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「セール」による購買動機づくりから抜け出し、
選ばれる「ブランド」になるために

アパレル業界のための
ブランディング講座

「性能が高い訳でもないのに売れる」と「こだわり満載なのに売れない」アパレルの差はどこに?

時代の最先端の素材を使っている訳でも、有名なデザイナーが入っている訳でもないのに、顧客から支持され売れ続けるアパレルが存在します。「機能性はうちの商品の方が上だ」「原価で言うとこちらの方が高く、良い素材を使っている」はずなのに新規顧客から振り向いてもらえない・・・。一体、この差はどこにあるのでしょうか?実は、メーカー側にとっての「大きな差」は、顧客にとっては「小さな差」であり、購買要素にはなっていないことが背景にあります。これを逆転させるために必要なのは「機能的な差」ではなく、「顧客の頭の中での差」をいかに作れるのか、その手法が必要とされています。これがいわゆる顧客から選ばれる必然づくり、つまりブランディングです。
ブランド化できたアパレルは、コロナ禍においても好調な売上を推移し、前年越えを毎年更新しています。しかしブランドをつくる方法は印象論で語られることも多く、特にアパレルではロゴや服のデザインなど印象論で語られることが多いため、ブランドの構築法についてはほとんど知られてはいません。そこで本講座では、「ブランド」をつくるための方法について、基礎から解説をします。

この講座で得られるもの

  • 漠然としたイメージの「ブランディング」を、実際の活動に落とし込むことができる

  • 単なる印象論を知るのではなく、何がブランドを規定するのか、実務活用の視点で事例を知ることができる

  • アパレル業界におけるブランド構築には何が必要か、0から理解ができる

  • ブランドを構成する要素を解像度高く理解することで、ブランディング=イメージ戦略とならずに済む

  • ブランド立ち上げ担当者がまず知っておかなければならない前提を抑えることができる

このような方に最適な講座です

断片的なブランドづくりの「イメージ」では、実務では通用しない。
必要なのは具体的にブランドを構築できる理解

理解の手順

印象論から抜け出し、模倣とは異なる「アパレルブランドづくり」を3段階で学ぶ

  • 「かっこいいイメージをつくること」がブランディングではないと知りつつも、では「何が必要なのか?」と問われると、案外、回答できないものです。しかし、ここが明確になっていないと、自分達でさえ定義でないものを、顧客は「差」として認識しません。ブランドに何が必要なのか、実際に失敗や経験を通じて学ぶこともできますが、まずはブランディングに成功している企業、ブランディングに課題を持つ企業の両方から学んだ後に、自社のブランディングに取り掛かることは、決して遠回りなことではありません。

講義のポイント

  • 第1段階:ブランディングとは何かを明確に知る

    ブランディングの基本概念が抜け落ちた状態で、各アパレル企業を個別に分析をしても、抜け漏れがある状態で行う分析は効果を持ちません。まず知るべきなのは、「ブランディング」とは何か?ということです。ブランディグとは「顧客から選ばれる理由づくり」と言われていますが、その理由はどのようにして生まれるのか、それを説明できる状態になることが第1段階です。

  • 第2段階:アパレル業界におけるブランディングに何が必要か知る

    ブランドの理解が出来た後は、いよいよアパレル業界特有のブランディングについてです。そしてアパレル業界でブランドを構築するためには必須の理解が大きく2つ想定されます。まず1つが「ターゲット」と「アンチ」についてです。アパレルは常にユーザーとアンチのバランスを可変的に取り、作り上げていくものです。もう1つが「ポジション」です。顧客にとって「どこに位置するブランドであるか」という認識づくりです。これらを理解することが第2段階となります。

  • 第3段階:アパレル業界のブランディング事例を知る

    ブランドづくりとアパレル業界におけるブランディングを知った後に、事例を知ることで、より解像度高く、各企業事例を理解することができます。そしてこの理解こそが、自社でのブランディングの推進力となります。なぜあのアパレルは人気となっているのか、なぜあのブランドは頭打ちになってしまうのか、それを理解することで原因と対策が見えてきます。これが第3段階です。

現場で実践する力を習得する!

