
富士通株式会社
デザインセンター経営デザイン部
加藤 正義
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
“文脈を解きほぐし、伝えるべき本質をデザインする。”
デザインの真価は、表面的な美しさではなく、文脈を理解し、それを再構築する力にあります。本講座では、Hotchkiss代表・水口克夫氏を迎え、実際のプロジェクトを基にデザインの文脈を深く掘り下げ、実践的に学びます。「北陸新幹線開業キャンペーン」などの事例を通じて、多角的な視点で課題を分析し、時代を超えて心に響くデザインの本質に迫ります。AI時代にこそ必要とされる文脈構築の力を、ワークを交えながら習得します。
“新たな表現を生み出すための文脈の捉え方”
優れたデザインは、ぽっと出のアイデアや思いつきではなく、確かなロジックに支えられています。本講座では、文脈を理解することの重要性を中心に学びます。JR東日本「北陸新幹線開業キャンペーン」などの実績を持つ水口克夫氏が、デザインの背景にある「企業の文脈」「土地の文脈」「個人の文脈」をどのように捉え、活かしているかを具体的に解説します。初心に立ち返り、自分がデザインという大きな流れのどこに位置しているのかを見直すことで、デザイナーとしての表現の幅を広げることができます。
“枠組みを超えて新たな視点とアイデアを生み出すための発想法”
次に、既存の枠組みを超えた新たな展開を生み出す力を磨きます。デーリー東北新聞社の事例を通じて、多角的な視点で物事を捉え、課題の本質を掘り下げる手法を学びます。講座内では「45の視点カード」や「思考の四象限」を用いた、水口氏が実際に行っている発想法を解説。これらの実践的な手法を通じて、明確な課題設定と俯瞰的な視点を身につけることで、同じ対象から複数の表現を生み出すことができます。
“AI時代に人の心を動かす強い文脈を構築し、デザインする力を磨く”
人々がデザインに感動するのは、そこに込められた強い文脈があるからです。最後に、RICO KAGURAZAKAの事例を通じて、文脈がどのように人の心に響くのかを探ります。AIが進化する中で、人間だからこそ、企業や社会の文脈に自らの視点や背景を重ねることで、新たな文脈を生み出すことができます。講座では、デザインを通じて社会や人々の心に響く新しい表現を作り上げることを目指します。
時間 | 講義内容 |
---|---|
約50分 | 序章 課題から疑うデザイン |
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
デザインを意匠的にではなく、「どのように売るか」という事業にコミットする視点で捉えられた
高いレベルのクリエイティブを制作して、かつ経営の視座を持って活躍されている
コンセプトの組み立て方やそのプロセスの重要性について、意識が一層高まった
サービスづくりに必要なのは、デザインのスキルだけではありません。
「アイデアを深く掘り、チームで育て、組織で届ける」そうした一連の流れを設計し、“つなぐ人”がこれからの現場に求められます。
この講座では、「構想する」「体験を設計する」「共創し、届ける」という3つのプロセスを軸に、 サービスデザインに求められる9つのスキルを解き明かしていきます。
戦略設計、プロトタイピング、ファシリテーション、インサイト発見─バラバラに語られがちな知識を、ひとつの体系として再構成。
思いつくだけではなく“届けきる力”を持つビジネスパーソンに。
戦略から現場実装までをつなぎ、価値を確実にユーザーに届ける実践知を学べます。
開講日 | ⚪︎ Webでのお申込み後すぐに視聴を開始できます。(視聴期間14日間) |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 |
受講価格 | 【1名受講】 |