
富士通株式会社
デザインセンター経営デザイン部
加藤 正義
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
見る者の心を揺さぶるインスタレーション ―その背景には、表現を貫く強い意志と、共創を成功させるための仕組みがある。
広告代理店からキャリアを始め、独自の表現を育てながら、自身のスタジオWOWでジャンルを超えたプロジェクトを牽引してきたクリエイティブディレクター・於保浩介氏が登壇。アート、建築、ファッション、先端技術、伝統文化まで、あらゆる領域を横断しながら「クライアントと共創する」スタイルを確立するに至った軌跡を、事例を交えて語ります。アイデアの発芽から作品としての昇華、そしてビジネスとして成立させるプロセスまで。挑戦の連続の中から生まれた発想法・編集術・協働の知見を学び取る講義です。
"やりたい"をカタチに変える方法論
インスタレーションは単なるアートではありません。見る者に物語を体感させる装置であり、その背景には「こうあったらいいな」という小さな欲望を現実にするための具体的なプロセスがあります。
本講義では、於保氏が手がけたWOWでの自発的な作品づくりから、クライアントとの実案件に発展するまでの軌跡をひも解き、インスピレーションを企画・提案・実装につなげる“発想の型”を紐解きます。限られた条件の中で、自分の"やりたい"を貫く方法論を学びます。
共創を成功させる、視点と翻訳力
どれほど美しいアイデアも、受け手やパートナーに伝わらなければ届きません。於保氏が取り組む「共創するインスタレーション」は、単なる協働ではなく、異なる価値観をつなぎ翻訳し、双方にとって意味ある体験に昇華させる試みです。
建築、ファッション、先住民族文化など多様なクライアントと取り組んだプロジェクトを通じて、事業側とクリエイター側の視点をどう架橋し、ブランドに深みを与える表現に変換するのか。その過程で必要となる構想力と調整力、そして意思決定の考え方を探ります。
ジャンルを越える力は、自分の中にある
広告からキャリアをスタートし、CG・映像・空間表現へと表現領域を広げた於保氏。領域を越境し、アートとビジネスのあいだで多様なプロジェクトを牽引してきた彼のキャリアには、一貫した「自ら仕掛ける姿勢」があります。
講義では、自主制作から始まり、外部パートナーやクライアントとの共創へと拡張していくプロセスを追体験。専門性を軸にしながら、異なる領域へ接続し、自分にしかできない価値を築いていく“キャリアの編集術”を学びます。
時間 | 講義内容 |
約170分 | 「クライアントと共創するインスタレーション」への道のり |
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
デザインを意匠的にではなく、「どのように売るか」という事業にコミットする視点で捉えられた
高いレベルのクリエイティブを制作して、かつ経営の視座を持って活躍されている
コンセプトの組み立て方やそのプロセスの重要性について、意識が一層高まった
クリエイティブ×コンサルティング発想で突き抜けるビジネスデザイン力養成講座
1つの専門領域では解決できないような複雑で複合化した課題が山積する中で、広告クリエイター・マーケターの役割は変化している。さらに、DX 化が加速しマーケティングにおける4P だけでなく、顧客との関係を継続的に築くための「顧客体験の設計」をはじめとするサービス、事業そのもののデザインもカバーしなければならない領域となってきている。
この時代に、事業を成長に導き、成果を上げているクリエイター、マーケターの共通点である「BTC 型の人材」になるために必要な技術を学び、ビジネス全体をデザインする力を身につける特別講座です。
開講日 | ⚪︎ Webでのお申込み後すぐに視聴を開始できます。(視聴期間14日間) |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 ・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。 |
受講価格 | 【1名受講】 |