
富士通株式会社
デザインセンター経営デザイン部
加藤 正義
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
世界に届く映像演出とチームづくりの極意を学ぶ
『天元突破グレンラガン』『サイバーパンク:エッジランナーズ』など世界中のファンを熱狂させた名作。
その制作現場を率いてきた大塚雅彦氏が、自らの経験を通じて“世界に届くクリエイティブ”の秘訣を語ります。
本講座では、ヒット作に共通する演出手法、熱量が作品に宿る仕組み、多彩な才能を束ねるチームビルディング、そしてファンとつながるコミュニケーションの在り方までを徹底解説。
即企画・制作現場で活かせる実践的な学びが得られます。
熱量が生む作品の力
アニメは数百人単位で作り上げる総合芸術です。士気が高ければ効率も品質も上がり、熱量は作品の映像そのものに宿ると大塚氏は説きます。
『エヴァンゲリオン』や『グレンラガン』の制作現場での体験を通じ、士気の高さがクリエイティブのクオリティに直結する事例を紹介。
働き方が改善された現代の制作現場で、どう自己研鑽を続けるか、どうモチベーションを維持するかにも踏み込みます。
世界に届く演出と企画の発想法
世界中のファンを惹きつけた企画・演出の背景を解説します。
大塚氏は「面白さの基準は自分たちにしかない」と語ります。
マーケティングやデータ分析に頼るのではなく、自分たちが“本当に面白い”と思えるものを突き詰める姿勢が、結果として世界に届く作品を生むことを具体例で示します。
独自性をどう磨き、どうチームに共有し、企画を成立させるのか。その思考法を学びます。
才能を束ね、未来を育てる
作品を成功に導くのは、個人の力だけでなく「才能を活かすチームビルディング」です。
ジブリやガイナックスで学んだ、高畑勲監督・庵野秀明監督の現場哲学を交えながら、大塚氏が築いたチームマネジメントのノウハウを解説。
多彩な才能をどう配置し、組織全体の力に変えるのか。さらに「見て覚えろ」から脱却し、体系的な育成システムを開発する取り組みも紹介します。
突出した才能を輩出しながらも、チーム全体を成長させるためのリーダーシップを学べます。
時間 | 講義内容 |
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約120分 | 01 TRIGGER作品が世界的に評価された理由 Anime Expo、Otakon、Anime NYCでの反響 『サイバーパンク: エッジランナーズ』の視聴実績 アニメ需要のさらなる高まり 20年前、海外イベントで感じたこと オリジナリティとマーケティングに依らない企画 ⇒面白さの基準は自分たちにしかない 02 アニメ制作における”熱量”の重要性 商業アニメは大人数チームによる創作活動 一人一人の士気 → 効率と品質に直結 スタッフが盛り上がるから、ファンも盛り上がる 熱量は絵に表れる 03 多彩な才能を活かすチームビルディング メインスタッフ編成をどう組むか? 高畑監督との仕事で感じたこと 管理部門と現場、それぞれの特徴と重要性と組織づくり 新人育成への取り組み …「見て覚えろ」の時代から脱却 04 ファンとのコミュニケーションと作品づくり ガイナックス時代に始めたファンとの交流イベント ファンとの交流はトリガー設立の大きな要因 作品視聴以外にもファンとの接点を 05 総括 ストーリーが大事 作画はパフォーマンス |
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
デザインを意匠的にではなく、「どのように売るか」という事業にコミットする視点で捉えられた
高いレベルのクリエイティブを制作して、かつ経営の視座を持って活躍されている
コンセプトの組み立て方やそのプロセスの重要性について、意識が一層高まった
不確実性の高まった社会環境の中で、生活者の心は揺れ動き、マーケティング・コミュニケーション活動の難しさが増しています。生活者のブランドに対する期待も変わりつつあると言われる中、いま日本を代表する企業でマーケティング、クリエイティブを担うキーパーソンから「生き残るブランドの条件」を徹底して攻略するための6つのポイントを身に着ける特別講座を開講します。
開講日 | ⚪︎ 現在予約販売中です。公開は開始後に、事務局から販売開始のご連絡をお送りいたします。(視聴期間14日間) |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 |
受講価格 | 【1名受講】 |