
富士通株式会社
デザインセンター経営デザイン部
加藤 正義
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
CMプランナー・アートディレクター
1938年北海道生まれ。1961年、金沢市立美術工芸大学グラフィックデザインコース卒業。同年、広告代理店(株)電通に入社。すぐにテレビCMのプランニングに従事。日本のテレビCMの黎明期に立会い、以後ほぼ40年間、日本のCMの発展と共に過した。
1998年小田桐昭事務所主宰。
2003年、オグルヴィ&メイザー・ジャパン(株)に招かれ、2012年3月まで取締役名誉会長。ACC(全日本CM放送連盟)グランプリなど国内・海外で300以上の賞を受けている。海外では、カンヌ国際広告フェスティバルで金賞、銀賞など数度にわたって受賞。
1993年の東京アートディレクタークラブ「AIDS」は小田桐昭本人のアニメーションでカンヌ公共広告部門金賞を受賞。他に、IBA部門賞、CLIO賞など多数。
代表作には松下電器「クイントリックス・英会話」「トランザム・高見山」国鉄「ディスカバーリージャパン」「フルムーン」東京海上「ビリヤード」資生堂「ギア」三菱鉛筆「3600本の替芯」トヨタ自動車「ドリトル先生」サントリー「サントリーホール」etc。
著書に「CM」小田桐昭、岡康道共著(宣伝会議)
広告のディレクションのかたわら、絵本、雑誌、装丁のイラストレーションも手がける。
「大どろぼうブラブラ氏」イラストレーション(読売児童文学賞)
「まねやのオイラ」イラストレーション(野間児童文学賞)
絵本「お返事ください」他(偕成社)
「声に出して読みたい日本語」(草思社)のイラストレーション。
朝日新聞のコラム「日野原重明105歳・私の証あるがままいく」のイラストレーションなど。
1996年クリエーションギャラリーG8「小田桐昭のイラストレーション展−ことばとの楽しい関係」、他、原画展開催。
1989年ACC杉山賞受賞
1996年ACC会長賞受賞
2009年日本宣伝大賞山名賞受賞
2011年ACC鈴木CM賞受賞
2012年度ACCクリエーターズ殿堂
2016年アートディレクターズクラブ殿堂
東京アートディレクターズクラブ会員
N・Yアートディレクターズクラブ会員
東京イラストレーターズソサエティ会員
金沢市立美術工芸大学名誉客員教授
日本のCMの歴史をつくってきたCMプランナー小田桐昭氏による「小田桐昭のCM。考え方とつくり方。」特別講座。日本のテレビCMの歴史とともにキャリアを歩んできた講師だからこそたどり着いた、考え方とつくり方の8つの要点を学びます。8つの要点はそれぞれ、実際の実務の中で導き出した、錬磨された視点であり、これらの要点を活かして手掛けた事例とともに解説することで、実際に使える知見として体得することが狙いの講座です。
“表現にスタイルを持たない 広告の面白さは 「問題解決」である”
「スタイルは消費されやすい」。広告の面白さを「問題解決」と捉え、CM制作に携わってきた講師が、良い表現を追求するうえで知っておくべき考え方の1つとして「表現にスタイルを持たない」ことの重要性について解説します。あらゆる広告企画に通底するこの考え方は、クリエイター、マーケター共に必見の内容です。
“制約や条件を喜ぶ「制約」や「条件」はアイデアの素 「お金がない 最低限の制作方法」 「秒数がない 情報を圧縮する」とは”
マーケティング、クリエイティブ双方において、様々な条件や制約が存在します。これらを障害ではなく、「アイデアの素」と捉え、逆手にとって企画するために必要な発想法と、制作方法を身に着けます。この章では特に「お金がない」「秒数がない」の2点の制約に特化し、実例とともに解説します。
“どこかに「対立」や「対比」をしのび込ませる”
思わず見入ってしまう、次が気になる、など、生活者と企業を限られた秒数の中でつなぐきっかけを生み出すCMにある共通項とは?講師が重要視する「どこかに『対立』や『対比』をしのび込ませる」という手法について、3つの実例とともに紐解きます。
時間 | 講義内容 |
---|---|
約190分 | ①表現にスタイルを持たない |
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
デザインを意匠的にではなく、「どのように売るか」という事業にコミットする視点で捉えられた
高いレベルのクリエイティブを制作して、かつ経営の視座を持って活躍されている
コンセプトの組み立て方やそのプロセスの重要性について、意識が一層高まった
「ことばは、線(一次元)である」「ちから×回数×時間」など、一倉流コピー術が極めてロジカルかつ平易に解説されている
繰り返し触れられる「つくり方をつくる」という考え方は、広告に限らずありとあらゆるモノづくりに通じる哲学だと思います。
私たちが消費者と健全なコミュニケーションをとっていくための、普遍的で根源的な仕組みを掘り出していきます。
「日本とアメリカではこんなに『デザイン』に対する概念が違うのか⁉」という驚きをもってこの講義を見ていました。
不確実性の高まった社会環境の中で、生活者の心は揺れ動き、マーケティング・コミュニケーション活動の難しさが増しています。生活者のブランドに対する期待も変わりつつあると言われる中、いま日本を代表する企業でマーケティング、クリエイティブを担うキーパーソンから「生き残るブランドの条件」を徹底して攻略するための6つのポイントを身に着ける特別講座を開講します。
開講日 | ⚪︎ Webでのお申込み後すぐに視聴を開始できます。(視聴期間14日間) |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 |
受講価格 | 【1名受講】 |