メーカー営業職のための消費者分析に基づくバイヤー攻略講座のアイキャッチ画像メーカー営業職のための消費者分析に基づくバイヤー攻略講座のアイキャッチ画像

商談を成功に導き、自社商品の棚を拡充するための新たな切り口。


メーカー営業職のための消費者分析に基づくバイヤー攻略講座

「押し売り」ではなく「納得」を引き出すために。 新たな提案は、データから作り出す。

相次ぐ値上げに加え、そもそも減り続ける購入者の母数というメーカー側としては如何ともし難い影響が、営業活動を難しくしています。この影響は大きく、ブランドの蓄積によって棚が確保できていた企業であっても、「棚面積の縮小」という形で影響が出ています。そこで必要となるのは、新しい「切り口」と「提案」です。そしてその提案とは、顧客層、来店頻度、購入点数、そして購買動機等をデータで分析し、そこから新しい可能性を感じさせる提案です。しかし、入手できるデータには偏りがあり、またデータから提案に結びつける研修を社内で充実させる企業は多くありません。
そこで宣伝会議では、売場を開発するためにいかなる視点でデータを分析し、提案まで結びつければよいのか、そしてバイヤーから求められるメーカーの提案ポイントを解説する「メーカー営業職のための消費者分析に基づくバイヤー攻略講座」を開講いたします。

受講対象

・提案の新しい「切り口」を探せずに困っている方
・データを用いて「仮説」を作り、データで「検証」を行う提案活動を実現したい方
・商談時に提案している数字は「商品スペック」の紹介のみとなっている
・データの読み方や使い方が各メンバーの我流になっている部署
・商談の際に有効なデータとは何か?について部内でも意見が収斂されていない方

この講座で得られるもの

向上に資するセオリーを知ることができる

商品スペックデータから脱する視点を獲得する

トレンドを味方につけ、自社商品の必要性を訴求できる

卸売業の立場から見た、小売業の変化を業態別に捉える

バイヤーに響く企画・企画書の作り方を習得する

このような方に最適な講座です。

scene #1

社内のデータや外部から買ったデータは多くあるが、結局、宝の持ち腐れになっている。

scene #2

マーケや商品企画が部門ごとに分析資料を作るが、提案に活かせない。

scene #3

「商品のスペック」を解説する数字ばかりで、提案先が興味を失っている。

scene #4

「新しい提案をもって来て」と毎度言われてしまい、訪問が億劫になっている•。

scene #5

データから「仮説」を見つけようにも、当たり前のことしか分からない。

scene #6

説明の途中にバイヤーから「実際に買いに来るの?」と遮られてしまう

「納得」を引き出すデータ活用の方法が分らなければ、商談では使えない。
必要なのは、分析のセオリーと提案に結びつける力。

理解の手順

有効な提案に必要となる「データの種類」と、分析に「不可欠な視点」の両方を学ぶことで、机上の空論ではない実務で使えるデータ活用を学ぶ。

講義のポイント

Point1: 分析の基本と、売上向上につながる分析方法を知る

自社に集まっているデータは各種存在します。しかし、データはあっても活かせていない企業が多くあります。その原因は3つ、1つ目は分析の視点が不足していること、2つ目は商談で有効となるデータの姿がイメージできないこと、3つ目が提案で使えるデータがそもそも不足していること、この3つのいずれかが足かせとなって提案に繋げられていない状況が生まれています。
そこで本講義は、分析の基本を知った後に、売上向上に資するデータの考え方を知り、①~③を自社で照らし合わせ、何が次に必要となるのかを考える視点を養成します。

Point2: 新しい分析手法を知り、時代に遅れない提案を作る!

既に手元に集まっているものだけで、新しい提案を作ることができる場合もあれば、競合との位置関係で、さらに深い提案をする必要がある場合もあります。そこで有効となるのが、新しい分析手法です。
具体的には、より顧客の理解の解像度を上げることよって、行動を可視化し、自社商品と小売り店舗への誘導確率を高めることができる分析です。その新しい提案に必要な視点を学びます。

Point3: データを使って「提案できる力」を養成する!

