
仮説をぶつけてみる/利用者視点を加える
4 企画
アウトラインで考える/重要施策から考える/時間軸(動線順)で整理する
5 プレゼンテーション
準備段階/当日
6 制作
「わかりやすさ」が正確/「約束を守ること」が信頼
7 運営
顔と名前を覚える/自分の目で見る/笑顔を演出する
8 報告会
現場では反省しない/報告会は次回の提案に向けた予告編/成果と効果の検証