
富士通株式会社
デザインセンター経営デザイン部
加藤 正義
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする


「魂動」デザインの生みの親が語る、ブランド構築の真髄
ブランドは偶然に生まれるものではなく、設計し、磨き上げ、育て続けるものです。本講座では、マツダのブランドデザインを統括してきた前田育男氏が、自社の哲学「人馬一体」に基づくブランド設計図の描き方を解説。独自性・一貫性・継続性をどう確立するか、そしてデザイン思想を軸にした経営変革、全車種に通底する美意識の作り方、変革のプロセスまで、ブランド構築の実践知が満載です。企業価値を高めるための“ブランドの本質”を体系的に学びます。


ブランドの原点を紐解き“普遍の価値”を設計する

ブランドを作るにはまず、その企業が持つDNAを深く掘り下げる必要があります。マツダは「人馬一体」という独自のクルマ作り哲学を基軸に据え、歴史や価値観を徹底的に見直すことで、ブランドの設計図を描きました。本セッションでは、ブランドのルーツを探る手法、独自性・一貫性・継続性を確保する「ケーデンス」の重要性など、ブランド構築の基盤作りを学びます。

デザイン思想で変革を起こす―“JAPANプレミアム”への挑戦

マツダは「魂動デザイン」によって、単なるクルマメーカーから“日本を代表するプレミアムデザインブランド”へと進化を遂げました。その背景には、デザイン思想を中心に据えた開発プロセスの変革や、ビジョンモデルを“ご神体”として掲げるユニークな方法論があります。本セッションでは、JAPANプレミアムへの挑戦、商品化に向けたKPI設計、そして“世界で最も美しいクルマ”大賞を受賞するまでの実践例を通して、デザインが経営を変えるリアルを解説します。

“デザイン”を経営資源に―ブランドが企業文化をつくる時代へ

マツダはブランド価値経営を推進し、デザインを単なる形ではなく“経営資源”と位置づけています。「Car as Art」を掲げ、全車種に共通の美意識を宿す取り組み、CI/VI設計による空間と環境の美学、さらには言葉も含めたトータルブランディングが特徴です。本セッションでは、経営とブランドが一体となるブランド様式作りと、日本的美意識をグローバル戦略にどう落とし込むかについて掘り下げ、未来志向のブランド経営のヒントを探ります。

時間 | 講義内容 |
|---|---|
約105分 | 1 ブランドの設計図 |

トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする

デザインを意匠的にではなく、「どのように売るか」という事業にコミットする視点で捉えられた

高いレベルのクリエイティブを制作して、かつ経営の視座を持って活躍されている
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コンセプトの組み立て方やそのプロセスの重要性について、意識が一層高まった
企業成長のドライバーとなる「新規事業」の成功を、偶然ではなく、必然に近づける思考術を学ぶ
新規事業を成功させるためには、創造的なアイデアだけでなく、実現可能な事業構想や持続的なビジネスアーキテクチャが必要です。理論と実践の双方を兼ね備えることで初めて、社会的インパクトを生み出せます。
そこで、新規事業開発において必要となる「ビジネスアーキテクト思考」と「プロデュース力」を統合的に学ぶプログラムを開講。単なる発想や企画立案にとどまらず、事業の構造設計から実現プロセス、成長戦略までを体系的に学び、持続可能なビジネスを創出する力を養います。
開講日 | ⚪︎ Webでのお申込み後すぐに視聴を開始できます。(視聴期間14日間) |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 |
受講価格 | 【1名受講】 |