どれだけ素晴らしい分析であっても、バイヤーや商品納入担当者を納得させなければ意味がありません。そこで、数字の羅列ではない、先方の「納得」を引き出すためには、提案書にデータを用いた商品を導入する「メリット」や「必要性」「必然性」を強く意識させる工夫が必要となります。
そこで、フィニッシュワークとしての提案書への繋ぎ込み方、表現方法を学びます。



バイヤーに“伝わる”「1枚企画書」の構成
2023年5月号 販促会議
「消費者ニーズを見据えたメーカーの売り場提案」より

現場で実践する力を習得する!

今すぐ申し込む

講座で学ぶこと

01 データに向き合うための「前提」を理解する

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「売場を獲得する」という最終目的に資する分析が必要です。しかし、いざ分析を始めてみると、提案先(店舗・卸・バイヤーなど)にどのような分析を示すことができれば良いのか分らず、途方に暮れてしまうことがあります。それを回避するためには、そもそも、データにはどのようなの種類があり、データをどう分析することによって、どのようなアウトプットが出るのか、を予め知っておかなければなりません。そこで本講座では分析を始めるための最初の一歩であるが抜けて落ちてしまっている「分析の基本プロセス」を総ざらいし、また現在のトレンドとなっているデータについて、まずインプットし、分析のための準備を行います。

02 どのような分析が売上に繋がるのか?

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分析でよくあるのが「その分析は結局、うちにとってどんなメリットがあるの?」と切り返されるパターンです。これには2つ課題が存在し、まず分析という手段が目的になっているパターン、そしてもう1つは分析の粒度が荒すぎて実務で使えないパターンです。必要なのは、分析の精度を上げ課題解決に資する、提案先に喜んでもらえる分析を作ることです。そこで本講座では、一般的な位置情報分析から何を各指標で把握すべきかを知り、そして、実際の顧客を動く提案をするために、顧客インサイトを得るための分析を知ります。これらの視点を知ることで、自分達は「どの切り口で提案を作っていくのか」を考えることができます。

03 「実際に買いに来るの?」に応える分析

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提案先はデータの羅列やデータをまとめたものだけでは、納得はしません。必要なのは、提案先に「確かにそう言われれば、そのような顧客に買ってもらえる機会を作ることができるかもしれない」と感じてもらうことです。そのためには、事実に基づく特性(■■のような購買特性を持つ顧客は、同時に▲▲のような商品も購入する傾向にある)から、提案先の店舗までを、新たな購買パターンで「繋げる」ことが必要です。ここが抜け落ちた商品のスペックデータだけの提案を行っても、納得は引き出せません。そこで、講義内ではデータの「組み合わせ方」を学びます。

04 ID-POSと外部データで、 インパクトを示し、そして課題と施策とを因果で繋ぐ

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魅力的な提案と思ってもらうためには、提案先の「その課題は、何とかしたかったもの」という顕在的な課題への解決策を提示するものと、もう1つは「言われてみるまで、そこは考えていなかった」という潜在的な課題に気づいてもらう提案の大きく2つがあります。そして、両者に共通して必要なのは、放置できないインパクトがあることと、課題と施策との因果関係を示すことです。そこに「データ」活用の重要性があります。販売の傾向を炙り出し、「何に効く施策」であるのかを明示し、そして実際に小売り側がメリットを実感できる提案へと繋げていく手法を学びます。

05 提案書はデータの貼り付けではなく、ストーリー。

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提案書には「分析」そのものを記載するのではなく、「提案」を記載しなければなりません。しかし、正確性を求めるあまりデータを貼り付け過ぎてしまうと、読み手にはただただ負荷となります。また、端折りすぎてデータから導き出せないような提案では、信頼が揺らぎます。分析と提案を違和感なくまとめあげる手法が必要です。そこで、提案を「ストーリー化」することで、採用の確率を上げることができます。講義では、提案にまとめるストーリー化のエッセンスをお伝えします。

講師紹介

内山英俊 氏

unerry

代表取締役社長CEO

内山英俊 氏

ミシガン大学大学院コンピュータサイエンス修士。PricewaterhouseCoopers・A.T. カーニーにてハイテク・金融業界の新規事業立案や企業再生を担当。サイバードで公式モバイルコンテンツ部長を務めた後、2008年にANALOGTWELVE社を共同創業し、オムニチャネルの成功例創出に寄与。 2015年、株式会社unerryを創業してリアル行動データプラットフォームを構築し、リテールDXやスマートシティでの活用を推進。EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2022ジャパン、Japan Venture Award 2021受賞。

