従業員が自社の理念や強みに共感しエンゲージされると、企業ブランドの価値や評価は自ずと高まる。
環境が激変する今、社内コミュニケーションを活性化し、自律型の働き方を促そう。
インナー広報実践講座 ~従業員のココロを動かす仕組みづくり~
社員の情熱は資本の一つ。 エンゲージメントを高める戦略はありますか?
人的資本経営の本質は、日系企業が保有する理念や目的(パーパス)を軸にした「組織風土改革」です。現在日系企業は、ますます不透明感を増す事業環境の中、今後も持続的に成長していくために、創業時から醸成してきた組織風土や文化を、自ら現代的にアップデートすることが求められています。
本講座では、インターナルコミュニケーションとインナーブランディングの原理原則を確認した上で、ワークシートを使いながら、経営層を巻き込むための戦略の立て方、社員のココロを動かして意識と行動変容を促すコミュニケーション施策の実践方法、また実務を推進する仕組みづくりを学びます。
ブランディングやインターナルコミュニケーションを担当するコーポレートコミュニケーション部門の方、エンゲージメントを主管される人事部門の方、またグループ連結の視点から全社的な施策を担当される経営企画部門の方にも受講していただける、戦略と仕組みづくりにフォーカスした実践的な内容です。
また、講座当日はグループワークを取り入れ他社担当者様との交流も行ない、新たな見方や気づきを得ることも目的としています。
この講座はライブ配信です
いつでも視聴できる「オンデマンド配信」もありますこのような方に最適な講座です
![]() scene #1 | 手探りで社内コミュニケーションに取り組んでおり、何が正解か分からないでいる... |
![]() scene #2 | 経営陣や従業員に能動的に参画してもらい、エンゲージメントが高まる施策のつくり方が知りたい |
![]() scene #3 | グループ関連会社との一体感、連帯感を強化したい... |
![]() scene #4 | グローバルでのインターナルコミュニケーションをいかに進めるか検討中... |
![]() scene #5 | インターナルコミュニケーションにおける KPIや指標の策定に課題を感じている... |
![]() scene #6 | 国内外の社員へ、企業理念や中期計画を浸透させる方法が知りたい... |
理解の手順
自社の理念やブランドなど、企業競争力の源泉を世代を超えて受け継ぎ、国内や海外の拠点を含め自社グループ内で従業員と深く共有する必要性が高まっています。本講座では、従業員を対象とするインナーブランディングとインターナルコミュニケーションについて、原理原則から実践的なアプローチまでを体系的に学びます。
講義のポイント
Point1:エンゲージメントを高め、組織風土を改革するコミュニケーション施策の全体像が掴める
インナー広報は、単なる情報共有の手段ではありません 。社員のエンゲージメントを高め、自律的な行動を促すことで、経営課題を解決するための重要な戦略です 。本講座では、インナーブランディングとインナーコミュニケーションを組み合わせ、企業が持つ理念やブランドなどの無形価値を軸に、社員の態度行動変容を促すための全体像を体系的に理解できます 。

Point2: ワークショップで課題分析や目的目標設定など戦略策定の流れを掴み、学びを実務へ迅速に展開できる
「社内広報は、なんとなくやっている」と感じていませんか?曖昧なままでは、期待する成果は生まれません 。本講座では、ワークショップを豊富に実施し、自社の「らしさ」や課題を言語化・分析するプロセスを体験します 。また、目標達成のために何をすべきかを逆算して考える「バックキャスト型の戦略思考」を身につけ、学んだ内容を自社の課題解決にすぐに活かせるようになります 。
Point3: 東京会場・オンラインともに参加者の交流あり!意見交換をしながらワークを進めていきます
インナー広報・ブランディングは、一人で抱え込みがちな業務です。本講座は、少人数でのグループワーク形式で進めるため、同じような課題を持つ参加者と活発な意見交換ができます 。他社の事例や考え方に触れることで現在地を把握し、仕事の方向感と達成イメージの解像度を高めることができます。また、新たな気づきやアイデアも得られ、自社の取り組みを多角的に見つめ直す貴重な機会となります。


