詳細情報
講座について
消費スタイルの変化に伴って、企業もモノとしての商品を売るのではなく、コトを満たすサービスの提供が求められています。そこで、自社が提供できる価値を見つめ直し、消費者の目的達成を長期にわたってサポートするサブスクリプションを推進する企業が増えています。一方で、既存のビジネスモデルや社内体制を変えられない、商品の売り方だけを変えて失敗するケースが多くあります。本講座では、サブスクリプションの本質や市場環境の理解を深め、自社での実施を想定した社内の体制づくり、運用や評価方法を学んでいきます。
開講の背景
クルマをはじめ、洋服やエンタメコンテンツまで定額制への移行が進んでいます。その理由のひとつとして、「所有から利用へ」と消費スタイルが変わっていることが挙げられます。そもそもクルマを持つこと自体は目的ではなく、移動の手段に過ぎません。洋服は自分をよりよく見せるため、エンタメコンテンツはフリーな時間を楽しむための一手段です。そうした目的の達成を求める消費者に、企業は長期的な視点で「サービス」を提供する必要があります。
受講対象
・これからサブスクリプションに取り組むか検討している方
・サブスクリプションを始めたものの、行き詰まっている方
・既存事業の刷新を考えている方
カリキュラム
時間 | 講義内容 |
10:00-12:00 | サブスクリプションの本質を理解する |
13:00-15:00 | 企業活動における具体的な変化をつかむ |
15:20-17:20 | 実践を想定した価格設定、KPI・ROIの考え方 |
講師紹介

アーキセプトシティ代表
クリエイティブ・ディレクター
室井 淳司氏
新規事業・サービス開発、ブランド戦略、空間開発、広告コミュニケーション等において、企業のトップや事業責任者にクリエイティブ・ディレクターとして並走する。広告・マーケティング界に「体験デザイン」を提唱し、リアルとデジタルを融合したブランド体験のデザインからサービスの実装に強みを持つ。著書「すべての企業はサービス業になる〜変化を俯瞰しブランドをアップデートする10の視点〜」「体験デザインブランディング〜コトの時代のモノの価値のつくりかた〜」宣伝会議より上梓。

電通 ビジネス共創ユニット
シニア・コンサルティング・ディレクター
横山 勝氏
1998年入社。電通のインターネットメディアビジネスの創業メンバーとして、マルチチャネル・ビジネス・センター サイバー・アドバタイジング部に配属されて以来、一貫してデジタル関連領域の専門部署に所属。インターネットビジネス黎明期から、デジタル領域の新規事業の立ち上げ、成長の支援を数多く行う。現在はビジネス開発系の業務を中心に担当。デジタル領域の活動支援、新市場開拓、営業開発支援などの事業コンサルティングに従事する。

デジタル戦略・マーケティングコンサルタント
株式会社CustomerPerspective 代表取締役
武蔵野大学データサイエンス学部 客員教授
事業構想大学院大学 事業構想研究所 客員教授
紣川謙(かせがわ けん)氏
スタートアップから東証プライム上場企業まで様々な企業をアドバイザーとして支援。SaaS/サブスクリプション事業の支援多数。エンジェル投資家としてSaaSを提供する複数のスタートアップ企業に投資。 前職ではアマゾンジャパンの経営メンバー、バイスプレジデントとしてコンシューマー・マーケティング統括本部長、プライム統括事業本部長を歴任。 寄稿:マーケティングDX最新戦略2022「今なぜカスタマーサクセスなのか」(日経BP)、サブスクリプション2.0 (日経BP)
お申込み
受講形式には、「オンデマンド」「ライブ」「教室」の3種類がございます。
こちらの形式で直近の開催予定はありません。 他の開催形式もご確認ください。
この講座をシェア
この講座を見た人はこんな講座も見ています
- EC_CUBE_URL: https://www.sendenkaigi.com/product/add_to_cart/