
富士通株式会社
デザインセンター経営デザイン部
加藤 正義
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
1968年京都市生まれ。京都大学理学部を卒業後、博報堂に入社。以後、コピーライター/クリエイティブディレクターとしてプレイステーションの立ち上げなど多くの広告制作に従事。2024年 クリエイティブサイエンス合同会社を創業。クリエイティブの作用を科学的視点から考察した「クリエイティブ・サイエンス」を研究・実践。ACC賞、2018年 度TCC賞など受賞多数。
オフィシャルなコミュニケーションには、「目的」 があり、そこには 「科学」 が存在します。その科学的なコツを応用すれば、誰でも簡単なクリエイティブは制作可能です。しかし、この心を動かすクリエイティブの背後にある論理はいままで語られていませんでした。そこで本講座では、博報堂の元クリエイティブディレクター・松井正徳氏が編み出した「クリエイティブ・サイエンス」を通じて、広告やコミュニケーションにおける説得力と影響力を最大化する方法を実践的に探求します。
“STEP:1 Knock 「気付かれない」を突破し、「明確な効果」をめざすクリエイティブ”
松井氏の手法では、感性に頼ることなく、「生活者の壁」、「知らないものを拒絶する態度」を分析し、それに基づいてメッセージを作成します。本講座では、コミュニケーションが失敗する原因となる4段階を理解し、それを乗り越えるための、実践的な手順を身につけます。
“STEP:2,3 Accept/Emission 心の「防波堤」を超え、 深層心理に届くクリエイティブを紐解く”
ターゲットの心に深く届くクリエイティブを生み出すためには、表面的なアプローチではなく、従来の手法を破り、ターゲットの深層心理に訴えるメッセージを作り出す必要があります。ここでは、生活者の心の「防波堤」を超えて感情を揺さぶるクリエイティブの手法を探求し、実際のシーンで効果的な11の概念を事例をもとに学びます。
“STEP:4 Diffusion コミュニケーションの拡散力を高め、 新たな価値を創造する”
誰しもが拡散力を持った現代では、メッセージの拡散力がクリエイティブの成功を左右します。ターゲットが他者に「言いたくなる」ようなクリエイティブを生み出すことが重要であり、そのためには、共感を呼ぶ要素を組み込む必要があります。広がりを持つコミュニケーションを作り上げ、多くの人々に新たな価値を届けるための具体的な手法を学びます。
時間 | 講義内容 |
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約100分 | (1)クリエイティブサイエンス概要 |
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
デザインを意匠的にではなく、「どのように売るか」という事業にコミットする視点で捉えられた
高いレベルのクリエイティブを制作して、かつ経営の視座を持って活躍されている
コンセプトの組み立て方やそのプロセスの重要性について、意識が一層高まった
「ことばは、線(一次元)である」「ちから×回数×時間」など、一倉流コピー術が極めてロジカルかつ平易に解説されている
繰り返し触れられる「つくり方をつくる」という考え方は、広告に限らずありとあらゆるモノづくりに通じる哲学だと思います。
私たちが消費者と健全なコミュニケーションをとっていくための、普遍的で根源的な仕組みを掘り出していきます。
「日本とアメリカではこんなに『デザイン』に対する概念が違うのか⁉」という驚きをもってこの講義を見ていました。
不確実性の高まった社会環境の中で、生活者の心は揺れ動き、マーケティング・コミュニケーション活動の難しさが増しています。生活者のブランドに対する期待も変わりつつあると言われる中、いま日本を代表する企業でマーケティング、クリエイティブを担うキーパーソンから「生き残るブランドの条件」を徹底して攻略するための6つのポイントを身に着ける特別講座を開講します。
開講日 | ⚪︎ Webでのお申込み後すぐに視聴を開始できます。(視聴期間14日間) |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 |
受講価格 | 【1名受講】 |