※ワークの形式は時期や人数によって異なります。予めご了承ください。
講座で学ぶこと
01 インナーコミュニケーションの全体像と本質を理解する
インナーコミュニケーションは、単なる社内報やイントラネットの運営ではありません 。企業が持つ理念やブランドなどの無形価値に基づき、社員の「態度行動変容」を促すための戦略的な活動です 。本講座では、インナーコミュニケーションと社内広報の違いを明確にし 、社員の情熱ややる気といった「エモーショナル・キャピタル」を高めることが、企業価値の向上にどう繋がるかを理解します 。
02 「社員のココロを動かす」コンテンツのつくり方を学ぶ
コンテンツの成否は、企画段階で決まります 。本講座では、社員一人ひとりの「働くリアルな姿」に焦点を当て、その仕事が生み出す価値を抽出・再構築し、共感を呼ぶ「血の通ったコンテンツ」を企画・制作する手法を学びます 。また、読む人の「承認欲求」を満たすようなライティングの勘所や、読者(社員)を深く理解することの重要性についても解説します 。
03 経営戦略としてのインナーブランディングの進め方を体系的に理解する
コーポレートブランディングの成功には、まず従業員を対象としたインナーブランディングから始めることが重要です 。本講座では、ブランドの体系化から、社内への理解・浸透、そして社員のブランド行動を具現化するまでのプロセスを体系的に学びます 。また、外部パートナーとの連携方法や、経営層を巻き込むための具体的なポイントについても習得することで、自社で主体的にプロジェクトを推進する力を養います 。
講師紹介

GKダイナミックス シニア ブランド ストラテジスト
山下カズユキ氏
1990年ヤマハ発動機に新卒入社後、海外事業に20年間携わり、中国と米国に12年間駐在。帰国後、2013年よりコーポレートブランディングとインターナルコミュニケーションのリーダーに就任し業務改革を進め、自らプロデュースしたツールやコンテンツで社外コンテストの受賞を多数経験。その後デザイン本部でブランド戦略、経営企画部で全社戦略を担当。 海外駐在中に欧米グローバル企業のブランディングとインターナルコミュニケーションに興味を持ち、帰国後からライフワークとして国内外企業の事例収集や研究を本格的に開始。 現在は、1950年代創業の世界的なデザインファーム「GKグループ」で、ブランディング、コミュニケーションデザイン、クライアントの新規事業開発等に携わり、企業実務者の教育研修講師や組織開発セミナーへの登壇など幅広く活動している。 活動理念は「ブランディングの進化をサポートし、日本企業を元氣にする!」 早稲田大学 商学部卒 中国 北京対外経済貿易大学 中文研修科修了 宣伝会議 編集・ライター養成講座 講師 宣伝会議 インナー広報実践講座 講師 社会構想大学院大学 ゲスト講師(2022年) 社内報アワードICP部門 審査委員長(2021年)
講師からのメッセージ
ブランディングに携わって20年以上になります。その間、インコミやインナーブランディングに取り組む国内外企業の実務者の方々と交流して来ました。素晴らしい成果を出されている企業には以下の共通点があります。
・中長期的な戦略を策定している
・経営層の積極的なサポートや巻き込みがある
・担当者が本氣で取り組んでいる
多くの企業では社内で前例の無い仕事ですが、担当者が少しの勇気と覚悟も持って取り組めば、職場の雰囲気が変わってきます。本氣で仕事に向き合う方々の受講をお待ちしています。
カリキュラム
時間 | 講義内容 |
---|---|
第1部 | インコミの全体像をつかむ ・インコミの基本・社内広報との違い ・エンゲージメントとは ・社員のココロを動かすコンテンツ コーポレートブランディングの全体像 ・コーポレートブランディングの基本 ・実践からのエッセンス共有 ・中期計画とKPI・KGI設定 |
第2部 | インナーブランディングの進め方 ・自社らしさを考える ・インナーブランディングの進め方 ・KGI・KPIと推進体制づくり 戦略立案ワークショップ ・グループワーク ・個人ワーク ・気づきの共有 ・質疑応答 |
※上記内容は作成時のカリキュラムです。最新動向に応じて、講義内容は適宜アップデートしてまいります。予めご了承ください。
概要・パンフレット
受講形態 | 東京会場(南青山)開催&オンライン(ZOOM)開催 | |
---|---|---|
開講日 | 【11月開催】2025年11月27日(木) | |
講義時間 | 10:00~17:20 | |
定員 | 30名 ※東京会場(南青山) | |
受講のご案内 | ※オンライン配信でご受講の皆様へ | |
受講料金 | 1名受講 | 59,000円(税込 64,900円) |
割引チケットについて | ※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 | |
受講対象 | 企業、団体(財団法人、社団法人、独立行政法人、医療法人、NPO、NGOなど)、教育機関、行政、自治体の広報担当者や経営企画部門、コミュニケーション組織のリーダー、マネージャーの方 など | |
資料・パンフレット | ||
注意事項 | 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。 |
・体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。
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