システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

「ナノイー」出荷1億台突破の節目に 工場見学会、歴代製品の展示やデモも

公開日:2025年4月28日

自社の工場や施設にメディアを誘致し、実物を見て体験してもらう。こうした機会を設けることは、より深い企業理解を促すことにつながる。メディア向け「見学会」を成功させるには、どのような視点が必要になるのだろうか。

パナソニックの白物家電を中心に扱う社内カンパニー、くらしアプライアンス社は、微粒子イオン「ナノイー」を発生させるデバイスの累計出荷台数が1億台を突破したことを機に、2024年8月、滋賀県彦根市にある工場にメディアを誘致し、見学会を実施した。

見学会では、工場ツアーのほか、ナノイーデバイス搭載製品の展示や、ナノイーの効果を体感できるデモ、ナノイーデバイスの誕生に関わった大学教授によるナノイーの進化の解説などを行った。

現場で体感できる場の創出

この見学会を運営したのは、くらしアプライアンス社で企業広報を担う広報課だ。「製品広報と違い、企業広報の領域はコンスタントな新規ニュースを生みにくいので、世の中の関心や業界の動きに合わせて切り口をつくり、能動的にメディアとのコミュニケーションをとることを心がけています。当社の持つ技術や人、働き方、昨今ではリサイクルをはじめとしたサーキュラーエコノミーなども発信するテーマにな...

この記事の続きを読むには定期購読にご登録ください

月額

1,000

円で約

3,000

記事が読み放題!

この記事をシェア

この記事が含まれる特集

取材が集まる 広報のアプローチ

SNSやプレスリリースサイトなどの活用により、企業は自ら情報を発信しやすくなりました。一方で、メディアが第三者として客観的に報道する情報には、自社からの発信では得られない価値があります。広報活動においては、情報をどのような経路で届けていくかを設計しながら、世の中の動きを取材しているメディアに対し、より能動的にアプローチすることが求められています。本特集ではこれからのメディアとの向き合い方、リレーション構築のヒントをお届けします。

記事一覧

MEET US ON