越尾 由紀氏
True Data 執行役員

越尾 由紀氏

流通コンサルティング営業部門、データサイエンス部門、およびIT部門を統括。ビッグデータとAIの活用やDXを推進するとともに、データマーケティングの第一人者として、教材開発やセミナー講師なども務める。前職ではエステーにてマーケティング業務に従事。

 古城 尚子氏

国分グループ本社

マーケティング・商品統括部
マーケティング部 企画課長

古城 尚子氏

国分グループ本社に入社以来マーケティング部門に従事し、トレンド予測や様々な提案手法を確立。国分グループ創業310年を記念したマーケティング書籍『食が楽しくなる♪365日の〇〇』(2022年12月出版)の編集に第一人者としても携わる。

カリキュラム

カリキュラム

時間

講義内容

第1部
約90分

データ分析の基本から提案書作成まで

・データ分析のトレンドと基本プロセス
 データ分析の重要性/店舗マーケティングの移り変わり
 /マーケティングデータの分類/データ分析の流れ


・売上向上につながるデータ分析の方法
 商圏分析/ID-POS分析/プロモーション販促効果分析


・リアル行動ビッグデータを活用した新分析手法
 位置情報の分析手法/顧客インサイト分析


・表現力のある提案書作り
 提案書の基本構成/分析の表現方法の改善

第2部
約60分

データと発見で新しい提案を作る

1.「売れ続ける」カギはリピーター
 既存顧客のリピートVS新規顧客獲得/
 「売れる事」と「売れ続ける事」の違い



2.提案のための5W1H
 フレームワークで提案の骨子を作る/提案にはストーリーが重要/
 売上分解ツリーで提案に落とし込む


3.最後の一押しで商談を決める
 配荷を高める提案/ポテンシャルギャップに気づく提案/
 客単価を上げる商材選択の提案

第3部
約60分

バイヤーから求められるメーカーの提案のポイントを学ぶ

・卸売業の⽴場から⾒た、⼩売業の変化
 百貨店、コンビニエンスストア、スーパー、ドラックストア、ホームセンター、EC、外食など 業態別動向を把握する



・変化に伴うマーケティングに基づいた売り場の提案の必要性
 国分グループが考える「マーケティング」とは?


・メーカーとバイヤーの商談の変化
 小売業バイヤーの一ヶ月スケジュール、メーカー、卸、小売 それぞれの目的とは?


・メーカー営業が作成する提案資料でお願いしたいポイント
 「話が長い」「自社の話しかしない」「自社商品のことしか知らない」課題を解決するために…
 提案資料作成前に知っておくべきポイントを学ぶ!


・3ステップで作成する「1枚企画書」
 得意先に簡潔に、要点をおさえつつ、しっかりとつかまえられる提案資料の作り方!

お申し込み

・1名単位でのご受講は「1名受講」
・部門や全社でまとめて受講される場合は「オンデマンド研修」
・体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。

料金プラン

1名単位でのご受講におすすめ

1名受講 オンデマンド講座おすすめ
1名から受講できる
お申込み日から14日間視聴可能
受講料
59,000
(税込 64,900円)

講座概要

受講形態

宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信。
お申込日から14日間視聴可能。
視聴期間内であれば、ご自身の自由なタイミングで視聴できます。

受講方法

宣伝会議オンラインにログイン後、マイページの「オンライン講座を見る」に進むとご視聴いただけます。

講義資料

レジュメなどの講義資料は、動画視聴画面からPDF形式でダウンロード可能です。

視聴に関するご注意

受講には、実際に視聴される方のマイページ登録が必要です。申込者とは別の方が視聴する場合は、個別にお申し込みください。
※同一IDでの複数人視聴・上映などは禁止されています。
※本講義には質疑応答はありません。

※受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。
※お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。
※教室・オンラインライブ講座は、個人申込の場合、受講料について開講前のご入金を原則とさせていただいております。
※オンデマンド講座は、お申し込み後すぐに受講案内メールをお送りしており、メール受信後、ご視聴いただけます。 そのため、視聴の有無に関わらず、お申し込み後のキャンセルは一切、承っておりません。
詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。

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