
富士通株式会社
デザインセンター経営デザイン部
加藤 正義
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
「わかりやすさのデザイン」であるインフォメーションアーキテクチャ分野の第一人者。 デザインの社会活用や可能性の探索とともに、企業や行政でのデザイン教育の研究と実践を行う。
2002年に株式会社コンセントを設立。2019年から武蔵野美術大学造形構想学部教授を兼任。経済産業省/IPA「DX推進スキル標準」策定検討ワーキンググループ(デザイナー)主査をはじめ各種委員等を務める。『ダークパターン 人を欺くデザインの手口と対策』『This is Service Design Doing サービスデザインの実践』『デザイン組織のつくりかた』(いずれもビー・エヌ・エヌ刊)など、デザインに関する書籍の監修・監訳・著書多数。
「デザイン」は見た目を整える技術ではなく、意味を構想し、未来をつくる行為である——。
本講座では、HCD(人間中心設計)やサービスデザインの第一人者である長谷川敦士氏が、社会課題や複雑な事業に向き合うための“構造的デザイン思考”を3ステップで体系化。
アイデアの着想、社会構造への対応、そして未来の共創へと至るプロセスを、理論とケーススタディから学びます。デザインを「つくる技術」から「変える技術」へと拡張するための講座です。
構造から発想する、意味のデザイン
感覚や体験だけに頼った発想では、複雑な課題に立ち向かうことはできません。HCD(人間中心設計)の原理やその限界を踏まえたうえで、「意味」から発想する構造的な思考法を学びます。
デザインとは何か? デザインは何を変えられるのか? という問いに立ち返りながら、ダークパターンの理解や課題の再定義といった知的作法を通して、イノベーションの起点となる“デザインの基礎体力”を養います。
ビジョンを描き、構造で動かす
VUCA時代の社会やビジネスにおいて、デザインは単なる解決手段ではなく“構想力”としての価値が求められています。STEP02では、テクノロジーやDXとともに変化する社会構造を読み解き、「良いビジョンとは何か」「なぜビジョンは伝わらないのか」といった問いから、デザインの介在のあり方を探ります。
現実に作用する“意味のデザイン”によって、アイデアが事業や制度に結びつく構造的な思考を習得します。
みんなでつくる、未来のかたち
複雑な社会課題や地域の現場では、ひとりの専門性だけでは解決に至りません。「デザインの民主化」「参加型デザイン」「Design by People」といった視点を軸に、自らの専門を越境して他者と未来を共創するための方法を学びます。
地域プロジェクト「いすみ未来会議」のケーススタディを通じて、“つくること”によって構想を可視化するアブダクション的アプローチなど、未来を実装するための開拓技術を身につけます。
時間 | 講義内容 |
---|---|
約100分 | 1.デザインとはなにか |
2.デザインの時代 | |
3.ビジョンとデザイン | |
4.みんなのデザイン | |
5.ケーススタディ | |
6.デザインの民主化の時代 |
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする
デザインを意匠的にではなく、「どのように売るか」という事業にコミットする視点で捉えられた
高いレベルのクリエイティブを制作して、かつ経営の視座を持って活躍されている
コンセプトの組み立て方やそのプロセスの重要性について、意識が一層高まった
「ことばは、線(一次元)である」「ちから×回数×時間」など、一倉流コピー術が極めてロジカルかつ平易に解説されている
繰り返し触れられる「つくり方をつくる」という考え方は、広告に限らずありとあらゆるモノづくりに通じる哲学だと思います。
私たちが消費者と健全なコミュニケーションをとっていくための、普遍的で根源的な仕組みを掘り出していきます。
「日本とアメリカではこんなに『デザイン』に対する概念が違うのか⁉」という驚きをもってこの講義を見ていました。
不確実性の高まった社会環境の中で、生活者の心は揺れ動き、マーケティング・コミュニケーション活動の難しさが増しています。生活者のブランドに対する期待も変わりつつあると言われる中、いま日本を代表する企業でマーケティング、クリエイティブを担うキーパーソンから「生き残るブランドの条件」を徹底して攻略するための6つのポイントを身に着ける特別講座を開講します。
開講日 | ⚪︎ Webでのお申込み後すぐに視聴を開始できます。(視聴期間14日間) |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 |
受講価格 | 【1名受講】 |