
富士通株式会社
デザインセンター経営デザイン部
加藤 正義
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
一級建築士・大阪芸術大学非常勤講師
KTXアーキラボ一級建築士事務所主宰
株式会社マツヤアートワークス代表取締役
商業施設や医療空間など非住宅を中心とした設計を手がける。建築をブランディング戦略の一環と捉え、機能性・審美性・事業性を融合した空間づくりに注力。クライアントの価値を最大化し、地域や業界に新たなアイデンティティを提供することを目指す。
「空間」は、ただの器ではなく、戦略的に“伝える力”を持ったメディアになれる。
この講座では、クリニック・ショールーム・飲食店・教育機関などの空間設計を手がけてきた講師が、数々の事例と実践的ノウハウをもとに、空間を「ビジネスツール」として機能させるための考え方と設計技術を解説します。
広告のように意図を届け、体験の中で信頼や期待感を高める―そんな空間設計の“戦略と構造”を学び、繁盛・集客・ブランディングへとつながる設計思考が身につきます。
空間は、静かな広告である
優れた空間設計は、言葉に頼らず人の意識に“働きかける広告”のような力を持ちます。STE「成功する空間」の定義から始まり、空間がビジネスに与える影響や、人の潜在意識に訴える設計手法を学びます。
確証バイアスの活用や、意図を自然に届けるストーリー設計など、空間を通じて“感じさせる”伝達技術を多彩な事例とともに習得。機能美だけでなく、メッセージ性を持った空間づくりの第一歩を築きます。
制約を、魅力に変えるデザイン戦略
空間設計において、条件の制限やハンデはしばしば発想の起点となります。物理的制約や立地条件といったネガティブ要素を、ブランド価値に変えるコンセプト設計法を解説。
眼科クリニックや居酒屋などの事例を通じて、制限を強みに変える視点や、顧客ターゲットに合わせた空間の「翻訳力」を学びます。空間が持つ本質的価値を引き出す、逆転の発想と設計技術が身につきます。
伝わる体験を、予算内で実現する
「モノ売り」から「コト売り」へと進化する空間設計の役割を踏まえ、体験価値の創出を中心に学びます。スポーツ用品店や薬局、スーパーマーケット、美容皮膚科などの実例をもとに、信頼感・期待感・特別感といった感情を高める空間づくりを探求。
さらに、限られた予算で高い体験価値を届けるためのコスト戦略や、法規・技術的視点まで含めた実践的な設計アプローチを学びます。
時間 | 講義内容 |
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約100分 | 1.イントロダクション
2.ビジネスツールとして機能する空間≒広告
3.『戦略をデザインする』ビジネスツールとして機能する建築・空間デザイン
4.物理的なハンデに対するソリューション
5.体験型店舗―「モノ売り」から「コト売り」へ
6.knowledge―法規と技術
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トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
デザインを意匠的にではなく、「どのように売るか」という事業にコミットする視点で捉えられた
高いレベルのクリエイティブを制作して、かつ経営の視座を持って活躍されている
コンセプトの組み立て方やそのプロセスの重要性について、意識が一層高まった
「ことばは、線(一次元)である」「ちから×回数×時間」など、一倉流コピー術が極めてロジカルかつ平易に解説されている
繰り返し触れられる「つくり方をつくる」という考え方は、広告に限らずありとあらゆるモノづくりに通じる哲学だと思います。
私たちが消費者と健全なコミュニケーションをとっていくための、普遍的で根源的な仕組みを掘り出していきます。
「日本とアメリカではこんなに『デザイン』に対する概念が違うのか⁉」という驚きをもってこの講義を見ていました。
不確実性の高まった社会環境の中で、生活者の心は揺れ動き、マーケティング・コミュニケーション活動の難しさが増しています。生活者のブランドに対する期待も変わりつつあると言われる中、いま日本を代表する企業でマーケティング、クリエイティブを担うキーパーソンから「生き残るブランドの条件」を徹底して攻略するための6つのポイントを身に着ける特別講座を開講します。
開講日 | ⚪︎ 現在予約販売中です。公開は開始後に、事務局から販売開始のご連絡をお送りいたします。(視聴期間14日間) |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 |
受講価格 | 【1名受講】 |