企業の大小に関わらず、自社の顔としてwebサイトを開設しているように、多くの企業が公式SNSを運用しています。無料で運用ができ、新商品のプロモーション、イベントへの集客、顧客サポートや人材採用まで広く活用できるSNSは、いまや企業活動のインフラと言えるでしょう。しかし、手軽にアカウント開設が出来る反面、その運用に悩んでいる担当者は少なくありません。既に開設されたアカウント運営を任された担当者の中には、前任者から引き継いだ内容にマンネリ化を感じる方もいます。新たにアカウントを立ち上げた担当者も、とにかく継続して投稿を続ける事に、まずは目が向きがちになってしまいます。
多くの担当者は、惰性でSNSの運用を行うのではなく、目的を持った運用を行っていきたいと考えているはずです。しかし、日々のコンテンツ作成・投稿に忙殺され、KPIの設定やそもそものSNS運用目的すら時間をかけて考える事ができない状況にあります。さらに、その悩みを共有できる人材や解決できるノウハウも社内には多くありません。継続して成果を出すためには、目の前の作業を効率化し、コンテンツ企画など、よりクリエイティブな部分に工数を割く必要があります。そこで宣伝会議では、成果を出し続けるSNS運用のために、コンテンツや運用体制、外部パートナー会社の活用方法を学ぶ「SNSコンテンツディレクション講座」を開催します。
何を目的に、どんな媒体を運用するかは、作成するコンテンツの根幹にかかわります。SNS活用の目的を整理したうえで各媒体との親和性を考えます。
コンテンツの作成と運用の仕組化で日常業務の効率化が図れます。その他、コメントや、緊急時の対応など、どのような体制でSNSを運用していくのかを考えます。
実際に手を動かすパートナー会社側の考えを知ることは、指示出しの質を向上させます。外部の力を借りる事も選択肢の一つとして、要領を得たディレクション方法を学びます。
タイミングが肝のTwitter、落ち着いたコンテンツも読まれるFacebook、世界観が重要なInsta-gramなど、それぞれのSNSによって特徴があります。自社の目的に沿った使い分け、コンテンツの出し分けが出来れば良いですが、担当者は目の前にある投稿内容の作成に手いっぱいで、上流の戦略をゼロから考えるリソースが不足しがちです。しかし、効率よく成果を出し続けるに、まずは樹の根幹をしっかりと定める必要があります。講義では、改めて各SNSの特徴を押さえた上で、目的とする運用戦略との親和性を考えます。また、先進企業の運用事例を知ることで、自社に置き換えた時のイメージを醸成します。
実際の運用オペレーションは定型・非定型の業務に分けることが出来ます。各SNSの投稿内容に関わってくる、流行・勝ち筋のコンテンツ。目的に対する評価指標である、KPI。緊急時の対応やガイドラインの策定などについてノウハウを蓄える事により、運用体制を構築し、都度、担当者の手を止める非定型業務を減らします。定型の業務を増やすことは、コンテンツ企画や他施策との連動など、よりクリエイティブな業務に時間を回すことにも繋がります。講義では、SNSの運用に関する知識を得る事で、効率的に運用PDCAを回すことができる体制づくりについて考えます。
外部パートナー会社の活用は、成果を出しつつ息の長い活動を行っていく選択肢のひとつです。決まった情報をディレクションする制作物などと異なり、アカウントごとに人格が表れる企業SNSは、作業内容の共有だけではなく、時にはパートナー会社が、商品・サービス、企業文化を深く理解する必要があります。パートナー会社が準備した投稿写真が、自社のイメージとは合わず、何度もやり取りした結果、最終的に企業の担当者が自分で探すことになるなど、社外の人間と共に活動する難しさがそこにはあります。適切なディレクションを行うことで、手離れよく成果を出す方法を学びます。
時間 | 講義内容 |
約90分 |
SNS運用の方針と戦略 ・SNS運用目的の確認 ・利用するメディアとその理由 ・各SNSで出来ること ・戦略を立てる ・リソースの確保 ・内製部分と外注部分の振り分け |
約130分 |
効率的な運用のための体制づくり ・実際のオペレーション ・KPIの考え方 ・各SNSの勝ち筋コンテンツ ・内製すべきこと外注すべきこと ・ガイドラインやチェックポイント ・ワークショップ |
約60分 |
外部パートナーの活用とSNS運用体制 ・SNSコンテンツの目的/目標設計のポイント ・社内の他部署をどう巻き込むか ・外部パートナーとの関係性 ・ディレクションのポイント |
田村 憲孝氏
一般社団法人ウェブ解析士協会SMM研究会
代表
宍戸 崇裕氏
株式会社BOKURA
代表取締役社長
浅田 英伸氏
井村屋株式会社
商品営業企画部 部長
宣伝会議の教育講座には、受講形式が複数あります。ご都合に合わせてお選びください。
※一部カリキュラム、講師情報等が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
オンデマンド配信
ライブ配信
会場移動なく、オフィスや在宅で、チャットを活用しながら双方向でのオンライン受講が可能です。
教室開催
万全の感染対策の整った会場において、対面で、講師による直接指導を受けることが可能です。
オンデマンド配信講座
開講日 |
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開催場所 |
【受講上の禁止事項】 おり、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、 宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での 視聴・社内上映などは固くお断りしております。 会議室等で複数人が視聴する上映会は、著作権法第22条の2に定められて いる権利者の「上映権」を侵害する無断上映=違法行為となります。 違反行為が発覚した場合、法的対応を含む、しかるべき措置を取らせていた だきます。複数名受講には、人数分のお申込みか、下記のオンデマンド研修 (人数無制限プラン)をご利用ください。 https://lp.sendenkaigi.com/ondemand-unlimited 【受講上のご案内】 ・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。 該当期間内に宣伝会議マイページの「オンライン講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。 ・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。 ・本講義には質疑応答はございません。 |
受講価格 |
49,000円(税込 53,900円) ※申込金5,000円(税込 5,500円)を含みます |
補 足 | ![]() ※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約7割引(12,500円)におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 |
資料PDF | ![]() |
注意事項 |
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オンデマンド研修(人数無制限プラン・7日間視聴)
開講日 |
2022年10月01日(土)
・人数無制限プランは、常時お申込受付中です。 |
受講価格 |
500,000円(税込 550,000円) |
補 足 |
※お申込に進む際、「ご自身が受講する」と「ご自身以外が受講する」の選択肢が出てまいります。こちらは講座の単品受講前提の、この人数無制限プランとは関係のない選択肢となりますので、いったん「ご自身が受講する」を選択ください。
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注意事項 |
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