
富士通株式会社
デザインセンター経営デザイン部
加藤 正義
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
欧文書体の国際コンペティションで2度のグランプリを獲得して 2001 年よりドイツ在住。有名な書体デザイナーであるヘルマン・ツァップ氏、アドリアン・フルティガー氏と共同で両氏の過去の名作書体の改良版を発表するほか、欧州やアジアのブランド専用欧文書体も多く手がけている。日本語書体では、モノタイプデザインチームと開発した「たづがね角ゴシック」、また同デザインチームに中村征宏氏を招いて開発した「Shorai Sans」のディレクションを担当した。書体開発のほかにも、東京タイプディレクターズクラブやドイツ Red Dot 賞をはじめ世界的なコンテストの審査員を務め、講演やワークショップもおこなっている。
著書に、『欧文書体:その背景と使い方』、『欧文書体2:定番書体と演出法』、『フォントのふしぎ:ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?』(いずれも美術出版社)、『まちモジ:日本の看板文字はなぜ丸ゴシックが多いのか?』(グラフィック社)、『英文サインのデザイン』(田代眞理氏との共著、BNN新社)『欧文書体のつくり方:美しいカーブと心地よい字並びのために』(Book&Design)がある。
文字(ロゴ・書体)は、企業が行うすべてのコミュニケーションにおいて欠かせない、「ブランドづくりの基盤」である。日本を代表するタイプデザイナー小林章氏による、「文字でブランディングする」「文字でブランドを育てる」ために身に着けておきたい考え方を学ぶ特別講座です。企業活動において、広告をはじめWebサイトや企画書、パンフレット、DM、バナーなど、ありとあらゆるところでステークホルダーにメッセージを届けるのが文字です。文字が与える印象、ブランドづくりに欠かせないコンセプトの考え方など、グローバルで活躍することで得たグローバル基準のタイポグラフィ論を学びます。
“文字(ロゴ・書体)でブランディングするということ”
ブランドと生活者がネットを通してさまざまなシーンで接触し続ける昨今、すべての接点に必ず存在する「文字」がブランド価値づくりに果たす役割は大きくなっています。実際にサントリーやSONY、メルカリなどで文字を通したブランディングに貢献する講師から、考え方の肝を学びます。
“企業コミュニケーションにおける ロゴ・書体のコンセプトのつくりかた”
文字(ロゴ・書体)を通してブランディングするためには、企業コミュニケーションにおけるロゴ・書体のコンセプトの策定が肝になります。いわゆる企画のコンセプトとは異なる、文字(ロゴ・書体)におけるコンセプトの考え方、コンセプトメイキングの手法について、実際の事例をもとに解説します。
“文字(ロゴ・書体)でブランドを育てる”
SNSの普及に伴い、企業が発信するメッセージがこれまで以上によりグローバルからもアクセスされる機会が増加している今、ロゴや書体はその企業のブランドを生活者に伝えるメディアとして重要な役割を果たします。最終章では、文字(ロゴ・書体)でブランドを育てるためのポイントについて、「サントリー」「SONY」「Alibaba」「メルカリ」で手掛けた実例をもとに解説します。
時間 | 講義内容 |
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約120分 | これまでのキャリアについて |
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
デザインを意匠的にではなく、「どのように売るか」という事業にコミットする視点で捉えられた
高いレベルのクリエイティブを制作して、かつ経営の視座を持って活躍されている
コンセプトの組み立て方やそのプロセスの重要性について、意識が一層高まった
「ことばは、線(一次元)である」「ちから×回数×時間」など、一倉流コピー術が極めてロジカルかつ平易に解説されている
繰り返し触れられる「つくり方をつくる」という考え方は、広告に限らずありとあらゆるモノづくりに通じる哲学だと思います。
私たちが消費者と健全なコミュニケーションをとっていくための、普遍的で根源的な仕組みを掘り出していきます。
「日本とアメリカではこんなに『デザイン』に対する概念が違うのか⁉」という驚きをもってこの講義を見ていました。
不確実性の高まった社会環境の中で、生活者の心は揺れ動き、マーケティング・コミュニケーション活動の難しさが増しています。生活者のブランドに対する期待も変わりつつあると言われる中、いま日本を代表する企業でマーケティング、クリエイティブを担うキーパーソンから「生き残るブランドの条件」を徹底して攻略するための6つのポイントを身に着ける特別講座を開講します。
開講日 | ⚪︎ Webでのお申込み後すぐに視聴を開始できます。(視聴期間14日間) |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 |
受講価格 | 【1名受講】 |