
富士通株式会社
デザインセンター経営デザイン部
加藤 正義
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする


"BOTANIST、SALONIA、YOLU、CHILLOUTなど ヒットブランドを生み出してきた今井新の 記憶に残る“ブランド”のつくり方"
次々とヒットブランドを生み出してきた今井新氏が、自身のブランド構築の実践知を公開します。本講座の主題は「未来の記憶をどう設計するか」。商品やロゴだけでなく、顧客の体験・感情・共感までも含めた“記憶の集合体”としてのブランドを、どう構想し、育て、社会に広げていくかを徹底的に掘り下げます。単なるプロモーションやデザインの話ではなく、ブランドの“存在理由”から再定義し、スケールとインパクトを両立する手法を学びます。


ブランドとは「記憶の集合体」であることをまず理解する

NikeやAppleのロゴ、スターバックスの香りや空間、そうした断片的な記憶の総体が「ブランド」です。本講座では、ブランドの語源や本質を紐解きながら、I-neが重視する“未来の記憶を設計する”という視点を導入します。消費財を単なる機能で語らず、「体験」「香り」「色」「質感」など五感に働きかける記憶の設計が、ブランド価値を決定づける。記憶されないものは、存在しないのと同じ。では、どのように記憶に刻ませるか?その基盤的思考を解説します。

市場調査ではなく自分たちの“問い”から始める

BOTANISTが生まれたのは、I-neのチームが「自分たちがほしいものは何か?」と主観的に問いを立てたことからでした。主流のマーケットイン手法を超え、プロダクトアウトからブランドの物語を紡ぎ、社会課題・環境意識・デザインの文脈にまで踏み込む。単なる差別化ではなく、ブランドの“存在理由”を明確にする。ブランドがどのようにして世の中の隙間を突き、カルチャーを変えていったのか――その実践的なプロセスを学びます。

ブランドを超えた「幸せの連鎖」をデザインする

I-neのミッションは「Chain of Happiness」。プロダクトの向こうにある人の暮らしや感情、そして社会へのポジティブな連鎖を設計することが、ブランドの使命と捉えています。ある1本のヘアアイロンが、少女の自己肯定感を支え、家族の朝を変えたというレビュー。この体験が、ブランドの本質と価値を再定義しました。“点”としての知識、“線”としての経験を“面”としてつなぐ創造の力で、記憶を超えた共感と共鳴のブランド体験を構築する方法論を学びます。

時間 | 講義内容 |
|---|---|
約2時間50分 | 序文:Introduction |

トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする

デザインを意匠的にではなく、「どのように売るか」という事業にコミットする視点で捉えられた

高いレベルのクリエイティブを制作して、かつ経営の視座を持って活躍されている
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コンセプトの組み立て方やそのプロセスの重要性について、意識が一層高まった
企業成長のドライバーとなる「新規事業」の成功を、偶然ではなく、必然に近づける思考術を学ぶ
新規事業を成功させるためには、創造的なアイデアだけでなく、実現可能な事業構想や持続的なビジネスアーキテクチャが必要です。理論と実践の双方を兼ね備えることで初めて、社会的インパクトを生み出せます。
そこで、新規事業開発において必要となる「ビジネスアーキテクト思考」と「プロデュース力」を統合的に学ぶプログラムを開講。単なる発想や企画立案にとどまらず、事業の構造設計から実現プロセス、成長戦略までを体系的に学び、持続可能なビジネスを創出する力を養います。
開講日 | ⚪︎ Webでのお申込み後すぐに視聴を開始できます。(視聴期間14日間) |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 |
受講価格 | 【1名受講】 |