
富士通株式会社
デザインセンター経営デザイン部
加藤 正義
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
2004年ソニー入社。前職ではトヨタ自動車株式会社でレクサスなどの自動車デザインを16年経験、その後イギリスに留学し、英国コベントリー大学院でM.A.修士取得。卒業後は、新しい分野に挑戦するためにソニーに入社し、研究所で生まれる最先端の技術を使ってウェアラブルや先端デバイス、エネルギー、人工知能チャットアプリ開発などの新規案件を担当。現在は新規ビジネス開発の領域を含め様々なプロジェクトを社外クライアントに対して行う。
独自の市場洞察で未来予測やコンセプトメイキングにとどまらず、世界観創出や新価値観創造を含むあらゆるジャンル、時間軸でのアイデア開発を得意とし、10年先に活きる特許を多数出願。
代表作としてはソニーのヘッドマウントディスプレイやARグラスのデザイン、エンタメ開発では「劇場版ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」でのオーグマーのデザイン、京セラ株式会社の「子どもの仕上げみがき専用歯ブラシ「Possi(ポッシ)」のクリエイティブディレクション、人工知能搭載のおもしろチャットアプリ「ペチャ」開発など多岐にわたる。2017年には宣伝会議のコピーライター養成講座春期を終了し「金の鉛筆」9本を受賞。
トヨタ自動車でレクサスなどの自動車デザインに携わり、その後ソニーでウェアラブルや先端デバイスなどの新規案件の開発に携わる細田育英氏がコンセプト開発の際に重要視している「顧客ストーリー」のつくり方を学ぶ特別講座。本講座では、顧客ストーリーから考えるコンセプトメイキング術を「ストーリーを描くための10のポイント」「コンセプトメイキングの3ステップ」に分けてそのポイントと手順を解説。レクサスやソニーでの新規プロダクト開発を手掛ける講師が実践する、独自の市場洞察と未来予測、コンセプトメイキングの技術を身に着けます。
“顧客ストーリーから考えるコンセプトメイキング術の下準備 「コンセプト」とはなにかを知る”
プロダクトや新規事業開発でも共通して必要な「コンセプトメイキング」。その成果を左右する価値の根源となるコンセプトとは何か、トヨタやソニーで実践するコンセプトメイキングの定義とその考え方を学びます。特に、見えない価値を見えるかするための「言葉の重要性」について、本章では焦点を当てて解説します。
“ストーリーを描くための10のポイント”
顧客に価値を提供することで生まれる、未来の顧客ストーリーを想像し、コンセプトメイキングにつなげるための具体的な10のポイントを学びます。商品視点だけではなく、顧客のストーリー起点にコンセプトメイキング&ストーリーテリングを行うことで生まれる効果も併せて体得します。
“コンセプトメイキングの3ステップ”
最終章では、これまでコンセプトメイキングのために必要な視点として学んだポイントを活用して、具体的にコンセプトへと昇華するための手法を学びます。体系化された手法とともに、実際に活用する際のメリットや躓きやすいポイントもまとめて解説し、すぐに使える実践知として身に着けます。
時間 | 講義内容 |
---|---|
約105分 | ①コンセプトとは何か |
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
デザインを意匠的にではなく、「どのように売るか」という事業にコミットする視点で捉えられた
高いレベルのクリエイティブを制作して、かつ経営の視座を持って活躍されている
コンセプトの組み立て方やそのプロセスの重要性について、意識が一層高まった
「ことばは、線(一次元)である」「ちから×回数×時間」など、一倉流コピー術が極めてロジカルかつ平易に解説されている
繰り返し触れられる「つくり方をつくる」という考え方は、広告に限らずありとあらゆるモノづくりに通じる哲学だと思います。
私たちが消費者と健全なコミュニケーションをとっていくための、普遍的で根源的な仕組みを掘り出していきます。
「日本とアメリカではこんなに『デザイン』に対する概念が違うのか⁉」という驚きをもってこの講義を見ていました。
不確実性の高まった社会環境の中で、生活者の心は揺れ動き、マーケティング・コミュニケーション活動の難しさが増しています。生活者のブランドに対する期待も変わりつつあると言われる中、いま日本を代表する企業でマーケティング、クリエイティブを担うキーパーソンから「生き残るブランドの条件」を徹底して攻略するための6つのポイントを身に着ける特別講座を開講します。
開講日 | ⚪︎ Webでのお申込み後すぐに視聴を開始できます。(視聴期間14日間) |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 |
受講価格 | 【1名受講】 |