世界規模で変わる広告制作の実務。
画像生成AIを活用し、ディレクションの精度を上げる
画像生成AIは、非常に高度なAI技術によって、文字(プロンプト)から画像を生み出すことを可能にしました。実在する街に近い風景、漫画風のイラスト、実際の商品に近いイメージ画像、ロゴやパッケージ、そして高精度の人物まで、実に様々な領域で画像の生成が可能です。
また、高度なビジュアルツールを使いこなす技術は必要なく、文字を使って表現するために、操作方法とセオリーを覚えれば、簡単に画像が生成できます。
この結果、マーケターや販促担当、Web担当者の広告物制作業務を、大きく変化させました。POP、商品イメージ画像、ポスターなど依頼側が制作したいもののイメージを具体的にできるようになりました。これによって、従来、イメージで共有を受けていたクリエイターや制作者側は、依頼側が何をつくりたいのかを具体的に把握することができるようになります。その結果、イメージに関するやり取りの回数やミスコミュニケーションを減らすことができます。また、リテラシー次第では、さらに訴求力のあるデザインにすることもできます。
そこで「画像生成AIを活用した広告制作ディレクション講座」では、実務のディレクション精度を上げるために、デザインラフ案をAIで作る方法、また画像生成AIに対して適切な法律知識も学びます。これによって「AIで作り出す技術」と「AIを適切に運用する視点」の両方を学びディレクション精度の向上を達成します。
この講座で得られるもの
- マーケターや販促担当、Web担当者が自らデザインのラフ案を作成できることによって、ディレクションの精度を上げることができる
- 画像生成AIの可能性と影響を印象論ではなく、構造的に知ることができる
- 前提知識がなくとも、画像生成AIを活用する方法を知ることができる
- 今まで類似事例や前年踏襲で作っていた広告制作の工程を変化させ、表現できる領域を拡張することができる
- 画像生成AIに関しての法律的見地からどのような権利が存在するのかを知ることで、適切な運用視点を学ぶことができる
このような方に最適な講座です
画像生成AIを活用できるレベルで知れば、
広告制作のプロセスと成果は変わりはじめる
理解の手順
画像生成AIに対するイメージだけでは、実務を好転させることはできない。印象から抜け出し、活用フェーズに移行するために3つの視点を学ぶ。
講義のポイント
Point1:世界規模で変わる広告制作の実務と
生成AI時代に人が鍛えるべき広告製作能力を知る
2023年は世界規模で画像生成AIが身近になったことで、従来広告制作に携わることができなかった人も、制作に携わることができるようになりました。しかし、可能性がどれだけ広がっていても、それを活用するきっかけがなければ、可能性を成果に変化させることはできません。また実務へ活用できる領域を見極めることができなければ、誤った使い方をしてしまうことにもなります。そこで、広告制作実務を4のフェーズ(発想段階/構想段階/制作段階/実装段階)に分け解説を行い、実務への活動度合を高めていきます。
Point2:画像生成AIを実務で使う技術を学ぶ
画像のクオリティは、担当者の力量によって大きく左右されます。それが「プロンプト」と呼ばれる言葉による指示です。表現しようとするイメージを明確に言葉で定義できなければ、実務で使用するレベルにはなりません。さらに実務で指示をする際には、画像内のアイテムを大きくしたり小さくしたり、印象を変えたり、既にあるものとトンマナを合わせたりと、微調整が必要になってきます。つまり、1つの画像を最初のプロンプトだけでは作れないということです。そこで、数度の修正指示や追加指示を前提とした生成プロセスを知り、実務への活用法を学びます。
(講座内では「Midjourney」を使用します)
Point3:法律の見地から、画像生成AIのリスクを見定め解消する
画像生成AIで制作したものを適切に管理するためには「法律」の知見が必須となります。そもそも広告におけるビジュアルには「どのような権利」が「いくつ存在」しているのか、それらを理解しておかなければ、活用する場面を誤ってしまいます。また、他者の権利の侵害を招く事態にも発展してしまいます。しかし、この領域の権利関係を理解することができれば、活用できる領域を拡大させることができ、ディレクションの精度を上げることができます。そこで、法律×実務4フェーズ(発想段階/構想段階/制作段階/実装段階)で検討できる力を養成します。
現場で実践する力を習得する!
今すぐ申し込む講座で学ぶこと
01
世界的に画像生成AIが集まる理由から、画像生成の関するメカニズムの理解、そして今後さらに訪れるであろうインパクトの要素の分解と整理を行います。これよって、鍛えるべき力にはどのようなものがあるのかも理解することができます。
02
第2部では実際に画像生成AI「Midjourney」やチャットGPTを使いながら、イメージとする画像をどのようにして作っていくのか、サービスを開始するところから始め、そして画像の加工の方法を様々な角度から行っていきます。画像が生成され、そして変化していく様を見ることで画像生成AIを使うことのイメージをより具体的にすることができます。
03
どんなに便利で訴求力の高い画像を生成できるAIであっても、各サービスによって明示されている権利の所在などは異なります。実務で活用するためには、それらを読み解き、使う場所、使えない場所を判断する力が必要となります。そこで権利となりうるものの理解から、生成物の権利の帰属、そして権利侵害となる場合の理解などを一挙に理解します。
講師紹介

