CMを科学する ―「視聴質」で知るCMの本当の効果とデジタルの組み合わせ方―
横山隆治(著)
若年層にテレビをまったく観ない人が増え、二極化し、テレビの視聴スタイルに変化が訪れている。テレビCMが効かなくなるという問題は、テレビ局だけの問題ではなく、広告主にも大問題だ。現時点でもやはりテレビCMの到達率は魅力である。本書では、あいまいだったテレビCMの効果効能を科学的に分析し、真のデジタルマーケティングに必要なデータと共に動画コンテンツのありかた、将来的なテレビCMのあり方について論じる本。
目次
- はじめに
- 第一章 新たなTV視聴データで実態を把握する
- 第二章 クリエイティブを科学する方法論
- 第三章 宣伝部が採用すべき新たな考え方
- 第四章 CMを科学するために
- 第五章 「CMを科学する」の向こう側
- 第六章 最新米国レポート
- おわりに
横山隆治
1982年青山学院大学文学部英米文学科卒。同年株式会社旭通信社入社。1996年デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社を起業、設立、代表取締役副社長に就任。2001年同社上場。2008年株式会社ADKインタラクティブ設立。同社代表取締役社長に就任。2011年株式会社デジタルインテリジェンス代表取締役に就任。ネット広告黎明期からビジネスの実践とデジタルマーケティングの理論化・体系化に取り組む。 著書に『広告ビジネス次の10年』(翔泳社)『新世代デジタルマーケティング ネットと全チャネルをつなぐ統合型データ活用のすすめ』(インプレス)