
富士通株式会社
デザインセンター経営デザイン部
加藤 正義
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
株式会社タカラ(現タカラトミー)入社後、プランナーとしてビー玉を発射するバトルホビー「ビーダマン」、世界中で5億個以上を売り上げた大ヒットバトルホビー「ベイブレード」、好きな夢をみることできるガジェット「夢見工房」、遊びながら貯金のできる貯金箱「人生銀行」など数々のヒット商品・話題商品の企画開発に携わる傍ら、社内外にておもちゃ作りから培った企画手法の講義を実施。タカラトミー退社後は、トイクリエイターとしてクラウドファンディングで2,000万を集めたまるで猫みたいなクッション「ミャウエバー」など、さまざまな玩具の企画に携わる一方で、研修事業を手がける「アイデア総研」を設立。多くの企業や大学にて、玩具の企画開発で培ったアイデア発想の手法や企画のノウハウについて、のべ5,000人以上に講義を実施する。
本講座では、元タカラトミーの大澤孝氏が手掛けた「ベイブレード」「ビーダマン」などのヒット商品を例に、情緒的価値を生み出す企画術を学びます。大澤氏が培った実践的なノウハウを通じて、単なる商品企画ではなく、消費者の「欲しい!」という感情を引き出すための方法論を深掘りし、成功する企画の公式を身につけます。
“消費者の心に響く 情緒的価値を生み出す企画の基本を押さえる”
大澤氏が手掛けた「ベイブレード」や「ビーダマン」がどのようにして消費者の心を捉え、ヒット商品となったのか、消費者の感情にアプローチするための背後にある考え方やプロセスを詳細に解説します。情緒的価値を創出するための基礎を固め、次のステップでそれを応用するために消費者のニーズを理解し、企画に反映させるための思考方法を養います。
“消費者の「欲しい!」を引き出す 情緒的価値を商品に組み込む”
次に、消費者の心を動かす情緒的価値を商品に組み込む方法を学びます。大澤氏の手法では、単なる商品の機能やデザインに留まらず、消費者の感情に深く響く要素が重要視されます。「ベイブレード」や「ビーダマン」がどのようにして消費者の心を掴んだのか、消費者の感情を捉えるための企画技術を具体的なステップや、企画の実行に際して注意すべきポイントも紹介します。
“6つのポジティブ感情を活用して 魅力的な企画を生み出す力を養う”
大澤氏が分析した感情マップに基づいた、6つのポジティブ感情を企画に効果的に取り入れ、消費者の心に響く企画を構築します。本講座では、おもちゃ流企画術の公式「人×感情×テーマ」をもとに具体的に応用し、他にない独自の価値を持つ、消費者の感情に訴える魅力的な企画を作り上げるプロセスを解説します。
時間 | 講義内容 |
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約240分 | (1)イントロダクション |
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
デザインを意匠的にではなく、「どのように売るか」という事業にコミットする視点で捉えられた
高いレベルのクリエイティブを制作して、かつ経営の視座を持って活躍されている
コンセプトの組み立て方やそのプロセスの重要性について、意識が一層高まった
「ことばは、線(一次元)である」「ちから×回数×時間」など、一倉流コピー術が極めてロジカルかつ平易に解説されている
繰り返し触れられる「つくり方をつくる」という考え方は、広告に限らずありとあらゆるモノづくりに通じる哲学だと思います。
私たちが消費者と健全なコミュニケーションをとっていくための、普遍的で根源的な仕組みを掘り出していきます。
「日本とアメリカではこんなに『デザイン』に対する概念が違うのか⁉」という驚きをもってこの講義を見ていました。
不確実性の高まった社会環境の中で、生活者の心は揺れ動き、マーケティング・コミュニケーション活動の難しさが増しています。生活者のブランドに対する期待も変わりつつあると言われる中、いま日本を代表する企業でマーケティング、クリエイティブを担うキーパーソンから「生き残るブランドの条件」を徹底して攻略するための6つのポイントを身に着ける特別講座を開講します。
開講日 | ⚪︎ Webでのお申込み後すぐに視聴を開始できます。(視聴期間14日間) |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 |
受講価格 | 【1名受講】 |