リカバリーウェア「BAKUNE」のヒットにより一躍注目を集めたTENTIAL。新興市場を切り拓いてきた同社は、メディアをはじめとするステークホルダーとどのように関係を築いてきたのか。自社の情報を発信するだけではない、コミュニケーションの心構えを聞いた。
「健康に前向きな社会を創り、人類のポテンシャルを引き出す。」をミッションとして掲げるTENTIAL。
2020年12月にクラウドファンディングで販売を開始したリカバリーウェア「BAKUNE(バクネ)」は累計で100万セット超の販売を記録。2025年2月には東証グロース市場への新規上場を果たすなどのニュースにより、メディアからも注目されている。
情報を持つことが広報の武器
現在はメディアからの取材依頼も多く集まるTENTIALだが、「BAKUNE」の発売前などは社名やブランドの認知度も高くなかったことから、露出獲得のためのメディアアプローチを積極的に行っていたという。
「当時は月に6~7本プレスリリースを配信し、少なくても週に2件はメディアとのアポイントを入れることをルールにしていました。現在は、頻度は変わりましたが、メディアの方々と常日頃から連絡をとり、意見交換をしながら関係を築いていることは変わっていません」と、コーポレートコミュ...