PROFILE

多摩美術大学グラフィックデザイン科卒 大手広告代理店を経てWOWに参加。広告を中心とした映像全般(CM、VI、PV)のプランニング及びクリエイティブディレクションを手がける。
空間を意識した映像表現にも力を入れ、さまざまなインスタレーション映像を国内外で手がける。近年は活動領域を広げ、WOWのプロダクトレーベル[BLUEVOX!]を主宰。WOWが培った3Dデジタル技術を駆使し、日本のものづくりに新しい価値感を見出そうとしている。

講座概要
見る者の心を揺さぶるインスタレーション ―その背景には、表現を貫く強い意志と、共創を成功させるための仕組みがある。

広告代理店からキャリアを始め、独自の表現を育てながら、自身のスタジオWOWでジャンルを超えたプロジェクトを牽引してきたクリエイティブディレクター・於保浩介氏が登壇。アート、建築、ファッション、先端技術、伝統文化まで、あらゆる領域を横断しながら「クライアントと共創する」スタイルを確立するに至った軌跡を、事例を交えて語ります。アイデアの発芽から作品としての昇華、そしてビジネスとして成立させるプロセスまで。挑戦の連続の中から生まれた発想法・編集術・協働の知見を学び取る講義です。

本講座で身につけるポイント
STEP01 守 優れたアイデアを生み出す 発想の型を習得する
"やりたい"をカタチに変える方法論

インスタレーションは単なるアートではありません。見る者に物語を体感させる装置であり、その背景には「こうあったらいいな」という小さな欲望を現実にするための具体的なプロセスがあります。
本講義では、於保氏が手がけたWOWでの自発的な作品づくりから、クライアントとの実案件に発展するまでの軌跡をひも解き、インスピレーションを企画・提案・実装につなげる“発想の型”を紐解きます。限られた条件の中で、自分の"やりたい"を貫く方法論を学びます。

STEP02 破 事業を成長に導くトップクリエイターの 思考法を習得する
共創を成功させる、視点と翻訳力

どれほど美しいアイデアも、受け手やパートナーに伝わらなければ届きません。於保氏が取り組む「共創するインスタレーション」は、単なる協働ではなく、異なる価値観をつなぎ翻訳し、双方にとって意味ある体験に昇華させる試みです。
建築、ファッション、先住民族文化など多様なクライアントと取り組んだプロジェクトを通じて、事業側とクリエイター側の視点をどう架橋し、ブランドに深みを与える表現に変換するのか。その過程で必要となる構想力と調整力、そして意思決定の考え方を探ります。

STEP03 離 自身の専門分野を軸に越境し 領域を拡張する開拓技術を習得する
ジャンルを越える力は、自分の中にある

広告からキャリアをスタートし、CG・映像・空間表現へと表現領域を広げた於保氏。領域を越境し、アートとビジネスのあいだで多様なプロジェクトを牽引してきた彼のキャリアには、一貫した「自ら仕掛ける姿勢」があります。
講義では、自主制作から始まり、外部パートナーやクライアントとの共創へと拡張していくプロセスを追体験。専門性を軸にしながら、異なる領域へ接続し、自分にしかできない価値を築いていく“キャリアの編集術”を学びます。

カリキュラム
時間 | 講義内容 |
約170分 | 「クライアントと共創するインスタレーション」への道のり |
チケットを利用する
お申し込み概要
クリエイティブライブラリー於保浩介編
開講日 | ⚪︎ Webでのお申込み後すぐに視聴を開始できます。(視聴期間14日間) |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 ・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。 |
受講価格 | 【1名受講】 |
講師紹介

WOW クリエイティブディレクター
於保 浩介氏
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒 大手広告代理店を経てWOWに参加。広告を中心とした映像全般(CM、VI、PV)のプランニング及びクリエイティブディレクションを手がける。空間を意識した映像表現にも力を入れ、さまざまなインスタレーション映像を国内外で手がける。近年は活動領域を広げ、WOWのプロダクトレーベル[BLUEVOX!]を主宰。WOWが培った3Dデジタル技術を駆使し、日本のものづくりに新しい価値感を見出そうとしている。
開講の背景
クリエイティビティを次世代に継承する
いつの時代においても、優れたクリエイティブは人々の心を捉え、動かしてきた歴史があります。この歴史と一流クリエイターの考えは、これからの未来に継承していくべきものです。
今までは、一部、書籍や専門誌の形で発行し、流通され、また図書館に収集、保管されることで、後進の者が目にし、読むという行為がほとんどでした。それも、お名前や作品に触れる機会があっても、作品以外の知見やお考えに触れる機会がほとんど無く、それが失われることは、未来のクリエイティブのために、大きな損失ではないか、と考えました。
後世にその知見や技術を継承していくために、今回、「ブレーンクリエイティブライブラリー」という名称で、活字や図版だけでは伝えきれないものを映像で残し、クリエイターの肉声に基づき、現在のメディア環境にあった映像コンテンツとして作成し、いつでも、どこでも受講できる講座として未来に向けて配信いたします。
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