
富士通株式会社
デザインセンター経営デザイン部
加藤 正義
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
1964年福島県生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業後、博報堂を経て、風とロックを設立。タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」等、数々の話題の広告キャンペーンを長く手掛ける。福島県クリエイティブディレクター、東京藝術大学教授、2011年NHK紅白歌合戦出場のロックバンド猪苗代湖ズのギタリストでもある。
風とロック クリエイティブディレクター 箭内道彦氏の代名詞ともいえる、「オルタナティヴ(=〇〇の代わりとなるもの、従来とは異なるやり方・手法。)」な発想法を掘り下げる特別講座。習慣化した手法やあたりまえに対して、「世の中にチャーミングに異を唱える」手法で、広告やプロジェクトを通じて様々な新しい問いを投げかけ続ける講師から、新しい選択肢を1から生み出していく思考法について学びます。また、福島県のクリエイティブディレクターも務めるなど、広告界を飛び出して活躍し続ける講師が思い描く構想・考え方についても迫ります。
“発想の起源 オルタナティヴな思考を生み出した経緯”
箭内道彦氏の手掛ける仕事をたどりながら、すべての発想の根源にある「オルタナティヴな思考」について、掘り下げます。根底にある問題意識や趣味趣向を強みにオリジナルな提案を生み出し続ける講師の仕事術から、オリジナルな存在へと成長する突破術を学びます。
“頼まれたものしか作らないのか? 自主提案から生まれる可能性。”
作り方に関してもオルタナティヴであるからこそ、アウトプットもオルタナティヴ。「広告会社の仕事の流れに異を唱える営業パトロール」「消費者の中から抽選で作り手になる権利を得た人間として広告をつくる」など、独自の視点で企画の過程までもデザインし続けるその思考法に迫ります。
“クリエイティブディレクションの拡張 今、クリエイティブやアートに求められていることとは”
最終章では、講師が宣伝広告界を越境して務める、「福島県のクリエイティブディレクター」「東京藝術大学での研究室テーマ『デザイン・オルタナティヴ』」などの取り組みから、広告界で培った知恵を越境する技術を学び、身に着けます。
時間 | 講義内容 |
---|---|
約165分 | (1)発想の起源 |
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
デザインを意匠的にではなく、「どのように売るか」という事業にコミットする視点でとらえられた
高いレベルのクリエイティブを制作して、かつ経営の視座を持って活躍されている
コンセプトの組み立て方やそのプロセスの重要性について、意識が一層高まった
「ことばは、線(一次元)である」「ちから×回数×時間」など、一倉流コピー術が極めてロジカルかつ平易に解説されている
繰り返し触れられる「つくり方をつくる」という考え方は、広告に限らずありとあらゆるモノづくりに通じる哲学だと思います
私たちが消費者と健全なコミュニケーションをとっていくための、普遍的で根源的な仕組みを掘り出していきます
「日本とアメリカではこんなに『デザイン』に対する概念が違うのか!?」という驚きをもってこの講義を見ていました
不確実性の高まった社会環境の中で、生活者の心は揺れ動き、マーケティング・コミュニケーション活動の難しさが増しています。生活者のブランドに対する期待も変わりつつあると言われる中、いま日本を代表する企業でマーケティング、クリエイティブを担うキーパーソンから「生き残るブランドの条件」を徹底して攻略するための6つのポイントを身に着ける特別講座を開講します。
開講日 | ⚪︎ Webでのお申込み後すぐに視聴を開始できます。(視聴期間14日間) |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 |
受講価格 | 【1名受講】 |