
富士通株式会社
デザインセンター経営デザイン部
加藤 正義
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
デザインプロダクション、清水正己デザイン事務所、博報堂C&D、電通を経て2019年になかよしデザインを設立。
主な仕事
・JR九州「九州新幹線開業・祝!九州」
・大塚製薬「ポカリスエット」
・SMBC「オリンピックキャンペーン」
主な受賞
・カンヌライオンズゴールド
・ACCグランプリ
・ADC賞
・クリエーターオブザイヤー
なかよしデザイン代表であり、クリエイティブディレクターとして数々の名作CMを手掛けてきた正親篤氏が登壇。若手時代の経験から、現在の制作現場での取り組みまで、クリエイティブディレクターという職業の魅力と挑戦、そして制作現場での喜びを余すところなく語っていただきます。大塚製薬「ポカリスエット」やJR九州「九州新幹線開業・祝!九州」などのCM制作の裏側など、貴重なエピソードを通じて、クリエイティブの本質に迫ります。
“電通での若手時代の経験から学ぶ クリエイティブの基礎と情熱の源泉。”
電通での若手時代、正親氏が試行錯誤した経験を振り返ります。アルバイト情報誌「フロム・エー」のCMでは、予算不足の中で撮影手法を工夫し、後に著名なカメラマン瀧本幹也氏に撮影を依頼した逸話が語られます。若手時代に直面した困難をどのように突破し、クリエイティブの基礎を築いたのか。お蔵入りしたCM作品を例に、自身の「失敗」から学んだ貴重な教訓を講義します。
“篠原誠氏、東畑幸多氏と語る 常識を揺さぶるアイデアの力 正親篤氏が語る挑戦から生まれるクリエイティブ”
正親篤氏の代表作「ポカリスエット」のCMでは、スポーツブランドらしさを打ち出しつつも、固定観念にとらわれない斬新なアイデアが取り入れられました。「ポカシャ」というユニークな企画や、柳沢氏との革新的な演出方法など、制作現場のチャレンジ精神が広告の枠を超えた新たな価値を生み出しました。挑戦が成功を引き寄せる過程と、その中で培われたチームとの信頼関係をリアルに語ります。
“柳沢翔氏、奥山由之氏と語る 経験が未来を形作る 制作現場の喜びとクリエイティブの本質に迫る”
正親氏が手掛けたJR九州「九州新幹線開業・祝!九州」のCM制作では、九州全域を巻き込んだ壮大なプロジェクトが実現しました。このCMの制作過程には、無数の地域住民が参加し、単なる広告を超えた「地域共創」という新しい形が生まれました。また、苦しい編集作業や撮影現場での挫折を超えた瞬間に得られる「喜び」を語る中で、クリエイティブディレクターの役割を浮き彫りにします。本講座では、経験を通じて学んだ普遍的な役割と、それを現場で活かす方法が明らかにします。
時間 | 講義内容 |
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約160分 | 【第一部】若いころのクリエイティブについて(ゲスト:篠原誠氏、東畑幸多氏) |
一橋大学卒業後、電通入社。2018年篠原誠事務所設立。マスからデジタル、店頭にいたるまでの統合コミュニケーションの構築を得意とする。 主な仕事 ・auの三太郎シリーズ&高杉くんシリーズ/トヨタイムズ/UQ三姉妹シリーズ ・アタックゼロ「#洗濯愛してる会」 ・auCMソング「海の声」「みんながみんな英雄」「やってみよう」やJTCMソング「想うた」、NHKみんなのうた「デッカイばあちゃん」の作詞。 ・NHKBSドラマ「嘘なんてひとつもないの」やWOWOWドラマ「有村架純の撮休」の脚本。 主な受賞 ・カンヌライオンズブロンズ ・ACCグランプリ/TCCグランプリ/ADC賞 ・クリエーターオブザイヤー
1999年に電通に入社。第3クリエーティブ局に配属。そこで正親さん、篠原さんと出会い、仕事のこと、人生のこと、二人から色々と教わり、現在に至る。 主な仕事 ・サントリー天然水ブランディング/サントリー企業広告 ・Honda企業広告 ・NISSIN「チキンラーメン」「カップヌードル」 ・GINZA SIX開業広告 ・九州新幹線全線開業 ・新国立競技場オープニングなど 主な受賞 ・クリエイターオブザイヤー2009 ・ACCグランプリ(2011、2012、2018) ・TCCグランプリ(2009、2011) ・ADFESTグランプリ(2008、2014、2018) ・CANNES LIONS GOLD(2011、2015)NY ADC GOLDなど
多摩美術大学美術学部油画専攻卒業。カンヌ国際広告祭、ClioAwards、One Showフィルム部門ゴールド、ACCベストディレクター、ADFESTグランプリほか受賞多数。海外ではPRETTY BIRD(US)、RSA film(UK)、DIVISION(FR)所属。
1991年東京生まれ。2011年『Girl』で第34回写真新世紀優秀賞受賞。2016年には『BACON ICE CREAM』で第47回講談社出版文化賞写真賞受賞。主な写真集に『flowers』『As the Call, So the Echo』『The Good Side』『君の住む街』『POCARI SWEAT』『Los Angeles / San Francisco』などがある。 主な個展は、「BACON ICE CREAM」パルコミュージアム(16年)、「君の住む街」表参道ヒルズ スペースオー(17年)、「As the Call, So the Echo」Gallery916(17年)、「白い光」キヤノンギャラリーS(19年)など。 また、映像監督としてTVCM・MVなどを手がけている。今夏、台湾版『BACON ICE CREAM』を台湾の出版社・原点出版より上梓。
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
デザインを意匠的にではなく、「どのように売るか」という事業にコミットする視点で捉えられた
高いレベルのクリエイティブを制作して、かつ経営の視座を持って活躍されている
コンセプトの組み立て方やそのプロセスの重要性について、意識が一層高まった
「ことばは、線(一次元)である」「ちから×回数×時間」など、一倉流コピー術が極めてロジカルかつ平易に解説されている
繰り返し触れられる「つくり方をつくる」という考え方は、広告に限らずありとあらゆるモノづくりに通じる哲学だと思います。
私たちが消費者と健全なコミュニケーションをとっていくための、普遍的で根源的な仕組みを掘り出していきます。
「日本とアメリカではこんなに『デザイン』に対する概念が違うのか⁉」という驚きをもってこの講義を見ていました。
不確実性の高まった社会環境の中で、生活者の心は揺れ動き、マーケティング・コミュニケーション活動の難しさが増しています。生活者のブランドに対する期待も変わりつつあると言われる中、いま日本を代表する企業でマーケティング、クリエイティブを担うキーパーソンから「生き残るブランドの条件」を徹底して攻略するための6つのポイントを身に着ける特別講座を開講します。
| ⚪︎ Webでのお申込み後すぐに視聴を開始できます。(視聴期間14日間) |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 |
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