電通メディア
イノベーションラボ
主任研究員
天野 彬氏
1986年生まれ。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。専門は若年層の消費行動やSNSのトレンド。主著に『新世代のビジネスはスマホの中から生まれる─ショートムービー時代のSNSマーケティング─』(2022年)、『シェアしたがる心理』(2017年)など。

骨董通り法律事務所
弁護士 NY州弁護士 証券アナリスト
岡本 健太郎氏
ロイター通信社(日・英)などを経て、国内外のアート、エンタテイメント、デザイン法務に従事。神戸大学大学院客員准教授、Japan Contents Blockchain Initiative 著作権流通部会 部会長、アカツキ社外監査役なども兼務。趣味はリズムタップ、音楽鑑賞(70's Soul)と茶道(松尾流)。

山本 和幸氏
多摩美術大学 統合デザイン学科を卒業後、2021年に株式会社電通に入社、CXCC, Dentsu Lab Tokyoに所属。 2022年より生成AIの創る未来に衝撃を受け独立、AI分野へ。 株式会社Teleportal代表。通称やまかず。
カリキュラム
カリキュラム | |
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時間 | 講義内容 |
第1部 | 広告制作とAIとの関係 カリキュラム案 ・なぜいま画像生成AIなのか? ・画像生成AIの概要と各種ツールの特徴 ・広告制作のプロセスに画像生成AIはどう関わるか ・クリエイティンブ産業に与える影響と求められるスキル |
第2部 | 画像生成AIを活用した広告製作の実践 (Midjourney +チャットGPT+α) 始め方編 ・Midjourney の始め方 ・個人ルームの作り方 ・プロンプトについて テクニック編 ・既にもっている写真や画像素材とテイストを合わせて画像をつくる方法 ・実写をアニメ風にする方法 ・出てきた画像を加工する方法 ・良いプロンプトを探し出す方法 実践編 ポスター制作 Webバナー制作 POP制作 商品パッケージ制作 商品ロゴ制作 |
第3部 | AI画像生成と権利関係解説 ・画像に関する権利あれこれ ・従来型サービスとの違い ・AI生成物の権利の帰属 ・権利侵害となり得る利用態様 ・画像生成AIと権利問題 |
※カリキュラムの内容は変更となる場合がございます。予めご了承下さい。
概要・パンフレット
概要 | ||
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受講形態 | 宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信 | |
受講のご案内 | 【実施上の注意】 | |
受講料金 | 1名受講 | 45,000円(税込49,500円) |
100名まで | 550,000円(税込 605,000円) | |
オンデマンド研修について | ・(受講手順)申込後、全受講者の視聴開始まで、最短で3営業日ほど要します。申込後に、事務局から別途、視聴開始日や受講者を指定するためのご案内をお送りします。 ・(視聴開始日)視聴開始日は、数日~数カ月先の指定も可能です。受講者への事前連絡も想定し、余裕をもった申込みをお勧めします。 ・(視聴期間)視聴期間は14日間で、延長キャンペーン対象外です。 ・対象は、同一の企業・団体の従業員の方です。親会社・子会社・関連会社の従業員の方は対象外となります。 | |
受講対象 | 事業会社でマーケティング部、宣伝部、販売促進部、広報部で | |
注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 |
・1名単位でのご受講は「1名受講」
・部門や全社でまとめて受講される場合は「オンデマンド研修」
・体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。
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