講座で学ぶこと

  • 01

    「ブランド」が必要な時代のブランディングを学ぶ

  • 02

    「アパレルブランド」として、いつ、何が必要なのかを知る

  • 03

    企業事例から「やるべきこと」と「回避すべきこと」の両方を知る

講師紹介

  • 矢野 健一氏
    D&Fクリエイツ株式会社 代表取締役社長

    新入社員としてアンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。主にメーカー、サービス業の業務改革や経営効率化のプロジェクトを推進。その後、45歳までに社長になると決意。そのためにはマーケティングの力が必須であると確信してP&Gに転職。 当時、最短記録でブランドマネジャーに昇進すると、「ファブリーズ」、「プリングルズ」、「パンパース」のブランドマネジメントを担当。その後リーバイ ストラウス ジャパンのマーケティング責任者を経て、42歳でモルソン・クアーズ・ジャパンの代表取締役社長に就任。予定より3年早く夢を果たす。ZIMAとコロナビールを柱に2年連続で歴代売上記録を更新し、大きく業績を伸ばす。 その後はブルーボトルコーヒージャパンの代表、アサヒコの代表取締役社長として、社員中心の経営、3rdウェーブコーヒーのブランド育成や海外進出、プラントフォワード事業などの新規事業を推進。 現在は経営・マーケティングのコンサルタントとして独立。会社のパーパスやバリューを商品と一緒にブランディングして競争力に変える三位一体ブランディング手法を開発して、社員が誇りとやりがいをもって働く環境づくりを目指して活動している。

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現場で実践する力を習得する!

カリキュラム

カリキュラム
時間 講義内容
第1部
110分
  • ブランディングとは何か?
  • ・なぜ「ブランド」が必要なのか?
  • ・ブランディングとは何か?
  • ・ブランドエクイティを形成する16の要素
  • ・ブランディングの事例
  • ・覚えておくべきブランディングのお話
  • ・ブランディングの4つのタイプ
第2部
30分
  • アパレル業界のブランディング
  • ・問題解決型vs. 共感型のブランディング
  • ・アパレルのターゲティング
  • ・アパレルブランドの4つのステージ
  • ・「定番」のジレンマ
  • ・顧客が離反していかない汎用定番の5つの条件
  • ・各ステージに求められるブランディング軸
第3部
15分
    アパレル業界のブランディング事例
  • ・New Hope のブランディング
  • ・Specialists のブランディング
  • ・Benchmark のブランディング
  • ・ユニクロライン
第4部
80分
    ブランディングを実践するためのケーススタディ
  • ・ケース1:業界No1に挑むためのブランディング
  • ・ケース2:規模を大きくする時に気を付けるブランディング
  • ・ケース3:ブランド強化に貢献する店舗ブランディング
  • ・まとめ

概要

概要
受講形態 宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信
通常7日間 (土・日含む)視聴可能のところ、
4月30日(火)までのお申込みで、21日間視聴可能になります。
受講のご案内 【実施上の注意】
本講義は、オンライン配信講義となりますご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での視聴・社内上映などは固くお断りしております。

【受講上のご案内】
・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。該当期間内に宣伝会議マイページの「オンライン講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。
・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。
・本講義には質疑応答はございません。

【レジュメについて】
講義資料はご視聴頂くマイページからPDF形式でダウンロードしていただきます。
受講料金 1名受講
オンデマンド講座
49,000円(税込 53,900円)
申込金5,000円(税込 5,500円)含む
人数無制限
オンデマンド研修
500,000円(税込 550,000円)
例)60名受講で1名8,333円に
人数無制限について
  • ・(受講手順)申込後、全受講者の視聴開始まで、最短で3営業日ほど要します。申込後に、事務局から別途、視聴開始日や受講者を指定するためのご案内をお送りします。
  • ・(視聴開始日)視聴開始日は、数日~数カ月先の指定も可能です。受講者への事前連絡も想定し、余裕をもった申込みをお勧めします。
  • ・(視聴期間)視聴期間は7日間で、延長キャンペーン対象外です。
  • ・(対象)人数無制限の対象は、同一の企業・団体の従業員の方です。親会社・子会社・関連会社の従業員の方は対象外となります。
    ※お申込に進む際「ご自身が受講する」「ご自身以外が受講する」との選択肢が出てまいります。こちらは1名受講に関する選択肢となりますため、人数無制限プランの場合はいったん「ご自身が受講する」を選択ください。その場合も、ご自身以外の複数名で受講いただけますのでご安心ください。
  • ・(年間割引)人数無制限で6講座以上をまとめて申込みをすると、年間割引の対象となり、全講座の視聴期間3倍(21日間)、カリキュラム編成ご支援等、様々な特典が受けられます。
年間割引プランの設定方法
割引チケットについて 法人割引窓口の設定方法

※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約7割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。

受講対象 企業および団体の人事、採用担当者の方
注意事項 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。
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